こんにちは、isukoです。
最近US配列のキーボードを使うようになり、キーキャップの高さが低いロープロファイルのキーボードでも選択肢が増えました。
そんな中でNuPhy Air75は評判が良く、さらにV2となって発売されました。
今回は、NuPhy Air75 V2をレビューします。
ポチップ
NuPhy Air75 V2 開封
パッケージ表面には製品のイラストが大きく描かれています。
パッケージ裏面には製品について書かれています。
今回私はNuPhy Japanで購入したので、技適認証を受けています。
技適マークは外側のシュリンクにシールが貼られているだけなので、保管しておく必要があります。
パッケージを開封すると、再び製品のイラストが大きく描かれています。
箱を開けると、クイックガイドの入った袋が見えます。
袋の中にはクイックガイドとQ&A、ステッカーが入っています。
袋の下からは付属品の箱とキーボード本体が現れます。
付属品はキーキャップ・キースイッチ引き抜き工具とUSB-A to Cケーブル、NuPhyのスイッチ4種、専用無線ドングル、交換用キーキャップが入っています。
キーボードを取り出してみると、ところどころ差し色があるなど、かわいらしい見た目に感じました。
底面は内側が見えるようになっています。
また2つのスタンドが内蔵されており、スタンドなしを含めて3段階の角度調整ができます。
重さは613.7gです。
NuPhy Air75 V2 レビュー
良い点
専用無線ドングルが付属している
専用の無線ドングルが付属しています。
Bluetoothを使用しないため、安定して接続しやすいです。
さらにWindowsではBIOSを操作する場面があるかと思いますが、Windowsが起動するまではBluetoothを使用することができないので、BIOS画面ではBluetooth接続の端末は使用できません。
一方無線ドングルはBluetooth接続ではないため、BIOS画面でも使用できます。
遅延も少ないようで、有線に近い使用感ながら無線で使用できます。
打鍵感が良い
以前Wisteria軸（タクタイル）を試しました。
Gateronの茶軸と比較して打鍵音は低く、小さくなりましたが、クリック感が物足りなかったので、今回はMoss軸（タクタイル）のモデルを選択しました。
打鍵音は赤軸（リニア）のスイッチと比較すると大きく、静かな場所で使用するのは厳しいと思います。
しかし打鍵感は良いと感じました。
適度なクリック感がありながら軽く入力できる印象です。
打鍵していて心地良いですし、長時間でも使用しやすいと思いました。
RGBバックライトを採用している
RGBバックライトを採用しており、美しく光ります。
ライティングパターンやRGBライトの色や明るさも「Fn」+矢印キーで変更できるので、自分好みにカスタマイズできます。
ホットスワップ対応
ホットスワップに対応しているため、対応のキースイッチに交換できます。
壊れたときに同じキースイッチに交換できますし、別のキースイッチで打鍵感を変えることもできます。
バッテリーが長持ち
バッテリーはAir75 V1が2,500mAhに対し、V2は4,000mAhと1.6倍になっています。
長時間充電せずに使用できるので使いやすいです。
角度を調整できる
2段階に調整できるスタンドがあり、スタンドなしを含めて3つの角度に調整できます。
自分の打ちやすい角度でタイピングできます。
キーの配置をカスタマイズできる
キーの配置をカスタマイズできるソフトであるQMK/VIAに対応しています。
このソフトを使用することで自由にキーの配置をカスタマイズできます。
気になる点
キートップの印字がRGBバックライトを透過しない
Air75 V2はRGBバックライトを採用しており、美しく光ります。
しかしキートップの印字がバックライトを透過しないため、キーの間しかライトが光りません。
別売りでバックライトを透過するキーが販売されていますが、せっかくRGBライトを採用しているので、元からバックライトを透過するキーを採用してほしいと思いました。
MacBookのキーボードと干渉しやすい
私の使用しているM1 MacBook AirはJIS配列のため、キー配列を統一するためにMacBookのキーボードの上にAir75 V2を乗せて使用することがあります（通称、尊師スタイル）。
しかしMacBookのキーボードと干渉し、キーが押されてしまうことがありました。
Air75 V2のスタンドを立てると干渉を防ぐことができますが、スタンドを立てない状態が一番打ちやすいという人は注意が必要です。
まとめ
今回は、NuPhy Air75 V2をレビューしました。
RGBライトが美しいですし、専用無線ドングルに対応していたり、バッテリー容量が多かったり、非常に高機能なキーボードだと思いました。
しかしキーキャップがRGBライトを透過しないのが残念に感じました。
キーキャップは交換してみようと思います。
