ゼンハイザー Momentum True Wireless 2とJabra Elite 85tはどっちが良い? 同等音質のCX 400BTとElite 85tを比較レビュー | 繊細ガジェットレビュー
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ゼンハイザー Momentum True Wireless 2とJabra Elite 85tはどっちが良い? 同等音質のCX 400BTとElite 85tを比較レビュー

cx400bt-elite85t-compare オーディオ

こんにちは、isukoです。

ゼンハイザー Momentum True Wireless 2(以降、Momentum TW2)とJabra Elite 85t(以降、Elite 85t)のどちらを購入した方が良いか悩まれている方は多いのではないかと思います。

どちらも高価で、両方購入するというのはかなり厳しいと思います。
私もMomentum TW2は持っていません。

しかし、先日、ゼンハイザー CX 400BTが安くなり、購入していまいました。
CX 400BTは、Momentum TW2からノイズキャンセリング機能と防水機能を省き、音質は同等として、安価に販売している完全ワイヤレスイヤホンです。

今回は、Momentum TW2と同等音質のCX 400BTと、Elite 85tを比較し、最終的にどのような方がMomentum TW2とElite 85tを購入するべきか解説します。

Momentum TW2とElite 85tの基本性能を比較

まず、Momentum TW2とElite 85tについて、それぞれの公式サイトに記載されている基本性能の一部を比較します(良い方は赤太字で表示しています)。

Momentum TW2Elite 85t
BluetoothコーデックSBC、AAC、aptXSBC、AAC
バッテリー(ノイキャンオフ時)7時間(ケース込みで28時間)7時間(ケース込みで31時間
充電端子USB Type-CUSB Type-C
充電ケースサイズ (長さ x 幅 x 高さ)76.8 x 43.8 x 34.7 mm64.8 x 41.1 x 28.5 mm
重量 (各イヤホン)6 g7 g
重量 (充電ケース)58 g45.1 g
防水等級(イヤホン)IPX4IPX4
ワイヤレス充電非対応対応

CX 400BTとElite 85tを比較

装着感

装着感は両者で大きく異なります。

compare-earphone

CX 400BT(画像上)は通常のカナル型で、耳の奥まで入れるデザインになっています。
そのため、装着は安定しますが、カナル型が苦手な人は気になると思います。

一方、Elite 85t(画像下)は耳の手前で固定するようなデザインになっています。
そのため、違和感が少なくなっていますが、人によってはゆるく感じるかもしれません。

音質

両者とも、音質はイコライザーなしではフラット気味で、女性ボーカルの声の通りがやや悪く感じます。

しかし、CX 400BTはイコライザーで低音域、中音域を下げることで、女性ボーカルの声がよく通るようになります。
さらに、楽器やボーカルごとに距離の違いを感じることができます。
音楽を楽しみたいという方はゼンハイザーの方が良いと思います。

一方、Elite 85tはイコライザーで調整をしてもCX 400BTほど女性ボーカルの声がよく通るという感じはありませんでした。
しかし、聴き疲れはしにくい音質なので、作業用にBGMを聴く分には良いと思います。

機器との接続

CX 400BTは同時に1台の機器のみにしか接続できません。
しかし、専用アプリを使用することで、接続先を変更することができます。

sennheiser-connect

Elite 85tは、マルチペアリングが可能で、同時に2台の機器と接続でき、切り替えも非常に高速です。
しかし、MacとiPhoneを接続したとき、Mac側が無音でもiPhoneで音楽を再生できないことがあったため、少し注意が必要です。

操作

CX 400BTはタッチパネル式なので、誤操作が起きる可能性があります。

対して、Elite 85tは物理ボタン式なので、誤操作をすることはありません。

アプリ

zennheiser-application-1

ゼンハイザーのアプリの初期画面は非常にシンプルです。

sennheiser-application-2

イコライザーは3つの音域を調整できます。
プリセットはありません。

sennheiser-application-3

その他、1タップから3タップ、長押しの操作のカスタマイズ等ができます。

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Elite 85tはまずアクティブノイズキャンセリング、HearThrough(外音取り込み)などの切り替えと、その強さを5段階で変更することができます。

jabra-application-2

イコライザーは5つの音域を調整することができます。
プリセットも5種類用意されています。

また、これらの設定を3つまで保存しておくことができます。
上部の「マイ モーメント」「通勤」「フォーカス」をタップすることで、それらを切り替えることができます。

jabra-application-3

また、アプリ単体でピンクノイズや自然の音を再生することができます。
ただし、Elite 85tが接続していないときは使用できません。

jabra-application-4

さらに、イヤホンのフィット感を確認できるMyFit機能などがあります。
物理ボタンの操作に関しても、1回押し、2回押し、3回押しの操作をカスタマイズすることができます。

まとめ

今回は、ゼンハイザー Momentum TW2と同等音質のCX 400BTとElite 85tを比較しました。

私が考える結論としては、

・音質重視
・カナル型でも気にならない
・機能は少なくて良い

という方はMomentum TW2を、

・疲れにくさ重視
・カナル型が苦手
・多機能の方が良い

という方はElite 85tを購入するが良いと思います。

しかし、ノイズキャンセリング機能や防水機能が必要ないという方は安価に購入できるCX 400BTも良い選択肢になると思います。

どれを購入しても、良いイヤホンであることは間違いないので、是非試してみてください。

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