落ち着きのある高級感があり、装着感も良い final MAKE3 レビュー | 繊細ガジェットレビュー
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落ち着きのある高級感があり、装着感も良い final MAKE3 レビュー

final-make3-without-eartips オーディオ

こんにちは、isukoです。

先日、finalのMAKE4をレビューしました。

自分で好きな音をチューニングできる final MAKE4 レビュー
final MAKE4をレビューしました。9317通りを超えるチューニングを行うことができるのは非常に面白いです。

チューニングにより音が変わるのがおもしろく、ハマってしまいました。

しかし、やや装着感が悪いのが気になっていました。

同社のA3000も所持していますが、こちらは装着感が良く、A3000と同じ形状のMAKE1~3が気になるようになりました。

スッキリとした音楽を楽しめる final A3000 レビュー
final A3000をレビューしました。装着感が良く、スッキリとした音質なので、聴き流し用途で使用するのが良いと思いました。

今回は、final MAKE3をレビューします。

final MAKE3 開封

final-make3-package-front

パッケージ表面には真ん中に大きく「MAKE」と記載されています。

さらに他の付属品のイラストも書かれています。

final-make3-package-back

パッケージ裏面には製品の説明が書かれています。

final-make3-unpackaged

パッケージを開封すると、シリコンケースと付属品が入っています。

final-make3-accessories-1

ケーブルを引き抜くためのシール、イヤーピースが5サイズ(Mサイズは本体に装着済み)、フィルターA(密度違いの10種類)、フィルターB(密度違いの6種類)が入っています。

final-make3-tools

シリコンケースと付属品の下には保証書と工具が入っています。

final-make3-tools-2

フィルターを密着させるためのアコースティック治具とドライバー、ピンセットが入っています。

final-make3-case

シリコンケースにはfinalのロゴが入っています。

final-make3-case-opened

ケースを開けると、中には3.5mmケーブル(MMCX端子)とMAKE3本体が入っています。

final-make3-with-eartips

MAKE3本体の形状は同社のfinalのAシリーズやBシリーズと同様です。

カラーはマットなブラックで、落ち着きがありながら高級感を感じます。

final-make3-without-eartips

イヤーピースを取り外すとフィルターがありますが、このフィルターを取り替えることが可能です。

また、この管の中にフィルターBを挿入して音質を調整することができます。

さらに「final」という文字の右側にある穴の部分にもフィルターを貼り付けることができ、それにより音を変化させることができます。

final-make3-opened

MAKE3本体を分解すると赤いドライバーホルダーと呼ばれる場所にも白いフィルターが貼られていますが、このフィルターも取り替えることが可能です。

またドライバーホルダーも取り外すことができ、その下にある穴に貼られている白いフィルターも取り替えることが可能です。

final MAKE3 レビュー

良い点

自分で音質をチューニングできる

なんといっても自分で音質をチューニングできるのが魅力です。

5箇所に密度の異なるフィルターを貼ったり、フィルターを貼らなかったりすることで音質を変化させていき、自分の好みの音にすることができます。

チューニングの方法はMAKE3の商品ページで詳しく説明されています。

コミュニティがある

自分好みの音にすることができるといっても、わからないことが多いと思います。

しかし、「MAKER’S」というコミュニティがあり、ここでMAKEシリーズについての情報共有が行われています。

質問もしやすい環境なので、安心してMAKEシリーズで自分好みの音を作ることができます。

装着感が良い

独特な形状が耳にしっかりフィットし、非常に安定感があります。

気になる点

MAKE4よりチューニング難易度が高い

イヤホン外側の3箇所のみであればMAKE4と変わりませんが、残りの2箇所はMAKE3本体を分解する必要があります。

final-make3-opened

分解すると画像のように配線がむき出しになってしまうので、下手に扱うと断線してしまう危険性があります。

一方、MAKE4では配線が見えることはないので、安心して作業することができます。

MAKE4の装着感が気にならないのであれば、MAKE4のほうが良いと思います。

final公式ストアか実店舗でしか販売されていない

MAKEシリーズはfinal公式ストア実店舗のfinal STOREでしか販売されていません。

あまり入手しやすいとはいえません。

別売りのチューニング素材がある

フィルターA、Bとは別にフィルターCが別売りで販売されています。

このフィルターはドライバーホルダーの下のベントに貼り付けるものです。

また、ドライバーホルダーを取り外すと専用の両面テープを貼り付け直す必要もあります。

まとめ

今回は、final MAKE3をレビューしました。

落ち着きがありながら高級感があり、装着感も良いです。

MAKE4と比較してチューニング難易度は高めですが、自分の音を作ることができるのはおもしろいです。

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