1万円を切る価格でマルチポイントに対応 OneOdio A10(アップグレード版)レビュー【提供 OneOdio】 | 繊細ガジェットレビュー
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1万円を切る価格でマルチポイントに対応 OneOdio A10(アップグレード版)レビュー【提供 OneOdio】

oneodio-a10-outer オーディオ

こんにちは、isukoです。

マルチポイント(2台同時接続)とは、2台の端末に同時に接続することができる機能です。

マルチポイントは便利ですが、基本的に高価なイヤホンやヘッドホンに搭載されている機能という印象でした。

しかし、今回OneOdio様からヘッドホンを提供していただき、このヘッドホンは1万円を切る価格帯ながらマルチポイントに対応していました。

今回は、ハイレゾ認証を受けたアップグレード版のOneOdio A10をレビューします。

今回の記事はOneOdioの提供でお送りします。

OneOdio A10 スペック

公式サイトより抜粋

  • Bluetoothバージョン:5.0
  • バッテリー容量:800mAh
  • 再生時間:40時間(ノイズキャンセリング機能を使用しながら音声を再生する場合)
  • 充電時間:約2時間

OneOdio A10 開封

oneodio-a10-package-front

パッケージ表面にはヘッドホン本体の画像が大きく印刷されています。

oneodio-a10-package-back

パッケージ裏面には製品の説明などが書かれています。

oneodio-a10-unpackaged

パッケージを開封すると、しっかりとしたケースが出てきます。

oneodio-a10-case

ケースの質感は悪くなく、強度もありそうです。

oneodio-a10-case-opened

ケースを開くと、ヘッドホン本体と付属品が入っています。

oneodio-a10-accessories

付属品は説明書とヘッドホンを有線接続するためのケーブル、USB-A to Cケーブルが入っています。

oneodio-a10-outer

ヘッドホン本体はスピン加工が施されており、高級感があります。

oneodio-a10-inner

ヘッドホン内側は左右の識別がしやすくなっています。

oneodio-a10-buttons

ヘッドホンの下側には操作用の物理ボタンや端子が左右に振り分けられています。

oneodio-a10-display

ヘッドホン本体に技適の表示があります。

oneodio-a10-weight

重さは302.3gです。

OneOdio A10 レビュー

装着感

oneodio-a10-inner

クッション部分は少し薄めですがやわらかく、耳が痛くなるということはありません。

頭に当たる部分は人によっては痛みを感じるかもしれません。

音質

音質はノイズキャンセルのモードによって大きく変化してしまうので注意が必要です。

ノイズキャンセルオフのとき、

  • 低音にもう少し重みがほしい
  • ボーカルにもう少し伸びがほしい
  • ボーカルにもう少し芯がほしい
  • 高音は十分存在感がある

ノイズキャンセルオンのとき、

  • 音が軽い
  • 音が刺さりやすい
  • ボーカルにもう少し伸びがほしい
  • ボーカルにもう少し芯がほしい
  • 高音は十分存在感がある

外音取り込みモードのとき、

  • もっとも低音に重みがあるが、もう少し重みがほしい
  • ボーカルに伸びがある
  • ボーカルに芯がある
  • 高音は十分存在感がある

といった印象で、私は外音取り込みモードのときの音がもっとも良いと感じました。

また、A10は有線接続に対応しています。

有線接続の場合の音質は、

  • 無線時より低音に重みがある
  • ボーカルに伸びがある
  • ボーカルに芯がある
  • 高音は十分存在感がある

といった印象です。

有線の場合はハイレゾ認証を受けているのもあり、高音質で音楽を楽しむことができるポテンシャルはあると思いました。

しかし、無線ではそのポテンシャルが活かしきれていない印象なのが残念でした。

良い点

マルチポイント接続に対応

タイトルにも書いた通り、A10はマルチポイント接続(2台同時接続)に対応しています。

例えばパソコンとスマートフォンに同時接続している状態でパソコンの音声を再生しているときに、スマートフォンから着信があるとスマートフォン側の音声に切り替わり、そのまま通話をすることができます。

挙動も安定している印象で、安心して使用できます。

ボタン操作がしやすい

oneodio-a10-buttons

左耳側にはノイズキャンセルモードの変更のボタン、右耳側には音量の上下と電源ボタンがあります。

電源ボタンはでこぼこしており、手触りで判断することができます。

また、音量の上下のボタンが電源ボタンをはさむような形で配置されているので、押し間違いが防げます。

デザインに高級感がある

oneodio-a10-outer

スピン加工が施されているなど、見た目が良く高級感があります。

イヤホンやヘッドホンは音質だけでなく見た目も大事なので、良いと思います。

有線・無線で使用可能

oneodio-a10-accessories

A10は無線だけでなく、有線でも使用可能です。

有線接続することによりバッテリーの消費をおさえることができます。

有線でハイレゾ認証を受けている

oneodio-a10-package-front

製品パッケージ表面の左上にあるように、ハイレゾ認証を受けています。

有線接続のみなのは注意が必要ですが、ハイレゾ音源を高音質で楽しむことができます。

小さく折りたたむことができる

oneodio-a10-fold

A10は小さく折りたたむことができます。

連続再生時間が長い

連続再生時間はノイズキャンセリング機能を使用しながら音声を再生する場合で40時間とかなり長持ちです。

充電時間も約2時間と短いので、バッテリーを気にせず使用できます。

気になる点

ノイズキャンセル機能使用時に音質が大きく変化する

ノイズキャンセル機能を使用すると音質が大きく変化してしまいます。

周りの音を小さくしたいときには音が軽くなるのを許容しないといけなくなります。

ノイズキャンセル・外音取り込み機能は微妙

ノイズキャンセル機能は全体的にノイズが小さくはなりますが、除去しきれていないという印象です。

また、ノイズキャンセル機能使用時に若干ホワイトノイズが入っている感じがしました。

外音取り込み機能についてはあまり周りの音を拾っているという感じではなく、自分の話し声もこもってしまいます。

あまり実用的ではない印象です。

アプリに対応していない

A10はアプリに対応していません。

そのため

  • ボタン操作の変更
  • イコライザーを使用しての音質の調整
  • ノイズキャンセルモードの変更時の「オフ」のスキップ

などを行うことができません。

無線でのハイレゾ認証を受けていない

oneodio-a10-package-front

A10は有線ではハイレゾ認証を受けていますが、無線でのハイレゾ認証は受けていません。

そのため無線ではハイレゾ音源をそのままの高音質で楽しむことはできません。

有線ではハイレゾ音源を再生できるポテンシャルがあるだけに、残念に感じました。

有線接続の場合、音声再生しかできなくなる

A10は無線・有線接続のどちらにも対応しています。

しかし有線接続の場合、

  • ノイズキャンセルモードの変更
  • ボタン操作
  • マイク機能

が効かなくなるので注意が必要です。

まとめ

今回は、OneOdio A10をレビューしました。

ノイズキャンセル機能や外音取り込み機能はそれなりという印象ですが、1万円を切る価格帯でそれらの機能を搭載し、さらにマルチポイントに対応しているというのがすごいと思いました。

高価格帯のイヤホンなどでもマルチポイントの挙動が不安定だったりするのですが、A10は安定しているという印象で、マルチポイント目当てに購入してみるのも良いのではないかと思います。

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