こんにちは、isukoです。
完全ワイヤレスイヤホンは手軽で便利ですが、寒い時期にはワイヤレスヘッドホンを使うと、耳を温めてくれます。
そんなワイヤレスヘッドホンを、コストパフォーマンスの高いイヤホンを多数販売しているSOUNDPEATSが新しく発売しました。
今回は、SOUNDPEATS Cove Proをレビューします。
SOUNDPEATS Cove Pro 開封

パッケージ表面には製品のイラストが描かれています。

パッケージ裏面には製品の説明が書かれています。

パッケージを開封すると、中にはヘッドホン本体とUSB-A to Cケーブル、書類、ステッカーが入っています。

ヘッドホン本体の重さは250.4gです。
SOUNDPEATS Cove Pro ペアリング方法
はじめて使用する際は、電源をオンにするだけでペアリングモードになります。
2台目以降のデバイスとペアリングする場合は、電源オフの状態で電源ボタンを長押しし続けることでペアリングモードになります。
ペアリングモードになったあとは、デバイスのBluetooth設定画面で「SOUNDPEATS Cove Pro」を選択することでペアリングできます。
SOUNDPEATS Cove Pro レビュー
デザイン

デザインは一般的なヘッドホンという印象です。
素材はプラスチック製です。

左右で0から10までの11段階でヘッドホンのサイズを調整できます。

折りたたむことができるため、持ち運びの際にコンパクトになります。

ボタンや充電ポートは右側に集中して配置されています。
装着感

側圧はちょうど良く感じました。
しかし、私の場合は数十分の使用で頭頂部に痛みを感じました。
頭の形によって個人差があると思いますが、長時間使用したいと思っている方は注意が必要かもしれません。
音質
リファレンス環境は以下の記事をご覧ください。


LDAC接続、イコライザーは「SOUNDPEATSクラシック」、「ダイナミック低音」オン、「適応型ノイズキャンセリング」モードで音質をチェックしました。
普段は外音取り込みモードをオフで検証していますが、ノイズキャンセリングモードのほうが低音の響きが良く、他の音域の音がクリアに感じたため、今回はこの設定を使用しています。
全体的な印象としては、低音が豊かでキレのある音です。
ボーカルはちょうど良い距離感で聴きやすく、空間は広く感じます。
一方で、高音域はややこもっているように感じることがあります。
次にそれぞれのリファレンス曲での印象を紹介します。
ロック系の楽曲では、低音がかなり響きますが、キレもあるため心地よく聴けます。
ボーカルはちょうど良い距離感で、伸びや芯があります。
高音はややこもっているように感じましたが、さまざまな音が混じるサビでもそれぞれの音に集中できます。
ボーカルのサ行やタ行の声は、刺さるまではいきません。
J-POP系の楽曲では、空間は広く感じます。
ボーカルには伸びや芯があり聴きやすいですが、高音が少し物足りないためか、こもったように感じるときがあります。
シンセサイザーや打ち込み系の音もややこもっているように感じました。
全体的に響きがあるからか、バイノーラル的な感じを得られにくかったです。
洋楽ポップス系の楽曲では、低音の響きとキレのバランスが良く、リズムに乗りやすいと感じます。
低音とボーカルのバランスも良く、女性ボーカルはやや高音域帯が物足りないように感じますが、聴きやすくは感じます。
EDM系の楽曲では、サブベースが体に響くまでは感じられませんでしたが、男性ボーカルはリアルに感じられます。
生楽器は少し響きが強すぎるように感じました。
クラシック系の楽曲では、音量の変化には対応できています。
ヴァイオリンはウォームな印象で、弦のこすれるような音はあまり聴こえません。
音が止まるべきときにはすぐに止まる印象で、余韻は少なく感じました。
接続性
マルチポイントに対応しており、2台のデバイスに同時接続できます。
高音質コーデックのLDACにも対応しているため、高音質でのワイヤレス再生が可能です。
ただし、LDACとマルチポイントは併用できません。
有線接続でも使用できますが、以下のような、オーディオ伝送に対応したUSB-Cケーブルを別途用意する必要があります。
私の手元にあった、一般的なデータ転送に対応したケーブルや、ドングルDACに付属しているようなケーブルでは音声が再生されませんでした。
操作性

物理ボタンでの操作に対応しています。
外音取り込みモードの変更、ヘッドホンのオン・オフと再生・一時停止、音量の変更がそれぞれのボタンで行えます。
ボタンの形が異なるので、手触りで判別できます。
ただし、装着検知センサーはついていないため、外したときに自動で音楽が止まることはありません。
ノイズキャンセル性能

私はメガネをしているためスキマが空いている可能性はありますが、イヤホンと比較してノイズキャンセル性能は高くないと感じました。
特にメガネをしている方は、ノイズキャンセル性能に期待しないほうが良いと思います。
外音取り込み性能

少しこもった感じがしますが、周りの音は十分に聞こえます。
自分の声がこもる感じは少なく、装着したまま会話もできると思います。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境では声がこもっている感じがします。
60dB前後のレストランの音を流した環境では、こもってはいますが、周りの音は強力にカットしています。
全体的に音量が波打っている感じがあり、安定感には欠ける印象です。
バッテリー
バッテリー容量は750mAhです。
最大95時間使用できるとしています。
10分間の充電で最大11時間使用できる急速充電にも対応しています。
アプリ
「SOUNDPEATS」アプリに対応しており、さまざまな機能が利用できます。

バッテリーの残りパーセントを確認できるため、充電のタイミングを把握しやすいです。


外音コントロールのモードを変更でき、ANCモードでは5つのモード、外音取り込みモードでは2つのモードを選択できます。

「スペーシャルオーディオ」と呼ばれる空間オーディオを利用できますが、LDACとは併用できません。
オンにすると音が軽くなってしまう印象で、違和感があります。


イコライザーを調整でき、9つのプリセットと「適応型イコライザー」、カスタムイコライザーがあります。

「適応型イコライザー」は流れる音が聞こえるかどうかでイコライザーを調整してくれる機能です。
しかし、私の場合はすべての音が聞こえてしまい、効果を得られませんでした。

カスタムイコライザーは10個の音域を-6dBから+6dBまでで調整できます。

マルチポイントのオン・オフができますが、LDACと併用できません。

「ダイナミック低音」のオン・オフができます。
これは音に厚みが出るのでオンにするのがおすすめです。
LDACのオン・オフができますが、マルチポイントや「スペーシャルオーディオ」とは併用できません。

通知音の音量や言語を変更できます。
通知音が大きいと感じる方にはうれしい機能です。

低遅延のゲームモードをオン・オフできます。
LDAC接続時に通常時は300msほどの遅延が、ゲームモードをオンにすると150msほどになりました。
カラーと価格
カラーはブラックのみです。

パッケージ裏面によると他のカラーバリエーションもあるようですが、日本ではブラックのみの販売となっています。
Amazonでの通常価格は8,980円です。
まとめ
今回は、SOUNDPEATS Cove Proをレビューしました。
良い点
- 折りたたみができてコンパクト
- LDAC対応
- マルチポイント対応
- 低音が響いてキレのある音質
- ボーカルが聴きやすい
- 急速充電対応
- 最大95時間のバッテリー持ち
- アプリで細かく設定可能
- 通知音の音量を変更可能
- ゲームモード搭載
気になる点
- 数十分の使用で頭頂部に痛みを感じた
- 高音域がややこもっている
- ノイズキャンセル性能は高くない
- 装着検知センサー非搭載
- 有線接続には対応ケーブルが必要
- マイク音質で音量が波打つ
- LDACとマルチポイントや「スペーシャルオーディオ」は併用不可
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
頭頂部の痛みやノイズキャンセル性能の低さは気になります。
しかし、8,980円でLDACに対応し、折りたたみができてコンパクトに持ち運べるのは魅力的です。
音質は低音が響いてキレがあり、ボーカルも聴きやすいです。
バッテリー持ちも良く、急速充電にも対応しているため、外出先での使用にも便利です。
コストパフォーマンスの高いヘッドホンを探している方は検討してみても良いのではないでしょうか。


