こんにちは、isukoです。
先日分割型自作キーボードの7sPlusをレビューしました。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/7sPlus-160x90.jpg)
キーボードを作る経験ができたというのは良いことだと思います。
しかし入力時に筐体の振動音があり、入力していてあまり楽しくありませんでした。
ですが分割キーボードはキーボードを肩幅まで離せるため、姿勢を良くして入力できます。
そのため分割キーボードを使っていきたいと考えました。
今回は、Keychronの分割キーボード、Q11をレビューします。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Keychron Q11 開封
開封シーンはYouTube動画をご覧ください。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-25-14.42.05-1024x577.jpg)
パッケージ表面は全体的に黒色の中にキーボード本体のイラストが虹色で輝いています。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-25-14.42.17-1024x577.jpg)
パッケージ裏面には製品の説明が書かれています。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-25-14.44.30-1024x577.jpg)
パッケージを開封すると、キーボード本体と書類、2種類のUSB-C to Cケーブル、USB-CとUSB-Aに変換するアダプター、交換用のキーキャップ、キーキャップの引き抜き工具、キースイッチの引き抜き工具、プラスドライバーが入っています。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-06-11.53.02-1024x577.jpg)
キーボード本体を取り出してみると、非常にしっかりと作られた製品だというように感じました。
Q11は基本的には75%レイアウトと呼ばれるキーボードの配置ですが、左側に5つのマクロキーと左右にノブが1つずつ搭載されています。
Endキーは搭載されていません。
マクロキーにはVIAというWEBアプリを使用して独自の操作を割り当てられます。
ノブは時計・半時計周りの回転と押し込みでの操作ができ、こちらもVIAを使用して操作を割り当てられます。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-13-16.43.46-1024x577.jpg)
キーボード底面にはゴム足とプラスネジがあります。
このプラスネジを外すことにより、キーボードの中身をカスタマイズできます。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-06-11.53.51-1024x577.jpg)
キーボード背面は、左側にはUSB-Cポートが2つと、MacモードとWindowsモードの切り替えスイッチ、右側にはUSB-Cポートが1つあります。
Keychron Q11 使い方
まず左右のキーボードをUSB-C to Cケーブルで接続します。
次に残ったUSB-Cポートでパソコンなどに接続します。
これでキーボードが使用できるようになります。
Keychron Q11 レビュー
良い点
すべてUSB-C端子が採用されている
![keychron-q11-back](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-06-11.53.51-1024x577.jpg)
Q11の端子ははすべてUSB-Cです。
自作キーボードではキーボード同士の接続はTRRSケーブルというやや特殊なケーブルを使用することが多いです。
しかしQ11はUSB-C to Cケーブルでキーボード同士を接続できます。
特殊なケーブルを用意しなくて良いというのは使いやすいです。
タイピング時に筐体の振動音はしない
筐体は金属でできており、しっかりとしています。
そのためタイピング時にぐらつきがなく、筐体の振動音もしません。
ホットスワップに対応している
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-06-12.47.18-1024x577.jpg)
キースイッチを自分の好きなものに交換できるホットスワップに対応しています。
打鍵感が気になるというだけで使わなくなるのはもったいないので、ホットスワップに対応しているというのは重要だと思います。
キー入力のカスタマイズに対応している
キー入力のカスタマイズをおこなうQMK/VIAに対応しています。
このカスタマイズはキーボード本体に保存されるため、接続先を切り替えても同じカスタマイズのまま使用できます。
RGBバックライトを採用している
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/image-1-edited-1.jpg)
RGBバックライトを採用しています。
非常に美しく光り、見ているのも楽しいです。
気になる点
有線接続でしか使用できない
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/image-1-1-edited-1.jpg)
キーボードとパソコンへの接続にも、左右のキーボード同士の接続にもケーブルが必要です。
そのためデスク上のケーブルが増えてしまいます。
無線接続で使用できるようになればより使いやすくなると思います。
キーキャップを弾いたときの音が非常に大きい
キースイッチによるものなのか、キーキャップを弾くように指を動かしてしまうとかなり大きな音が出てしまいます。
改善策を探したいと思います。
底打ち音が大きい
金属筐体ということもあるのか、キーを押し込んだときの底打ち音は大きく感じます。
ただ底打ちしたときの感覚は気持ち良いので、もう少し静音化するか、もう少し低音の底打ち音になるとより使いやすくなると思いました。
角度調整スタンドがない
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2024/03/2024-03-13-16.43.46-1024x577.jpg)
私としてはキーボードにもう少し角度をつけたいと思いましたが、キーボード本体に角度調整のためのスタンドはついていません。
分厚くなってしまうのかもしれませんが、そのぶん静音化もできると思うので、スタンドはつけてほしいと思いました。
まとめ
今回は、Keychron Q11をレビューしました。
分割キーボードとして非常に完成度が高いです。
筐体がしっかりしていますし、カスタマイズ性が高いです。
配列も一般的なレイアウトに近いので、ふつうのキーボードをクセなく入力している人は違和感なく使えるのではないかと思います。
ただキーの底打ち音が大きいので、改善していきたいと思います。
また無線接続に対応してくれることを期待したいです。
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