こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
ヘッドホンはイヤホンより大きなドライバーを搭載できるので音質が良い傾向があります。
また、イヤホンのように耳の中にものを入れないので、耳への負担も少ないと考えられます。
そんなヘッドホンを、Noiseというメーカーが販売しています。
Noiseは2014年に創業したインドのメーカーです。
聞きなじみのないメーカーだと思いますが、2024年には有名オーディオメーカーのBoseから投資を受け、技術力の高さが世界市場で大きく評価されたようです。
今回は、Noise Master Buds MAXをレビューします。
Noise Master Buds MAX 開封

パッケージ表面には製品のイラストが大きく描かれています。

パッケージ裏面にも製品のイラストが描かれており、製品の特徴も書かれています。

パッケージを開封すると、中には製品本体とポーチ、USB-C to Cケーブル、書類が入っています。

重さは260.0gです。
Noise Master Buds MAX ペアリング方法
最初は電源をオンにすることでペアリングモードになります。
2台目以降は電源オン時に電源ボタンを長押しし続けることでペアリングモードになります。
ペアリングモードになったあとは、接続したいデバイスのBluetooth設定から、「Master Buds MAX」を選択することでペアリングできます。
Noise Master Buds MAX レビュー
デザイン
今回はシルバーを提供していただきました。

外側のスピン加工が光を美しく反射し、非常に高級感を感じさせてくれます。

ヘッドバンドの外側にはNoiseのロゴと、Boseが監修したサウンドであることを示すマークがあります。

イヤーカップの内側には大きくLとRの表示があります。


イヤーカップの左側にはUSB-Cポート、右側には4つのボタンがあります。

ヘッドバンドは11段階で大きさを調整できます。

イヤーカップの回転は一方向のみで、折りたたみもできません。
ポーチが付いてはいますが、気軽に持ち運ぶのは難しそうです。
装着感
やさしい装着感です。
適度な側圧で、強くはさまれて痛いということはありませんでした。
私の場合、頭頂部が痛くなることが多いのですが、このヘッドホンは頭頂部への圧力をそれほど感じず、痛みを感じることも少なかったです。
音質

40mmのダイナミックドライバーを搭載しています。
今回はLHDC接続で、イコライザーは「Sound by Bose」で音質をチェックしました。
リファレンス環境については以下の記事をご確認ください。

全体的に音が反響しているような感じがありました。
その響きがちょうどヴァイオリンの質感には合っていました。
またボーカルに深みがあり、リアルで、聴きやすく感じました。
次にそれぞれのリファレンス曲での感想を紹介します。
ロック系
低音の量はちょうど良いですが、深い低音は物足りなく感じました。
ボーカルはちょうど良い距離感で、芯がありますが、伸びは物足りなく感じました。
高音は少し物足りないです。
J-POP系
シンセサイザーや打ち込み系の音は少しこもっているように聴こえました。
冒頭のボーカルの距離感の変化は、感じ取れはするものの、モニターイヤホンのほうが強く感じました。
空間は狭めに感じました。
ボーカルの質は、モニターイヤホンと比較すると少しこもっている感じがありましたが、深みがあり、聴きやすいです。
最後の語りの部分は、声のかすれ感もリアルに感じられました。
洋楽ポップス系
響きも感じられ、リズムに乗れるような低音です。
低音とボーカルのバランスも良いです。
女性ボーカルの質感は、声の深みやかすれ感も感じられ、リアルでした。
EDM系
生楽器の質感は、少し響きが強く、違和感がありました。
サブベースは体に響くような感じではありません。
男性ボーカルは声に深みがあり、自然で聴きやすいです。
クラシック系
音量の変化は、モニターイヤホンよりダイナミックに感じました。
ヴァイオリンの質感はウォーム系で、響きがちょうどヴァイオリンの質感に合っていると感じました。
音は止まるべきときに止まり、余韻は美しく感じました。
接続性
マルチポイントに対応しています。

アプリで接続先の切り替えもできるので、使いやすいです。
高音質コーデックは、一般的なLDACやaptX Adaptiveには対応していません。
代わりにLHDCに対応しています。

Android 17では標準で対応するようで、実際Pixel 8aをAndroid 17にしたところ、LHDC接続できました。
また、LHDCとマルチポイントを併用できます。
ただし、有線接続には対応していません。
操作性


物理ボタンでの操作です。
適度なかたさの押し心地で、押せていることがわかりやすいです。

電源ボタンとモードボタンの操作の割り当てはアプリでカスタマイズできます。
電源をオンにする際は電源ボタンを2秒ほど長押しすれば良いですが、電源をオフにする場合は5秒ほど長押しする必要があります。
この時間はもう少し短くしてほしいです。
またモードボタンを押すと、ANCモードとアダプティブANC、外音取り込みモード、ノーマルモードをループします。
例えばノーマルモードから外音取り込みモードにしたい場合は3回モード変更をする必要があるのは面倒です。
装着検知センサーがついており、ヘッドホンを外すと音声が一時停止します。
ノイズキャンセル性能

私がメガネをしている影響があるかもしれませんが、最大にしてもノイズキャンセル性能はあまり高くないと感じました。
あくまで音楽に集中しやすくなる程度の強さです。
外音取り込み性能

マイクで音を拾っているというような違和感があります。
また、自分の声はこもったような感じで、装着したまま会話するのは難しいかもしれません。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境ではクリアに声を収録できています。
60dB前後のレストランの音を流した環境では少しこもっていますが、周りの音をカットしつつ、ある程度クリアに声を収録できます。
バッテリー
バッテリー容量の記載はありませんでした。
ノイズキャンセリングオンで最大48時間、ノイズキャンセリングオフで最大60時間使用できるとのことです。
実際1週間ほど日常生活で使ってみても、充電する必要がありませんでした。
アプリ
「Noise Audio」アプリでヘッドホンのカスタマイズができます。

ヘッドホンのバッテリーの残りパーセントを確認できます。

イコライザーは「Sound by Bose」とカスタムのみです。

カスタムは9個の音域を-8から4まででカスタマイズできます。
ノイズキャンセリングのモードを変更できます。

ANCは3つの強さと、環境に応じて強さを調整してくれる「アダプティブ」があります。

外音取り込みは強さを変更できません。

マルチポイントのオン・オフや、接続先の確認・切り替えができます。
接続先の確認・変更をアプリからできるのは便利です。

空間オーディオのオン・オフができます。
ふつうでも音が響くような感じがあるのですが、空間オーディオをオンにするとより響くような感じがあり、違和感がありました。
コントロールの設定もできます。

ヘッドホンを外したときに再生を一時停止する機能をオン・オフしたり、着信があったときにヘッドホンを装着すると自動的に応答する機能をオン・オフしたりできます。



ボタン操作は、電源ボタンの1回押しと2回押し、モードボタンの1回押しと2回押し、長押しでの操作をカスタマイズできます。
アプリのUIは洗練されており、好みな印象なのですが、機能は物足りない部分があったので、さらに強化していってほしいです。
カラーと価格

カラーはシルバーとチタニウム、オニキス(ブラック)の3色です。
価格はKibidango Storeで33,000円です。
以下のリンクで購入すると3%オフで購入できるので、ぜひ利用してください。
まとめ
今回は、Noise Master Buds MAXをレビューしました。
良い点
- デザインに高級感がある
- 装着感がかなり良い
- マルチポイントに対応している
- マルチポイントとLHDCを併用できる
- ボーカルに深みがある
- ヴァイオリンの音色に対してちょうど良い響きがある
- 装着検知センサーがついている
- バッテリー持ちが良い
- アプリで接続先の切り替えができる
- アプリのUIが美しい
気になる点
- 折りたためない
- 一般的な高音質コーデックには対応していない
- 空間の広さや伸びは物足りない
- 電源がオフになるまでの操作が長い
- モード変更が面倒
- 外音コントロール性能は高くない
- プリセットイコライザーの選択肢がない
- 空間オーディオは違和感がある
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
LDACやaptX Adaptiveのような一般的な高音質コーデックには対応しておらず、代わりに対応しているLHDCは今後一般的になる可能性が高そうですが、まだ普及はしておらず、使いにくいところがあります。
折りたためなかったり、外音コントロール性能が高くなかったりと、あまり持ち運んで使うものではないような印象です。
一方、デザインに高級感があり、装着感も良いです。
音質はゾクゾクするような高音質という感じではなく、自然で聴きやすい音だと感じました。
決まった環境で、落ち着いて音楽を楽しみたい方に向いていると感じました。



