こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
イヤーカフイヤホンは耳をふさがず、メガネにも干渉しないので、私は好んで使っています。
そんなイヤーカフイヤホンが、コストパフォーマンスの高いイヤホンを販売しているEarFunとSOUNDPEATSから相次いで発売されました。
今回は、それらの2機種、EarFun Clip 2(以降、Clip 2)とSOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホン(以降、UU2)を徹底比較します。


EarFun Clip 2 vs SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホン 徹底比較
デザイン

充電ケースはどちらもマットな感じです。
見た目は似ている印象です。
Clip 2の充電ケースは横に長くなっています。

Clip 2は底面に、UU2は側面にペアリングなどを行うためのボタンがあります。

イヤホンはClip 2がマットな感じで、UU2は光沢感があります。
個人的にはマットなほうが好みなので、Clip 2のほうが良いと思います。

どちらも丸い部分と細長い部分が組み合わさったデザインで、前後がわかりやすいです。

Clip 2にはLとRの表記がある通り、左右の区別があります。
一方、UU2は左右の区別がありません。

接続部分は、Clip 2は横に長い形状なのに対し、UU2は縦に長い印象です。
どちらもやわらかく、戻る力も強いですが、Clip 2のほうがよりやわらかく感じます。


重さは、Clip 2がイヤホン単体で5.7g、充電ケース込みで49.4gです。


UU2がイヤホン単体で5.5g、充電ケース込みで47.5gです。
装着感
どちらも軽く、安定しています。
軽く頭を振った程度では、ずれません。
装着時の見た目

横から見ると、Clip 2のほうが全体的にマットなので、主張は少ないです。

上から見ると、接続部分の飛び出しはClip 2のほうが少ないです。
ただ、Clip 2は横に広いので、その点が気になる方がいるかもしれません。
音質
リファレンス環境については以下の記事をご覧ください。



どちらもLDAC接続で、イコライザーはClip 2が「適応イコライザ」、UU2が「適応型イコライザー」を使用しました。
これらのイコライザーはどちらも個人の聴覚特性に応じて調整してくれるイコライザーです。
このイコライザーで調整した音質がメーカーの表現したい音質なのではないかと思い、これらのイコライザーを使って音質をチェックしました。
全体的な感想としては、Clip 2のほうが違和感が少なく、聴きやすい印象です。
UU2は、耳をふさがないオープンイヤーイヤホンとは思えないほど強く・深い低音を表現できますが、ボーカルにこもり感があるのが気になりました。
ロック系
低音の強さ・深さはUU2が圧倒的です。
ただ、他の音域に被ってしまう印象です。
Clip 2でも低音の不足は感じませんでした。
ボーカルの質はClip 2のほうが良いと感じました。
声に深みがあり、聴きやすいです。
高音は意外にもUU2のほうが聴こえました。
UU2は音の分離感が良いため、聴こえやすいのかもしれません。
その点はさまざまな音が混じるサビでも感じられました。
どちらも分離感は良いですが、高音の聴こえやすさから、UU2のほうがさまざまな音に集中できる感じがしました。
ボーカルのサ行やタ行の声はどちらも刺さる感じではありません。
J-POP系
シンセサイザーや打ち込み系の音はClip 2のほうが自然です。
冒頭でボーカルの距離感が移動する箇所では、Clip 2のほうが距離感の変化を感じられました。
UU2は響きが強いためか、距離感の変化は感じにくいです。
洋楽ポップス系
どちらもリズムに乗りやすい低音ですが、UU2のほうが響きも感じられ、よりリズムに乗りやすいです。
低音とボーカルはClip 2のほうがバランスが良いです。
UU2は低音が強く感じます。
女性ボーカルの質感はClip 2のほうが深みがあり、リアルに感じます。
EDM系
生楽器の質感はClip 2のほうが深みを感じられ、リアルに感じます。
サブベースは、UU2は体に響くように感じられます。
Clip 2は低音が不足しているという感じではないのですが、体に響くとまではいきません。
男性ボーカルの質感はClip 2のほうがリアルに感じます。
UU2は不自然に響いているような感じがしました。
クラシック系
音量の変化はどちらもダイナミックに表現できますが、Clip 2のほうがよりダイナミックに感じました。
ヴァイオリンの質感はどちらもウォーム系ですが、Clip 2のほうがよりウォーム寄りです。
ヴァイオリンはClip 2のほうが深みがあり、リアルに感じました。
どちらも音が止まるべきときに止まり、余韻は美しいと感じました。
音もれ
UU2のほうが少ないです。

「SOUNDPEATS」アプリで「プライバシーモード」をオンにすることで、さらに音もれを減らせます。

Clip 2も「EarFun Audio」アプリで「マナーモード」をオンにすることで音もれを減らせます。
接続性
どちらもマルチポイントとLDACに対応しています。
ただし、どちらもマルチポイントとLDACは併用できません。
マルチポイントは利用したいものの、高音質で音楽を楽しみたいときには設定を変更しないといけないのは面倒なので、ぜひ改善してほしいと思います。
UU2は左右の区別がなく、どちらの向きでもイヤホンを充電ケースに収納できます。
イヤホンの左右は、イヤホンを充電ケースにしまっているときに識別されるようです。
接続の安定性については、人混みでLDAC接続で使ってみましたが、どちらも音の途切れは感じませんでした。
どちらも片耳で左右両方のチャンネルの音が聴けます。
操作性

どちらも物理ボタンでの操作です。
誤操作しにくく、押し心地で操作できているかがわかりやすいので良いと思います。
物理ボタンはClip 2のほうが飛び出しており、触り心地がしっかりしているので、見つけやすく、押しやすいです。
ただ、UU2でも物理ボタンの段差はしっかりと感じられるので、問題はありません。
どちらも装着検知センサーはついていません。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境ではどちらも十分クリアに聞こえます。
60dB前後のレストランの音を流した環境では、UU2のほうが全体的に音が大きく取り込めており、聞き取りやすく感じました。
バッテリー
バッテリー容量は、Clip 2はイヤホン単体は60mAh、充電ケースは490mAhです。
UU2はイヤホン単体は50mAh、充電ケースは500mAhです。
最大使用可能時間は、Clip 2はイヤホン単体で最大11時間、充電ケース併用で最大40時間です。
UU2はイヤホン単体で最大10時間、充電ケース併用で最大42時間です。
UU2は10分間の充電で最大2時間使用できる急速充電に対応しています。

一方、Clip 2の充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。
アプリ
Clip 2は「EarFun Audio」、UU2は「SOUNDPEATS」アプリでイヤホンのカスタマイズができます。
どちらも多機能で、さまざまな設定が行えます。
どちらもマルチポイントとLDACを併用できませんが、両者の切り替えはUU2のほうが楽です。

UU2は一方をオンにすると、もう一方が自動的にオフになります。
イコライザーはClip 2のほうが優秀です。


プリセットが、UU2が12個なのに対し、Clip 2は22個から選択できます。


カスタムイコライザーも、UU2は8個の音域を-6から+6で調整できるのに対し、Clip 2は10個の音域を-10から+10で調整できます。
さらに適応型イコライザーもClip 2のほうが使いやすいです。
適応型イコライザーとは、個人の聴覚特性を測定し、その結果に応じてイコライザーを調整してくれる機能です。


この測定方法が、UU2は音が流れているのがわかったときに画面をタップするのに対し、Clip 2は音が聞こえなくなる音量を自分で見つけていきます。
何度も音を聞けるので、より正確に測定できます。
防塵・防水性能
Clip 2はIP55の防塵・防水性能、UU2はIPX5の防水性能のみがあります。
防塵性能のあるClip 2のほうが外でもより安心して使えます。
カラーと価格
カラーはClip 2がホワイトとブラックの2色です。
UU2はブラック、ブルー、ベージュの3色です。
Amazonでの通常価格は、Clip 2が9,990円、UU2が7,280円です。
まとめ
今回は、EarFun Clip 2とSOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホンを徹底比較しました。
EarFun Clip 2はバランスが良い音質です。
イコライザー機能が豊富なので、さらに自分好みの音質にできる余地もあります。
充電ケースはワイヤレス充電に対応しており、使いやすいです。
SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホンは低音の強さが大きな特徴です。
とはいえ音の分離感が良く、それぞれの音にも集中できます。
左右の区別がなく使えるのが便利と感じる方もいるのではないでしょうか。
個人的にはSOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホンはどうしてもボーカルのこもったような感じが気になるので、EarFun Clip 2を使うと思います。
充電ケースを充電台に置いておくだけで充電できるのも便利です。
どちらも個別にレビューをしていますので、そちらも参考にして、良い買い物をしてください。



