こんにちは、isukoです。
先日、finalのMAKE4をレビューしました。
チューニングにより音が変わるのがおもしろく、ハマってしまいました。
しかし、やや装着感が悪いのが気になっていました。
同社のA3000も所持していますが、こちらは装着感が良く、A3000と同じ形状のMAKE1~3が気になるようになりました。
今回は、final MAKE3をレビューします。
final MAKE3 開封
パッケージ表面には真ん中に大きく「MAKE」と記載されています。
さらに他の付属品のイラストも書かれています。
パッケージ裏面には製品の説明が書かれています。
パッケージを開封すると、シリコンケースと付属品が入っています。
ケーブルを引き抜くためのシール、イヤーピースが5サイズ(Mサイズは本体に装着済み)、フィルターA(密度違いの10種類)、フィルターB(密度違いの6種類)が入っています。
シリコンケースと付属品の下には保証書と工具が入っています。
フィルターを密着させるためのアコースティック治具とドライバー、ピンセットが入っています。
シリコンケースにはfinalのロゴが入っています。
ケースを開けると、中には3.5mmケーブル(MMCX端子)とMAKE3本体が入っています。
MAKE3本体の形状は同社のfinalのAシリーズやBシリーズと同様です。
カラーはマットなブラックで、落ち着きがありながら高級感を感じます。
イヤーピースを取り外すとフィルターがありますが、このフィルターを取り替えることが可能です。
また、この管の中にフィルターBを挿入して音質を調整することができます。
さらに「final」という文字の右側にある穴の部分にもフィルターを貼り付けることができ、それにより音を変化させることができます。
MAKE3本体を分解すると赤いドライバーホルダーと呼ばれる場所にも白いフィルターが貼られていますが、このフィルターも取り替えることが可能です。
またドライバーホルダーも取り外すことができ、その下にある穴に貼られている白いフィルターも取り替えることが可能です。
final MAKE3 レビュー
良い点
自分で音質をチューニングできる
なんといっても自分で音質をチューニングできるのが魅力です。
5箇所に密度の異なるフィルターを貼ったり、フィルターを貼らなかったりすることで音質を変化させていき、自分の好みの音にすることができます。
チューニングの方法はMAKE3の商品ページで詳しく説明されています。
コミュニティがある
自分好みの音にすることができるといっても、わからないことが多いと思います。
しかし、「MAKER’S」というコミュニティがあり、ここでMAKEシリーズについての情報共有が行われています。
質問もしやすい環境なので、安心してMAKEシリーズで自分好みの音を作ることができます。
装着感が良い
独特な形状が耳にしっかりフィットし、非常に安定感があります。
気になる点
MAKE4よりチューニング難易度が高い
イヤホン外側の3箇所のみであればMAKE4と変わりませんが、残りの2箇所はMAKE3本体を分解する必要があります。
分解すると画像のように配線がむき出しになってしまうので、下手に扱うと断線してしまう危険性があります。
一方、MAKE4では配線が見えることはないので、安心して作業することができます。
MAKE4の装着感が気にならないのであれば、MAKE4のほうが良いと思います。
final公式ストアか実店舗でしか販売されていない
MAKEシリーズはfinal公式ストアか実店舗のfinal STOREでしか販売されていません。
あまり入手しやすいとはいえません。
別売りのチューニング素材がある
フィルターA、Bとは別にフィルターCが別売りで販売されています。
このフィルターはドライバーホルダーの下のベントに貼り付けるものです。
また、ドライバーホルダーを取り外すと専用の両面テープを貼り付け直す必要もあります。
まとめ
今回は、final MAKE3をレビューしました。
落ち着きがありながら高級感があり、装着感も良いです。
MAKE4と比較してチューニング難易度は高めですが、自分の音を作ることができるのはおもしろいです。