こんにちは、isukoです。
先日Tranya Nova Liteをレビューしました。
低価格ながら非常に機能が豊富で、コストパフォーマンスにすぐれています。
しかしスティック型ということで、イヤホンをしているというのが目立ってしまうのが気になってしまう人はいるのではないでしょうか。
今回は、非常にコンパクトな完全ワイヤレスイヤホン、Tranya T6をレビューします。
Tranya T6 スペック
※Amazon製品ページより抜粋
- Bluetoothバージョン:5.2
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
- 再生時間:約9時間(イヤホン単体)、約34時間(充電ケース併用)
Tranya T6 開封
開封シーンについてはレビュー動画をご覧ください。
付属品は日本語の説明書とイヤーピース、USB-A to Cケーブルです。
今回私はブラック系のカラーをご提供いただいたので、充電ケースもブラック系です。
マットな質感で、指紋は目立ちにくいです。
また充電ケースは全体的に金属製のようで、ひんやりとしています。
Tranya Nova Liteの充電ケースとサイズを比較してかなりコンパクトなことがわかります。
上面にはロゴマークがあります。
背面にはUSB-Cポートがあります。
充電ケースを開くとイヤホンが入っています。
イヤホンの前にはLとRと書かれています。
またイヤホンの間にはLEDインジケーターがあります。
さらに充電ケースのフタの裏には技適マークなどがあります。
イヤホンを取り出してみると、イヤホンも非常にコンパクトです。
イヤホン単体での重さは4.1gです。
充電ケース込みでの重さは44.2gです。
Tranya T6 ペアリング方法
最初はイヤホンを充電ケースから取り出すとペアリングモードになります。
2台目以降は現在の接続をすべて切断することでペアリングモードになります。
ペアリングモードになった後はペアリングしたい端末のBluetooth設定から「Tranya T6」を選択することで、ペアリングできます。
Tranya T6 レビュー
装着感
耳の奥まで入れるような形状になっており、しっかりとした装着感です。
カナル型が苦手な人には向きません。
音質
イコライザーはプリセットの「バランス」にして音質をチェックしました。
低音の量はちょうど良いと感じましたが、深い低音はあまり出ていないと感じました。
そのためか低音はこもっているように感じました。
ボーカルの距離感は少し前です。
ボーカルに伸びがありますが、もう少し芯がほしいと思いました。
高音は刺さるわけではありませんが、かなり主張してくるように感じました。
人の声を聞く用途には向いているのではないかと思います。
良い点
コンパクト
イヤホン本体も充電ケースも非常にコンパクトです。
イヤホンを装着していてもあまり目立ちません。
また常に持ち運んでいても邪魔になりません。
充電ケースに高級感がある
充電ケースは金属製のようで、高級感を感じます。
ハイエンド完全ワイヤレスイヤホンでも充電ケースはプラスチック製というものが多いなか、金属筐体を採用しているのはすごいと思います。
イコライザーのカスタマイズ性が高い
T6はアプリによってイコライザーを調整できます。
イコライザーはプリセットが4つ用意されています。
そのほか自分でイコライザーを調整できます。
その場合10個の音域を-8dBから8dBまで17段階で調整できます。
非常に自由度が高いので、自分好みの音質にできると思います。
ゲームモードを搭載している
T6はゲームモードを搭載しています。
ゲームモードがオフの場合遅延は50msほどあると感じましたが、ゲームモードをオンにすると遅延がほとんど気にならなくなりました。
マルチポイント対応
T6はマルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
たとえばパソコンとスマートフォンに同時接続するとします。
そのときにパソコンで音声を再生しているときにスマートフォンに着信があると、イヤホンからスマートフォンの着信音が流れるようになり、そのまま通話できます。
aptX Adaptive対応
高音質コーデックのaptX Adaptiveに対応しています。
より多くのデータを伝送できるので、より情報量の多い音源を楽しめます。
ただしaptX Adaptiveに対応している端末が少ないのは注意しておく必要があります。
気になる点
ノイズキャンセルなどの機能はない
T6はノイズキャンセルなどの機能はありません。
ノイズキャンセル機能や外音取り込み機能がほしいという人は、Tranya製品であればNovaやNova Liteを選択するのが良いと思います。
充電ケースにボタンがない
充電ケースのボタンを長押しするとペアリングモードにしたりすることができます。
しかしT6の充電ケースにはボタンがありません。
そのため2台目以降をペアリングする場合は現在接続している端末をすべて切断する必要があり、面倒です。
充電ケースにはボタンを搭載していてほしいです。
イヤホンの操作でイヤホンを耳に押し付けてしまう
イヤホンはタッチセンサーで操作するものが多く、イヤホンの装着位置を調整しているときに誤操作してしまうことがあります。
一方T6はロゴマークの部分が物理ボタンになっています。
ボタンを押し込んで操作するタイプのため操作ミスが少ないですし、物理的なフィードバックがあるので確実に操作できます。
しかしボタンを押すとイヤホンを耳に押し付けることになるので、注意が必要です。
イヤホンの側面にボタンがあると良いと思いました。
イヤホンの形状が左右で同じ
イヤホンの形状が左右で同じなので、左右を入れ替えても充電ケースに収納することができてしまいます。
イヤホンには左右の識別ができるものはありません。
そのためイヤホンの左右を間違えてしまい、音の左右が入れ替わってしまうことがあるのではないかと思います。
充電ケースはワイヤレス充電に対応していない
充電ケースはワイヤレス充電に対応していません。
USB-Cケーブルを接続する必要があるというのは少し面倒です。
まとめ
今回は、Tranya T6をレビューしました。
コンパクトで人の声を聞く用途であれば向いていると感じました。
しかし価格帯がTranya Nova Liteと競合してしまっているので比較すると、コンパクトさや充電ケースの品質以外はNova Liteが上回っていると感じました。
スティック型でも良いという人はどちらかを選ぶのであればNova Liteをおすすめします。