LDACに対応したが、iPhoneユーザーは注意 QCY Crossky C30S レビュー【提供 QCY】 | 繊細ガジェットレビュー
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LDACに対応したが、iPhoneユーザーは注意 QCY Crossky C30S レビュー【提供 QCY】

オーディオ

こんにちは、isukoです。

イヤーカフイヤホンは耳をふさがないうえ、メガネにも干渉しないので、私は好んで使っています。

以前、前モデルのCrossky C30をレビューしました。

コスパトップクラスのイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンでは? QCY Crossky C30 レビュー【提供 QCY】
QCY Crossky C30をレビューしました。オープンイヤー型イヤホンでは耳かけタイプ、イヤーカフタイプを含め、これまでレビューしてきた中で音質はトップクラスだと思いました。

まだイヤーカフイヤホンの種類が少ない中では、完成度が高いと感じました。

そんなQCYから、このCrossky C30に高音質コーデックのLDACに対応するなどの強化を加え、Crossky C30Sが発売されました。

しかし、私は現在iPhoneを使っており、LDACに対応したオーディオトランスミッターを使ってLDACで使おうとしたのですが、そこで大きな注意点がありました。

今回は、QCY Crossky C30Sをレビューします。

今回はQCYの提供でお送りします。

2025年5月22日23時59分まで、Amazonでクーポンコード「TFTUO48R」を入力することで、QCY Crossky C30Sを5%オフで購入できます。

Amazon商品ページに掲載されているクーポンとも併用できるので、よりお得に購入できます。

2025年5月22日23時59分まで、こちらのページのクーポンで、楽天市場でQCY Crossky C30Sを25%オフで購入できます。

QCY Crossky C30S 開封

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パッケージ表面には製品の画像が大きく印刷されています。

qcy-crossky-c30s-package-back

パッケージ裏面には製品の説明が日本語で書かれています。

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パッケージを開封すると、充電ケースとUSB-A to Cケーブル、日本語の説明書が入っています。

パッケージも中身も日本仕様なのは好感が持てます。

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重さはイヤホン単体で5.2g、充電ケース込みで43.1gです。

QCY Crossky C30S ペアリング方法

最初はイヤホンの絶縁テープをはがし、一度充電ケースにしまい、取り出すことでペアリングモードになります。

2台目以降はすでに接続したものを解除することでペアリングモードになります。

他の多くのイヤホンでは充電ケースにボタンがあり、そこでペアリングモードにできたりするので、この仕様は使いにくいところがあります。

ペアリングモードになったあとは、接続したいデバイスのBluetooth設定から「QCY Crossky C30S」を選択することでペアリングできます。

QCY Crossky C30S レビュー

デザイン

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充電ケースはガンメタリックといった印象で、個人的にはかっこいいと感じます。

前面にはQCYのロゴマークとLEDインジケーターがあります。

qcy-crossky-c30s-charging-case-back

背面にはUSB-Cポートがあります。

充電ケースにはボタンがありません。

見た目はスマートになりますが、ペアリングは面倒です。

充電ケースを開くと、上面の裏側には技適マークなどの表示があります。

イヤホンを取り出してみると、耳に触れる部分はマットな質感で、外側は光沢感があります。

個人的には光沢感はないほうが好みです。

イヤホンの前後は分かりにくいです。

また、イヤホンにLとRの表記がある通り、左右を区別なく使用することはできません。

接続部分はしなやかですが、少し戻りが弱く感じます。

使っていくうちに装着感に問題が出てくるかもしれません。

装着感

耳に触れる部分が狭いため、圧力が集中しているように感じます。

しかし、接続部分も耳に触れているため、安心感があります。

とはいえ、デザインのときに触れましたが、接続部分の戻りが少し弱いです。

使っていくうちに装着感に問題が出てくるかもしれません。

装着時の見た目

横から見たときは、外側に光沢感があるので、少し目立ちます。

上から見たときは、接続部分はほとんど飛び出していません。

音質

Crossky C30Sは高音質コーデックのLDACに対応しています。

私は現在iPhoneを使用しているため、そのままではLDACで接続できません。

そのため、LDACに対応したオーディオトランスミッターを使ってLDACでの音質をチェックしようとしました。

しかし、iPhoneではLDACでの接続を有効にすることができないようです。

そのためLDACを使用せずに音質をチェックしました。

qcy-crossky-c30s-application-equalizer-default

また、イコライザーは「デフォルト」にしました。

低音の量はちょうど良いです。

深い低音は少し物足りないと感じました。

ボーカルはちょうど良い距離感で、芯がありますが、もう少し伸びがほしいです。

高音は少し物足りないです。

音もれ

ふつうに音楽を楽しめる音量で50cmほど離しても、何の曲が流れているかわかる程度には音もれします。

静かな環境で使うのは控えたほうが良いと思います。

接続性

マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。

2台のデバイスに同時接続し、簡単に音声を切り替えられます。

操作性

耳の後ろに来るほうの外側にタッチセンサーがあります。

タッチ感度はアプリで調整できます。

しかし、タッチ操作時に何のフィードバックもありません。

操作ができているか不安になります。

操作の受け付け自体は早いです。

通話音質

実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。

静かな環境では少しこもっていますが、十分に使えると思います。

60dB前後のレストランの音を流した環境では、こもりが強くはなりますが、周りの音をカットしつつ、自分の声を届けられるのではないかと思いました。

バッテリー

イヤホン単体で6時間、充電ケース併用で40時間使用できます。

標準的なバッテリー持ちだと思います。

充電ケースはワイヤレス充電には対応していません。

アプリ

「QCY」アプリでイヤホンのカスタマイズができます。

qcy-crossky-c30s-application-top

最初の画面では左右のイヤホンのバッテリーの残りパーセントが表示されます。

qcy-crossky-c30s-application-top

右側の3点をタップすると、製品のカラーを選択できます。

赤っぽいカラーを選択できますが、Amazonで購入できるのはシルバーのみです。

qcy-crossky-c30s-application-audio

「音声」タブではイコライザーと、左右の音量差を変更できます。

qcy-crossky-c30s-application-equalizer

イコライザーは6つのプリセットを選択でき、さらにイコライザーをカスタマイズできます。

qcy-crossky-c30s-application-equalizer-customize

しかしカスタムイコライザーはクセが強いのか、バグなのかわかりませんが、カスタマイズが難しいです。

例えば31Hzの音量を上げていくと、全体の音量が小さくなってしまいます。

基本的にはプリセットを使用するのが良いと思います。

qcy-crossky-c30s-application-settings

「設定」タブでは1回タップから3回タップの操作を変更できます。

qcy-crossky-c30s-settings-touch

無効というのも設定できるので、誤操作を防げます。

qcy-crossky-c30s-application-settings-beep-sound

通知音の音量も調整できます。

通知音が大きいと感じる方もいると思うので、変更できるのは良いと思います。

qcy-crossky-c30s-application-settings-touch-sensitivity

タッチ感度も変更できます。

個人的には「高」にしておくのが良いと思います。

qcy-crossky-c30s-application-settings-2

低遅延のゲームモードも搭載しています。

通常時は150msほどの遅延を感じましたが、ゲームモードを有効にすることでほとんど遅延が気にならなくなりました。

「空間オーディオ」をオンにすると、空間が広がったような音になります。

外のスピーカーから流れているように感じるというわけではありませんが、自然に空間を広げてくれます。

注意点は、iPhone版アプリではLDACをオンにする設定がないことです。

iPhoneでもLDACに対応したオーディオトランスミッターを組み合わせることで、LDACで音楽を楽しめるようになりますが、Crossky C30SはiPhone版アプリではLDACで接続できるように設定できません。

ふつうにiPhoneを使っている方には大きな問題はありませんが、そうすると、LDACに対応しているという大きな特徴を活かせないので、他の選択肢もあると思います。

防水性能

IPX5の防水性能があります。

少し水にぬれる程度であれば問題ありません。

カラーと価格

カラーは今回レビューしたシルバーのみです。

アプリによると、レッド系のカラーもあるようなので、こちらも販売してほしいです。

Amazonでの通常価格は7,880円です。

まとめ

今回は、QCY Crossky C30をレビューしました。

良い点

  • 日本仕様になっている
  • 充電ケースのデザインが良い
  • 耳からの飛び出しが少ない
  • マルチポイントに対応している
  • 通知音の音量を調整できる
  • タッチ感度を調整できる
  • 低遅延のゲームモードを搭載している
  • 空間オーディオが自然に空間を広げてくれる
  • IPX5の防水性能がある
  • 価格が1万円を切っている

気になる点

  • 2台目以降のペアリングが面倒
  • イヤホンの光沢感が気になる
  • イヤホンの前後がわかりにくい
  • イヤホンの接続部分の戻りが弱く感じる
  • 装着時に少し圧力を感じる
  • iPhone版アプリではLDACの設定ができない
  • それなりに音もれする
  • タッチ操作時にフィードバックがない
  • イコライザーのカスタマイズが難しい
  • カラーがシルバーのみ

良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。

iPhone版アプリではLDACをオンにできないのが非常に残念です。

イヤホンの形状も最近のトレンドを考えると少し古い印象です。

一方、LDACに対応していながら価格は1万円を切っており、LDACを活用できるAndroidユーザーは選択肢に入ってくるのではないかと思います。

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