【Amazonで販売開始!】廉価モデルなのにより使いやすく進化 Lofree Flow Lite レビュー【提供 Lofree】 | 繊細ガジェットレビュー
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【Amazonで販売開始!】廉価モデルなのにより使いやすく進化 Lofree Flow Lite レビュー【提供 Lofree】

キーボード

こんにちは、isukoです。

先日Lofree Flowをレビューしました。

美しいデザインに気持ちの良い打鍵感 Lofree Flow レビュー
Lofree Flowをレビューしました。シンプルで美しい見た目で、打鍵感も気持ち良いです。

高級感のあるデザインで、打鍵感もすばらしかったです。

あまりにも気に入ったので、私はリニア系のGHOSTスイッチとタクタイル系のPHANTOMスイッチの2種類のモデルを購入しました。

しかし、実際に使い込んでみると、キーが重く感じ、腕が疲れるような感覚がありました。

またスリープ状態に入るのが早く、スリープ状態からの復帰に時間がかかるのが大きな欠点で、残念ながらFlowは手放してしまいました。

そんな中、Lofreeから、Flowの廉価版という立ち位置のFlow Liteが発表されました。

ところが、廉価版とはいえないほどすばらしいキーボードでした。

今回は、Lofree Flow LiteをFlowと比較しつつ、レビューします。

Reserve Flow Lite for Get Off and a Free Gift (.9 value).

今回は、Lofreeの提供でお送りします。

実は、Lofree Flow Liteは少し前に提供してもらっていました。

しかし不具合があり、交換してもらいました。

その際、カラーがホワイトからグレーになりました。

そのため、掲載するFlow Liteの画像にホワイトとグレーが混在しているのはご了承ください。

Lofree Flow Lite 開封

パッケージのデザインはFlowとほぼ同じです。

しかし廉価版のためか、パッケージ自体はコストカットされています。

Flowのパッケージはマグネットが使われていたり、高級感や重厚感も感じます。

一方Flow Liteのパッケージは紙を折り曲げて作られており、環境に配慮されているように感じます。

パッケージ表面には「Flow Lite」と書かれています。

パッケージ裏面には製品の説明や技適マークの表示などがあります。

パッケージを開封すると、キーボード本体とUSB-A to Cケーブル、書類が入っています。

重さはキーボード単体で553.8g、USBドングルを含めて555.6gです。

Flowが592.2gなので、40gほど軽くなっています。

体感ではそれ以上に軽くなったと感じます。

Lofree Flow Lite レビュー

Flow LiteはFlowと同様、キースイッチを自分で交換できるホットスワップに対応しています。

今回は、Flow LiteとFlowのどちらもタクタイルスイッチのPHANTOMスイッチと、リニアスイッチのSpecterスイッチをどちらも取り付け、さらにFlow Liteには静音リニアスイッチのHadesスイッチも取り付けて検証しました。

キースイッチの交換時に気になったことですが、キーキャップの下のプレートが、キースイッチを外すときに思った以上にかなり変形し、割れてしまわないか不安でした。

キースイッチを交換するときは慎重に作業する必要がありそうです。

Flowも同じくプレートの強度が心配なので、次期モデルでは改善してほしいです。

デザイン

Flowが金属筐体だった一方、Flow Liteはプラスチック筐体です。

やはりFlowのほうが高級感があります。

ですがFlow Liteは右上の部分に音量調整ができるローラーがあり、このゴールドの差し色によって、上品さを感じます。

ただこのローラーによって、奥行きがFlowより長くなってしまっています。

キーキャップの印字のデザインはFlowよりシンプルになりました。

また、印字はバックライトを透過します。

しかし、バックライトは白色のみです。

バックライトを透過するのであれば、RGBバックライトに対応してほしいと思いました。

またバッテリーが少なくなってくると、ローラーの横のLEDインジケーターが赤く点滅します。

本体背面にはスイッチとUSB-Cポートがあります。

底面にはスタンドとUSBドングルの収納部分、技適マークなどの表示があります。

Flowにはスタンドがありませんでしたが、Flow Liteにはスタンドが付き、1段階ですが角度をつけることができるようになりました。

またUSBドングルは便利なので、持ち運べるように収納部分があるのは良いと思いました。

打鍵音

実際の打鍵音はYouTube動画でご確認ください。

今回は、Flow LiteとFlowにタクタイルスイッチのPHANTOMスイッチと、リニアスイッチのSpecterスイッチをどちらも取り付けて音声を収録しました。

打鍵音はFlowと比較して、高い音に感じます。

Flowは金属筐体なのに対し、Flow Liteはプラスチック筐体なので、音に違いが出ているのだと思います。

どちらもコツコツとした底打ちの音があるので、人によっては気になるかもしれません。

また、Flow Liteには静音リニアスイッチのHadesスイッチも取り付け、打鍵音を収録しました。

Hadesスイッチは打鍵音が非常に静かです。

底打ちしても小さな低い音がする程度なので、ほとんど気になりません。

打鍵感

まずキーキャップがFlowよりグリップ感がある印象です。

タクタイルスイッチのPHANTOMスイッチを取り付けたときは、PHANTOMスイッチらしい、スムーズながらクリック感のある心地良い打鍵感です。

リニアスイッチのSpecterスイッチを取り付けたときは、Flowと比較して、押し始めがやわらかく感じました。

どちらのスイッチも、Flowと比較して、Flow Liteは軽く入力できるように感じられます。

キーキャップが異なることも影響しているのではないかと思います。

一方スムーズに入力できてしまえるからなのか、キーを押し込んでしまうと指に底打ちの振動が伝わってくる印象です。

Flowは腕に負担がかかってくる印象ですが、Flow Liteは指に負担がかかってきます。

ちなみにSpecterスイッチとHadesスイッチは、Flowに搭載されていたGHOSTスイッチよりも入力が軽くなっています。

そのため、FlowはSpecterスイッチやHadesスイッチであれば、腕や指への負担がなくなります。

その後、Flow LiteにはHadesスイッチを取り付けました。

HadesスイッチはSpecterスイッチと同じく押し始めはやわらかく、それに加えて底打ちもやわらかいです。

指の疲れは今回試したキースイッチの中では、一番軽減されているように感じました。

他社の製品を出して申し訳ないですが、HHKBやREALFORCEのような打鍵感だと思いました。

個人的にはHHKBやREALFORCEは好みの打鍵感ではあったのですが、キーの背が高いのが気になっていました。

その点、Hadesスイッチはキーの背が低いロープロファイルのスイッチなので、かなり良かったです。

接続性

Flowは有線とBluetoothに対応していました。

Flow Liteはそれらに加え、USBドングルでの2.4GHz接続に対応しています。

ドングル接続することにより、Bluetooth接続よりも接続が安定しますし、Bluetooth接続が使えない状況でも無線で使用できます。

さらに、ドングル接続時はFlow Liteがスリープ状態でもすぐに入力を受け付けてくれます。

FlowはBluetooth接続時はスリープ状態から復帰するまで入力を受け付けてくれませんが、Flow Liteは無線接続でもすぐに入力できます。

しかし、Flow LiteでもBluetooth接続時はスリープ状態から復帰するまで入力を受け付けてくれない点は注意が必要です。

カスタマイズ性

Flowはキーの配置のカスタマイズができず、そのままの配置で使用するしかありませんでした。

一方Flow Liteはキーの配置をカスタマイズできるため、より自分好みにできます。

Lofree Flow Lite 製品紹介ページより

しかし、今のところWindowsでのみカスタマイズができるようです。

早くMacでもカスタマイズできるようになってほしいです。

バッテリー

FlowもFlow Liteも、今回ご提供いただいた84キーモデルの他に、テンキーのついた100キーモデルもあります。

バッテリー容量はFlowと同じく、84キーモデルは2,000mAh、100キーモデルは3,000mAhです。

Flowはどちらのモデルも最大40時間の連続使用が可能となっており、Flow Liteも同様だと思います。

しかし、RGBバックライトではないため、あまりバックライトを点灯させる意味はないと感じます。

バックライトを点灯させないのであれば、かなり長時間使用できるのではないかと思います。

実際バックライトなしで、パソコンを使っているときは常に使用していましたが、1週間以上充電せずに使えました。

バリエーションと価格

Lofree Flow Lite 製品紹介ページより

カラーはホワイトとグレー、ピンクがあります。

全体的にブラックで統一している人も多いと思うので、ブラック系のカラーもあると良いと思いました。

Lofree Flow Lite 製品紹介ページより

また今回ご提供いただいた84キーモデルの他に、テンキーのついた100キーモデルもあります。

今日からAmazonでの販売が開始しました。

価格は84キーモデルが17,600円、100キーモデルが20,900円です。

Flowの通常価格は、84キーモデルが29,999円、100キーモデルが32,999円なので、1万円以上安くなっています。

ただ、Flow Liteに搭載されるキースイッチはリニアスイッチのSpecterスイッチのみです。

個人的にはHadesスイッチの打鍵音や打鍵感が好みだったのですが、Hadesスイッチは別売りです。

標準でHadesスイッチを取り付けたモデルも販売してほしいと思いました。

まとめ

今回は、Lofree Flow LiteをFlowと比較しつつ、レビューしました。

良い点

  • 軽い
  • ホットスワップに対応している
  • キーの押し込みがFlowより軽くなったように感じる
  • 打鍵感が良い
  • USBドングルを使った無線接続に対応している
  • スリープからの復帰時もすぐに入力できる
  • キーの配置をカスタマイズできる(Windowsのみ)
  • バッテリーが長持ち
  • 安い

気になる点

  • Flowより奥行きがある
  • バックライトが白色のみ
  • 強度が心配
  • 底打ち時に指に振動が伝わる
  • Mac版のカスタマイズアプリがまだない
  • ブラックのカラーがほしい
  • Hadesスイッチを標準で搭載していない

Flow Liteの良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。

底打ち時に指に負担がかかる印象です。

静音リニアスイッチのHades軸であれば負担が軽減されたと感じましたが、指にかかる衝撃は軽減してほしいと思いました。

またせっかく軽いので、Flowと同じサイズにしてくれたほうが持ち運びやすかったのではないかと思います。

一方、Flowで一番気になっていた、スリープからの復帰に時間がかかる問題を、USBドングルを使用したときではありますが、解決しているのはすばらしいと思いました。

今後は軽いタクタイルスイッチと、USBドングルでの接続に対応したFlowの後継機を期待したいです。

Reserve Flow Lite for Get Off and a Free Gift (.9 value).
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