こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
完全ワイヤレスイヤホンは、音質はもちろんですが、ノイズキャンセルやマルチポイントなどの機能性も、選び方のポイントになります。
QCYとSOUNDPEATSはどちらもコストパフォーマンスにすぐれたイヤホンを多く販売しているメーカーです。
先日、SOUNDPEATSの新型モデルであるAir6 Proをレビューしました。

万人向けの聴きやすい音質と、優秀なノイズキャンセル性能が印象的でした。
一方、QCY MeloBuds N65は8,000円を切る価格ながら、3台同時接続のマルチポイントに対応しており、価格と機能性のバランスに優れています。

今回は、SOUNDPEATS Air6 Pro(以下、Air6 Pro)とQCY MeloBuds N65(以下、MeloBuds N65)を徹底比較します。


SOUNDPEATS Air6 Pro vs QCY MeloBuds N65 徹底比較
デザイン

充電ケースはどちらもマットな質感です。

Air6 Proは落ち着いていますが、カッパー寄りの色のプレートがあり、少し高級感もあります。

MeloBuds N65はコンパクトで落ち着いた印象です。

イヤホンはどちらもスティック部分まで充電ケースから見えており、取り出しやすいです。
どちらも充電ケースを軽く振っても落ちてきそうという感じはありません。

イヤホン本体はどちらもスティック型です。
Air6 Proは外側がカッパー寄りの色で落ち着いた印象です。
ただ、反射する部分が多いのは気になります。
MeloBuds N65は本体もマットで、スティック外側は鈍い光沢感があります。


重さはイヤホン単体ではAir6 Proが4.9g、MeloBuds N65が4.6gです。


充電ケース込みではAir6 Proが53.5g、MeloBuds N65が41.2gです。
装着感
Air6 Proは耳の手前で固定する印象で、軽い装着感です。
MeloBuds N65は耳の手前すぎず、奥すぎない位置で固定される印象です。
どちらも頭を軽く振っても、ずれてきそう・落ちそうという感じはありませんでした。
装着時の見た目

横から見ると、Air6 Proはカッパー寄りの色で落ち着いてはいますが、反射する部分が多いのが気になります。
MeloBuds N65は鈍い光沢で落ち着いた高級感があります。

後ろから見ると、どちらも耳からの飛び出しは少ないです。
音質
リファレンス環境については以下の記事をご確認ください。

どちらもLDAC接続で音質をチェックしました。




イコライザーは、Air6 Proが「SOUNDPEATSクラシック」でANCモード、MeloBuds N65が「デフォルト」で「ダイナミックEQ」をオンです。
Air6 ProはノーマルモードよりANCモードのほうが音に厚みがあると感じたため、ANCモードにしています。
全体的な聴きやすさはAir6 Proのほうが優れている印象でした。
電子感やバイノーラル感、サブベースの響きはMeloBuds N65のほうが良い場面がありました。
次にそれぞれのリファレンス曲での感想を紹介します。
ロック系
低音の響きはAir6 Proのほうがあります。
ボーカルも明るく、聴きやすいです。
MeloBuds N65は少しこもったような感じです。
高音もAir6 Proのほうがよく聴こえます。
サビのようにさまざまな音が混じる場面では、Air6 Proのほうが分離感が良く、それぞれの音に集中しやすいです。
ボーカルのサ行やタ行が刺さる感じはありませんでした。
J-POP系
シンセサイザーや打ち込み系の音は、電子感がMeloBuds N65のほうが強いです。
聴きやすさはAir6 Proのほうがあります。
曲の冒頭でボーカルの位置が移動するバイノーラル的な感覚は、MeloBuds N65のほうが繊細で感じやすいです。
空間はどちらもそれほど広くありません。
Air6 Proのほうが音の天井が高いような印象です。
ボーカルの深みはAir6 Proのほうがある印象です。
伸びはどちらももう少しほしいですが、少しAir6 Proのほうが良いです。
最後の語りの部分は、Air6 Proのほうが深みがあり、リアルです。
洋楽ポップス系
Air6 Proのほうが低音のリズムを感じやすいです。
低音とボーカルのバランスもAir6 Proのほうが整っています。
MeloBuds N65はボーカルが少し強い印象です。
女性ボーカルはAir6 Proのほうが艶っぽいです。
EDM系
生楽器の質感はMeloBuds N65のほうがリアルさがあります。
サブベースはMeloBuds N65のほうが少し体に響く感じです。
男性ボーカルはAir6 Proのほうが声の深みと伸びのバランスが良いです。
クラシック系
音量の変化はAir6 Proのほうがよりダイナミックに表現できています。
ヴァイオリンの質感は、Air6 Proがウォームとクールの中間、MeloBuds N65がウォーム系です。
Air6 Proのほうが明るい音で、聴きやすいです。
音が止まるべきときの余韻は、どちらも少し間延びしている印象でした。
接続性
どちらも高音質コーデックのLDACとマルチポイントに対応しています。
Air6 Proは2台同時接続のマルチポイント、MeloBuds N65は3台同時接続のマルチポイントです。
3台同時接続はかなり珍しく、優位なポイントです。
ただ、どちらもLDACとマルチポイントは併用できません。
Air6 ProはaptX LosslessとLE Audioにも対応しています。
Air6 Proは片耳では左右チャンネルの音は聞こえませんでしたが、MeloBuds N65は片耳でも左右の音が聞こえます。
操作性

どちらもタッチセンサーで操作します。
どちらもフィードバック音がないので、正しく操作できているかわかりにくいです。
それぞれの操作はアプリでカスタマイズできます。
Air6 Proには装着検知センサーがついています。
片耳でも外すと一時停止し、再度装着すると再生されます。
ノイズキャンセル性能
ノイズキャンセル性能はAir6 Proのほうが優秀です。
低いノイズはほとんどカットできています。
高いノイズは少し聞こえますが、ほとんど気になりません。
MeloBuds N65もかなり周りの音が小さくなりますが、人の声は少し聞こえます。
どちらも耳の詰まり感は少なく、使いやすいです。
外音取り込み性能
外音取り込み性能はMeloBuds N65のほうが優秀です。
Air6 Proは、周りの音はマイクで拾っているような違和感がありますし、自分の声は少しこもって聞こえます。
MeloBuds N65は自然に聞こえるうえ、何もつけていないときよりよく聞こえる感じがします。
自分の声もこもらず、装着したまま会話もできます。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境では、Air6 Proは声が割れているような感じを受けました。
MeloBuds N65は少しデジタル感があります。
60dB前後のレストランの音を流した環境では、Air6 Proは周りの音はかなりカットできています。
ただ、声がこもったり、割れたりする感じがありました。
MeloBuds N65は、話しているときは周りの音が少し入ってしまい、声も少しこもっています。
話していないときは周りの音をカットできています。
バッテリー
バッテリー容量は、Air6 Proはイヤホン単体が60mAh、充電ケースが600mAhです。
MeloBuds N65はイヤホン単体が40mAh、充電ケースが380mAhです。
イヤホン単体の再生時間は、Air6 Proは最大12時間です。
一方、MeloBuds N65はANCオンで最大6.5時間・ANCオフで最大11時間です。
充電ケース併用では、Air6 Proは最大52時間です。
一方、MeloBuds N65はANCオンで最大26時間・ANCオフで最大50時間です。
Air6 Proは10分間の充電で最大4時間使用できる急速充電に対応しています。

さらにAir6 Proの充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。
充電台に置くだけで充電できるのは使いやすいです。
アプリ
Air6 Proは「SOUNDPEATS」、MeloBuds N65は「QCY Audio」アプリでイヤホンのカスタマイズができます。




どちらもイコライザーやタッチ操作のカスタマイズができます。

Air6 ProはDolby Audioが使えます。

MeloBuds N65にも空間オーディオ機能はありますが、Air6 ProのDolby Audioのほうが自然に使えます。


さらにAir6 ProはLE Audioのオン・オフや、通知音の音量調整もできます。


MeloBuds N65は、マルチポイント接続で接続するデバイスの管理ができ、首振りでの着信操作にも対応しています。
首振りでの着信操作はなかなかない珍しい機能です。
防水性能
どちらもIPX5の防水性能があります。
少し水にぬれる程度であれば問題ありません。
カラーと価格
カラーは、Air6 Proがブラックのみ、MeloBuds N65がブラックとホワイトです。
Amazonでの通常価格は、Air6 Proが12,380円、MeloBuds N65が7,980円です。
まとめ
今回は、SOUNDPEATS Air6 ProとQCY MeloBuds N65を徹底比較しました。
音質の聴きやすさ、ノイズキャンセル性能、装着検知センサー、充電ケースのワイヤレス充電、aptX Lossless対応を重視するなら、Air6 Proがおすすめです。
価格、充電ケースのコンパクトさ、3台同時接続のマルチポイントと接続先管理、外音取り込み時の自然さを重視するなら、MeloBuds N65がおすすめです。
ただ、どちらもLDACとマルチポイントは併用できないため、MeloBuds N65の3台同時接続の優位性は、高音質重視の使い方ではあまり活きにくいと感じました。
私としては、Air6 Proのほうが聴きやすい音質だったため、Air6 Proを残します。
どちらも個別にレビューしているので、そちらも参考にしてください。



