致命的な欠点を許容できるならコスパは高い EarFun Air S レビュー | 繊細ガジェットレビュー
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致命的な欠点を許容できるならコスパは高い EarFun Air S レビュー

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こんにちは、isukoです。

私はPCとスマートフォンにイヤホンを同時に接続しておきたいので、マルチポイント(2台同時接続)のワイヤレスイヤホンを主に使用しています。

これまでマルチポイントに対応しているワイヤレスイヤホンは安くても1万円程度の価格でしたが、EarFunから約7,000円(記事公開時点、Amazon価格)で販売されるという情報を得たため、購入してみることにしました。

今回は、EarFun Air Sをレビューします。

EarFun Air S スペック

公式サイトより抜粋

  • 対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
  • 対応コーデック:SBC、AAC、aptX
  • 通信距離:最大15m
  • バッテリー容量:40mAh x 2(イヤホン)、500mAh(充電ケース)
  • 充電時間:1時間(イヤホン)、2時間(USB-C)、3.5時間(ワイヤレス充電)
  • バッテリー持続時間(イヤホンのみ):最大6時間(ANCオフ)、最大5時間(ANCオン)
  • バッテリー持続時間(充電ケースと併用):最大30時間(ANCオフ)、最大25時間(ANCオン)

EarFun Air S 開封

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パッケージ表面にはイヤホン本体の画像が大きく印刷されており、商品の特徴も紹介されています。

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パッケージ裏面には商品の特徴が詳しく紹介されています。

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パッケージを開封するとEarFunのロゴが入った箱が入っています。

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箱の中には説明書と書類、クリーニング用の棒、クリーニング用の棒の使い方の紙が入っています。

説明書は日本語に対応していますが、その日本語がおかしい箇所があります。

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箱を取り出すと、EarFun Audioアプリのダウンロードガイドと小さな箱、充電ケースが入っています。

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小さな箱の中にはUSB-A to Cのケーブルが入っています。

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小さな箱の下にはイヤーピースが入っています。

イヤーピースはイヤホン本体に取り付け済みのMサイズの他に、XS、S、Lサイズが付属しています。

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充電ケースの天面にはEarFunのロゴが入っています。

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充電ケースの底面には技適マークやPSEマークが表示されています。

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充電ケース全面にはバッテリー容量を示すLEDランプがあります。

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充電ケースの背面にはUSB-Cポートがあります。

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充電ケースを開けてみると、イヤホン本体が収納されています。

イヤホン本体の接点部分と充電ケース上部のところがテープで保護されています。

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テープを外してみると、画像のような感じです。

イヤホン本体の棒が伸びている部分はネイビーのような色合いです。

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イヤホンの形状はAirPods Proに近いのではないかと思います。

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イヤーチップを外してみると、軸の部分はフィルターで保護されています。

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イヤホンの重さは片耳で5.0gです。

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イヤホンと充電ケースの重さは52.4gです。

EarFun Air S ペアリング方法

最初は充電ケースのフタを開けると自動的にペアリングモードになります。

2台目をペアリングするときは、接続しているデバイスの接続を解除するか、両方のイヤホンを充電ケースに入れて約3秒間充電ケースのボタンを押し続けることでペアリングモードに入ります。

EarFun Air S レビュー

装着感

装着感は非常に軽い印象です。

しかし一方で引っかかりが弱く、外れてしまいそうな感覚があります。

音質

音質でまず感じたのは高音が刺さりやすいことです。

それによりあまり音量を大きくすることができないため、ボーカルが遠めで、低音も物足りなく感じました。

良い点

マルチポイント(2台同時接続)対応

マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。

そのため、パソコンでウェブ会議をし、その後接続を切り替えることなくスマートフォンで音楽を再生することができます。

ワイヤレス充電対応

ワイヤレス充電に対応しています。

ワイヤレス充電台に置いておくだけで充電ができるのは手軽で便利です。

アプリに対応

EarFunのイヤホンはこれまでアプリに対応していませんでしたが、EarFun Air Sはアプリに対応しています。

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アプリではノイズキャンセリング、外音取込、ノーマルの3つを切り替えることができ、遅延の少ないゲームモードも利用することが可能です。

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イコライザーは3つの音域を調整することができます。

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その他にはファームウェアの更新やキーのカスタマイズができます。

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キーのカスタマイズはトリプルタップと長押しのみ変更することが可能です。

充電ケースへの収納は磁力が強い

充電ケースへの収納は磁力が強く、しっかりと収納されます。

充電ケースから取り出してからデバイスに接続するのが早い

イヤホンを充電ケースから取り出してからデバイスに接続するまでが約7秒です。

この早さであればストレスはそれほどなく使い始めることができます。

片耳で使用可能

片耳を充電ケースにしまったまま、片耳で使用することができます。

片耳を充電しながら使用することができます。

充電ケースの表面は指紋がつきにくそう

充電ケースの表面はマットな感じで指紋が目立ちにくいです。

充電ケースの内部は掃除がしやすそう

充電ケースの内部はツルツルとした素材になっており、汚れが拭き取りやすいです。

気になる点

片方で音声の再生を停止しないともう片方の音声が再生されない

EarFun Air Sはマルチポイントに対応していますが、片方で音声の再生を停止しないともう片方の音声が再生されません。

着信、通話時は接続が切り替わるものが多い印象ですが、EarFun Air Sは通話時、着信時も接続が切り替わりません。

つまり、PCとスマートフォンに同時接続した状態で、PCで音声を再生しているとき、スマートフォンに着信が来てもイヤホンに着信の音声は流れません

これは非常に致命的な欠点だと思います。

ただ、通話を開始したとき、相手の声は聞こえませんが、こちらの音声は相手に届いているようです。

付属のイヤーピースが柔らかすぎる

付属のイヤーピースが非常に柔らかいため、イヤホンを耳から外すときにイヤーピースがひっくり返ってしまいます。

それが気になる人はイヤーピースを変更することをおすすめします。

ノイズキャンセリング機能は弱め

ノイズキャンセリング機能は弱めです。

音声を再生してしまえばあまり気にならないとは思いますが、耳栓としては使用しにくいです。

外音取り込み機能は自分の声がこもっている

外音取り込み機能は、周りの音はかなり聞き取りやすいです。

しかし、自分の声はこもって聞こえるため、イヤホンをしたまま会話をするのは厳しいです。

ノイズキャンセリング機能などの切り替えが遅い

ノイズキャンセリング機能などの切り替えは、アナウンスがあった後に切り替わるため、切り替わりが遅いです。

また、ノイズキャンセリング→外音取り込み→ノーマルという切り替えしかできないのも気になる点です。

誤タッチが多い

イヤホンのタッチ感度が高すぎるため、誤タッチが多いです。

イヤホンが外れやすい印象があり、付け直すことがあるので、そのときに誤タッチが発生しやすいのが気になりました。

割り込みペアリングは不可

2台のデバイスが接続しているとき、3台目のデバイスのBluetooth設定画面から「EarFun Air S」を選択することで、割り込んでペアリングすることはできません。

まとめ

今回は、EarFun Air Sをレビューしました。

PCとスマートフォンに同時接続している状態で、PCで音声を再生しているとき、スマートフォンの着信が受けられないのが致命的なデメリットだと思います。

しかし、このデメリットが気にならないのであれば、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。

もしこの点がデメリットに感じるのであれば、下の記事でマルチポイント対応のおすすめワイヤレスイヤホンを紹介しているので、参考にしてください。

マルチポイント(2台同時接続、3台同時接続)対応のBluetoothイヤホンのおすすめ
マルチポイント(2台同時接続、3台同時接続)対応のBluetoothイヤホンのおすすめを、私が使用してきた中から紹介しました。完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスイヤホン、Bluetoothレシーバーなど、様々な選択肢があるので、試してみてください。
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