Keychron Q11に静音化手法を試してみた | 繊細ガジェットレビュー
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Keychron Q11に静音化手法を試してみた

keychron-q11-noisereduction-eyecatch キーボード

こんにちは、isukoです。

先日Keychron Q11をレビューしました。

完成度の高い分割キーボード Keychron Q11 レビュー
Keychron Q11をレビューしました。筐体がしっかりしていますし、カスタマイズ性が高いです。

完成度が高く、非常に使いやすい分割キーボードです。

レビューの他にもQ11に組み合わせるのにオススメのアイテムも紹介したので、参考にしてください。

Keychron Q11をより使いやすくするためのアイテムを紹介
Keychron Q11をより使いやすくするためのアイテムを紹介しました。ぜひ自分に合ったセッティングを見つけて、Q11をさらに使いこなしてください。

Q11はホットスワップに対応しており、キースイッチを好きなものに交換できます。

私はGateron Baby Kangarooに交換しました。

打鍵感は良いのですが、打鍵音が大きいです。

またキーキャップをはじいてしまったときの音が大きいです。

今回は、それらを解消するため、Keychron Q11に静音化手法を試していきます。

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Keychron Q11に静音化手法を試してみた

デスクマットを敷く

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デスクの素材によっては打鍵中にキーボードが動いてしまいますが、デスクマットを敷くことでキーボードが動きにくくなります。

またデスクマットはゴムのような素材が使われているものもあるため、打鍵音を吸収してくれることを期待しました。

私は現在サンワサプライのデスクマットを使用しています。

しかしデスクマットの上には色々なものを乗せてしまっており動かすのが難しいので、別のデスクマットを敷いて写真を撮影しました。

そのためこの記事に掲載されているデスクマットの画像はイメージとして捉えてください。

実際にはサンワサプライのデスクマットを使用して打鍵音の検証を行いました。

デスクマットを敷いた結果、デスクの振動音がかなり軽減されたと感じました。

デスクマットはキーボードのズレ防止という側面もあるので、デスクマットは敷いたまま以降は検証していきます。

キーキャップの変更

キースイッチをBaby KangarooにしたQ11はキーをはじいてしまったときに大きな音がします。

これはQ11に付属のキーキャップが指の接触面がやや狭いため、キーをはじいてしまいやすいのではないかと考えました。

そのため、私はXVXプロファイルのキーキャップに交換しました。

Amazon製品ページより

XVXプロファイルは、人間工学に基づいた高さ設計のCHERRYプロファイルと、接触面を大幅に増加したXDAプロファイルを組み合わせた、XVXオリジナルのプロファイルです。

キーキャップを交換した結果、接触面が広くなったことにより、キーをはじいてしまうことがほとんどなくなりました。

そのためキーをはじいてしまうことによる大きな音がかなり軽減されました。

また打鍵音自体も少し低めのコトコトとした音に変化したように感じました。

キーをはじいてしまうことによる大きな音がかなり軽減されたので、今後の静音化手法を試す際にもXVXのキーキャップを装着しています。

テープMOD

テープMODとは、基盤にマスキングテープなどの粘着力の弱いテープを貼り付け、音の質を変化させる手法です。

私は100均で購入したマスキングテープを基盤に2重に貼り付けました。

Q11の基盤へのアクセスは簡単で、底面のネジを外してフタを外し、中に入っているスポンジを取り出すだけです。

ただフタは最初はかなりしっかりと固定されているので、キースイッチを一部取り外して上面から細い棒で押し出すか、底面に強力なマグネットをつけて外すなどをする必要があります。

テープMODをした結果、音量自体は大きな変化は感じませんでしたが、少し低い音になった印象です。

マスキングテープは手頃な価格で入手できますし、打鍵音が合わない場合は簡単に取り外せるので、テープMODは手軽に試せる手法だと思います。

基盤とフタの間に静音フォームを詰める

Q11にはもともとスポンジが入っていますが、目が粗く、心許ないと感じました。

そこで静音フォームを詰めることにしました。

静音フォームにはNRスポンジというものがあります。

弾力性や反発性がありますが、臭いや縮み、色移行などの欠点があります。

その欠点を解消したものがポロンスポンジです。

今回はこちらのポロンスポンジを使用しました。

まずはテープMODなしで静音フォームのみを詰めました。

ただし、私は3mmの静音フォームを使用しましたが、Q11は手前側になるにつれスペースが狭くなっているので、3mmの静音フォームでは基盤を圧迫してしまいます。

そのため全体に静音フォームを詰めた場合と、手前側には静音フォームを詰めない場合の2つの場合の打鍵音を比較しました。

その結果、確実に打鍵音が小さくなりました。

2つの場合の間には打鍵音に大きな違いは感じませんでした。

しかし手前側に静音フォームを詰めない場合でも基盤を圧迫している感じがあるので、静音フォームを詰めるのであれば、1.5mmのほうが良いのではないかと思います。

私も機会があれば1.5mmのものも試したいと思います。

テープMODと静音フォームの併用

最後にテープMODと静音フォームを同時に試しました。

ただし、先ほど説明したように3mmの静音フォームではキーボードの手前側の基盤を圧迫してしまいそうで、また手前側に静音フォームを詰めた場合と詰めない場合で打鍵音に大きな違いを感じなかったので、手前側には静音フォームを詰めませんでした。

その結果、静音フォームを詰めただけの場合と打鍵音に大きな違いを感じませんでした。

テープMODは単体では効果を感じましたが、静音フォームのほうが効果が高いので、あまり違いを感じなかったのではないかと思います。

まとめ

今回は、Keychron Q11に静音化手法を試しました。

確かに静音効果は感じられました。

しかし、テープMODと静音フォームを詰める静音化は基盤にアクセスする必要があります。

また特に静音フォームを詰める静音化は静音フォームの厚さを考えないと基盤を圧迫してしまい、故障の原因になってしまう危険性があります。

これらの手法を試す場合はよく注意してください。

さらに私としてはGateron Baby Kangarooを快適に使用できるほどまでは静音化できていないように感じました。

しかしタクタイル系の打鍵感が好みなので、静音タクタイル系のキースイッチを試していきたいと思います。

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