こんにちは、isukoです。
最近は耳をふさがないオープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンが人気になってきています。
コストパフォーマンスの高い高音質イヤホンで人気のSOUNDPEATSもGoFreeを販売していますが、実店舗でしか購入できません。
オンラインではGoFreeの後継機としてGoFree2が販売されます。
今回は、SOUNDPEATS GoFree2をレビューします。
SOUNDPEATS GoFree2 スペック
※公式サイトより抜粋
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- 防水規格:IPX5
- 最大再生時間(イヤホン単体):約9時間
- 最大再生時間(充電ケース併用):約35時間
SOUNDPEATS GoFree2 開封
パッケージ表面には製品画像が大きく印刷されています。
パッケージ裏面には製品の特徴が書かれています。
パッケージを開封すると充電ケース本体があり、箱の裏側には書類が入っています。
書類はアプリについての説明書とユーザーガイドです。
日本語にも対応しています。
充電ケースの下には付属品が入っています。
USB-A to Cタイプの短いケーブルが入っています。
充電ケースは丸く、かわいらしい見た目です。
天面にはロゴマークがあります。
前面にはLEDインジケーターがあり、バッテリー残量によってカラーが変化します。
後面にはUSB-Cポートがあります。
充電ケースを開いてみると、イヤホンがぎっしりと入っています。
イヤホンを取り出してみると、耳にかける部分がスマートで、カッコ良いデザインです。
重さは片耳で8.7gです。
充電ケース込みでの重さは73.0gです。
SOUNDPEATS GoFree2 ペアリング方法
最初はイヤホンに貼ってあるシールをはがして充電ケースにイヤホンを戻して充電ケースを閉じ、再度充電ケースを開くとペアリングモードに入ります。
2台目以降は接続をすべて切断することでペアリングモードに入ります。
また充電ケースを開いたときに一瞬ペアリングモードになります。
SOUNDEPATS GoFree2 レビュー
良い点
マルチポイントに対応している
マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
スマートフォンとパソコンに同時接続し、パソコンで音声を再生中に着信があるとスマートフォン側の音声に切り替わり、そのまま通話することができます。
LDACに対応している
高音質コーデックのLDACに対応しています。
音質の劣化が非常に少なく音楽を楽しめます。
デザインがスマートになった
GoFreeは耳の後ろにかける部分も大きく、あまり良いデザインではありませんでした。
しかしGoFree2はこの部分がスマートになり、カッコ良いデザインになりました。
装着感が軽く、安定している
イヤホン自体が軽いので、装着感は軽く、違和感が少ないです。
耳に引っ掛ける部分はしっかり耳に密着しており、安定しています。
音質が良い
GoFree2は個人の聴覚特性に応じてイコライザーを調整できるアダプティブイコライザーを使用できるので、こちらを使用しています。
低音の量は十分に感じますが、深い低音は物足りなく感じます。
ボーカルは少し遠いです。
ボーカルに芯はありますが、もう少し伸びがほしいと思いました。
高音には十分に存在感があります。
個人的には違和感少なく音楽を楽しめるので、音質は良いと思います。
連続再生時間が長い
連続再生時間はイヤホン単体で約9時間、充電ケース併用で約35時間です。
バッテリー持ちが非常に良いので、バッテリー残量を気にせず使用できます。
充電ケースが小さい
イヤホンがぎっしりと詰まって収納されているため、充電ケースが小さくなっています。
充電ケースが小さいと持ち運びが楽なので、魅力的です。
ゲームモード搭載
ゲームモードを搭載しています。
通常時は50msほどの遅延を感じますが、ゲームモードにするとほとんど遅延を感じませんでした。
気になる点
マルチポイントの切り替えに難がある
同時接続しているデバイスでの音声の再生元の切り替わりに3秒ほどかかることがあります。
またMacとAndroidスマートフォンを同時接続しているときにスマートフォン側の音声が再生されないことがありました。
前モデルではそのようなことはなかったので、気になる点です。
マルチポイントとLDACは共存できない
マルチポイントとLDACは同時にオンにすることはできません。
同時にオンにできるイヤホンは少ないですが、ぜひ対応してほしいです。
充電ケースのボタンがなくなった
前モデルの充電ケースにはボタンがあり、そのボタンを押すことでペアリングモードに入ったり、リセットすることができました。
しかしGoFree2の充電ケースにはボタンがありません。
ペアリングモードには充電ケースを開いたときに一瞬入るか、接続をすべて切断すると入ります。
イヤホンを6回連続でタップするとリセットされるようです。
代わりの操作は割り当てられていますが面倒なので、ボタンは搭載していてほしかったです。
割り込み接続はできない
割り込み接続はできません。
割り込み接続とは、GoFree2に2台のデバイスを接続している状態で、すでにペアリング済みのデバイスのBluetooth設定からGoFree2を選択することでそれまでの接続に割り込んで接続することです。
しかしSOUNDPEATS製品は充電ケースを開いたときに一瞬ペアリングモードになります。
そのときに接続したい端末のBluetooth設定からGoFree2を選択することで、以前の接続に関係なく接続することができます。
タッチ操作をカスタマイズできない
タッチ操作はカスタマイズできません。
そのため割り当てられた操作を覚えて使用する必要があります。
できればカスタマイズできるようにしてほしいです。
ワイヤレス充電に対応していない
充電ケースはワイヤレス充電に対応していません。
オープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンで充電ケースがワイヤレス充電に対応しているものは現状ないので、対応してくれると1つの魅力になると思います。
充電ケースに不良がある可能性がある
私の使用しているGoFree2の充電ケースは、充電ケースのLEDインジケーターが緑色で点灯しているにもかかわらず、イヤホンに充電されていないことがあります。
またいきなり充電ケースのバッテリーがなくなっていることもありました。
この件について担当の方に聞いてみたところ、2023年11月に出荷された一部のGoFree2の充電ケースで不具合が確認されたようです。
1年のサポートがあるので、気になった人はサポートに問い合わせてみてください。
まとめ
今回は、SOUNDPEATS GoFree2をレビューしました。
見た目がスマートで、音質も良いです。
ただマルチポイントの接続の切り替えに難があるのではないかと感じました。
アプリでファームウェアアップデートができるので、改善に期待したいです。