こんにちは、isukoです。
これまでタブレットといえばiPadで、Androidタブレットはほとんどありませんでした。
しかし、最近はAndroidタブレットも複数発売されてきています。
iPadは高価になってきてしまっているので、安価なものも販売されているAndroidタブレットに興味がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、OPPO Pad Airをレビューします。
OPPO Pad Air スペック
※公式サイトより抜粋
- サイズ:約245.1 x 約154.8 x 約6.9 mm
- ディスプレイサイズ:約10.3インチ
- 画面占有率:83.5mm
- ディスプレイ解像度:2000 x 1200
- リフレッシュレート:最大60Hz
- タッチサンプリングレート:最大120Hz
OPPO Pad Air 開封
パッケージ表面にはOPPO Pad Airの画像が大きく印刷されています。
パッケージを開封すると、いきなりOPPO Pad Air本体が現れます。
OPPO Pad Air本体を取り出すと、その下には箱が入っています。
箱の中にはSDカードスロット取り出し用のピンとクイックガイド、安全ガイドが入っています。
OPPO Pad Air本体は横方向にインカメラがついています。
ベゼルの太さはそろっていて、すっきりとした印象です。
背面も横向きにOPPOロゴがあります。
背面は基本的にさらさらとしていますが、一部特徴的な形状をしています。
この部分は手触りが面白いです。
OPPO Pad Airの上側面には電源ボタンとスピーカー穴、Dolby Atmosのロゴが入っています。
本体右側面には音量ボタンとSDカードスロットがあります。
SDカードスロットはSIMカードスロットがつぶされたような形状になっています。
本体底面にはUSB-Cポートとスピーカー穴があります。
本体左側面には特に何もありません。
カメラはわずかに飛び出しています。
OPPO Pad Air レビュー
良い点
軽い
OPPO Pad Airは436.5gと軽量です。
手に持ってみても非常に軽いと感じます。
顔認証でのロック解除が快適
顔認証の設定は非常に簡単で、快適です。
縦向きでも横向きでもロック解除ができます。
また、目を閉じているときはロック解除できないような設定も可能です。
Amazon Prime Videoの動画をフルHDで再生可能
Amazonで多数販売されている安価なAndroidタブレットはAmazon Prime Videoを高画質で再生することができないことが多いです。
しかし、OPPO Pad Airはそれほど高価でないながらも、Amazon Prime VideoをHD 1080pの高画質で再生することが可能です。
ディスプレイも横に広いので、迫力があります。
ハイレゾ音源に対応していそう
Android端末の多くはSRC(サンプリングレートコンバータ)により、音声のビットレートが24bit/48kHz程度まで下げられてしまいます。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
しかし、OPPO Pad AirはSRCを回避し、ハイレゾ音源をそのままの音質で再生できていそうです。
気になる点
スペックはそう高くない
CPUはQualcomm® Snapdragon™ 680と、ミドルレンジのCPUです。
そのため、ゲームをよくするという人には向きません。
また、メモリも4GBとそれほど多くないので、同時に複数の作業を行うということも厳しいです。
基本的に軽量なアプリを使用するものだと思います。
指紋認証がない
OPPO Pad Airは指紋認証に対応していません。
私は手汗がひどいので指紋認証はほとんど認証できないので、顔認証があれば問題ないですが、気になる人は気になるかもしれません。
ウィジェットがあまり配置できない
私はiPad miniでカレンダーとショートカット、今日のタスク、習慣管理、Notion、天気のウィジェットを配置して使用してきました。
Androidタブレットではさらに多くのウィジェットを1つの画面に配置できることを期待していましたが、できませんでした。
OPPO Pad Airは6×5のアプリグリッドで、Pixel 6aの5×5のアプリグリッドとほとんど変わりませんでした。
そのため、OPPO Pad Airの1つの画面にカレンダーと今日のタスクを共存させることすらできません。
1つの画面により多くのアプリをウィジェットやアプリを配置できるようになってほしいと思いました。
ディスプレイを常に点灯しておけない
OPPO Pad Airは30分までしかディスプレイを点灯し続けておけません。
私は情報を常に確認できるようにする予定でしたが、若干不便です。
角度によってディスプレイの明るさが異なる
OPPO Pad Airは斜めからディスプレイを見るとかなり暗く感じました。
手持ちで使用するのであればそれほど問題はありませんが、デスク等に置いて使用する場合、見えにくい場合があるかもしれません。
複数のアプリを同時に起動することはできない
OPPO Pad Airは複数のアプリを分割したり、フローティング表示したりして表示することができます。
しかし、同時に複数のアプリを起動することはできません。
私は複数のメールアプリを使用しており、同時に起動して確認できればよかったのですが、残念に感じました。
イヤホンジャックがない
OPPO Pad AirはSRCを回避していそうな挙動ですが、イヤホンジャックがありません。
有線イヤホンを使用するためにはUSB-Cポートから有線イヤホンを接続できるようにするUSB-DACを使用する必要があります。
aptX Adaptiveに非対応
OPPO Pad AirはSRCを回避していそうな挙動ですが、aptX Adaptiveに非対応です。
LDACには対応しているので、ワイヤレスイヤホンでハイレゾ音楽を聴くためにはLDACに対応したワイヤレスイヤホンが必要です。
まとめ
今回は、OPPO Pad Air をレビューしました。
多くのことができるタブレットではありませんが、動画視聴や音楽鑑賞など、エンタメ用途には優れた性能を持っていると感じました。
安価なAndroidタブレットを探しているのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。