こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
私はこれまでMOTU M2というオーディオインターフェースをリファレンス機として、音質のチェックをしていました。

今後有線イヤホンのレビューもする可能性があり、そうなるとバランス接続も試してみたいと思いました。
ただし、リファレンス機として使えるような、味付けの少ないモニターライクな音を求めていました。
そこで調査を続けたところ、TOPPING DX5 IIが評判も高く、モニターライクな音というような評価だったので、購入しました。
今回は、TOPPING DX5 IIをレビューします。

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TOPPING DX5 II 開封

パッケージ表面は黒がベースで、左上にシルバーで「TOPPING」と書かれています。

パッケージ裏面には特に何も書かれていません。

パッケージを開封すると、中には製品本体と電源ケーブル、USBケーブル、アンテナ、3.5mmを6.35mmに変換するアダプター、リモコン、製品情報のQRコードが書かれたカードが入っています。

重さは本体のみで955.3gです。
TOPPING DX5 II レビュー
デザイン

全体的にシンプルなデザインです。
主張が少ないので、どこでも置きやすそうです。

サイズはMOTU M2よりは少し大きいです。
ただ、十分にコンパクトだと思います。

前面には6.35mmシングルエンド出力端子や4.4mmバランスヘッドホン出力端子、ディスプレイ、3つのボタン、押し込みに対応したノブなどがあります。

背面にはBluetoothアンテナやUSBデジタル入力端子、電源入力端子、電源スイッチなどがあります。
私が使うものだけを紹介したので、以下のマニュアルを参照してください。
USBデジタル入力端子はUSB-B端子という、あまり見ない端子です。
USB-C端子ではないのは気になります。

また付属のケーブルはUSB-A to Bケーブルです。
最近はUSB-C端子だけのデバイスが増えてきているので、その点も気になりました。
音質
イコライザー等は特に設定しませんでした。
ゼンハイザー HD 490 PRO PlusをTOPPING DX5 IIとMOTU M2につなぎかえ、音質をチェックしました。
全体的な音質としては、MOTU M2よりも輪郭がはっきりした感じです。
ボーカルは大きな変化は感じませんでしたが、低音や高音をより感じられるようになりました。
次に、以下の記事で紹介しているそれぞれのリファレンス曲での感想を紹介します。

ロック系
全体的に輪郭がはっきりとした感じです。
ボーカルは大きな変化は感じませんでしたが、低音や高音はより感じられるようになりました。
さまざまな音が混じるサビではどちらも集中できますが、楽器ごとの輪郭がよりはっきりしており、より集中できる感じです。
ボーカルのサ行やタ行の音は刺さる感じではありません。
J-POP系
シンセサイザーや打ち込み系の音は電子感が弱い印象です。
MOTU M2のほうが響きがあり、引き込まれる感じがありました。
冒頭でボーカルの位置が移動する場面では、大きな違いは感じず、少しバイノーラル的な感覚があるといった感じでした。
空間の広さは、音の輪郭がはっきりしているためか、広い空間をより感じられます。
ボーカルの質は、少し輪郭がはっきりしているような気がしましたが、大きな違いは感じませんでした。
最後の語りの部分は、輪郭がはっきりするぶんか、消え入りそうな声という感じを考えると、MOTU M2のほうが良いと感じました。
洋楽ポップス系
低音の深みはMOTU M2のほうがあるので、MOTU M2のほうがリズムに乗りやすいと感じました。
低音とボーカルのバランスは非常に整っている印象です。
MOTU M2は少し低音が強く感じました。
女性ボーカルの質感の違いはあまり感じませんでした。
EDM系
生楽器の質感はMOTU M2のほうが少し深みがある感じです。
サブベースもMOTU M2のほうが体に響く印象です。
男性ボーカルの質感は大きな変化は感じませんでした。
クラシック系
音量の変化は、TOPPING DX5 IIのほうが音の輪郭がはっきりしており、よりダイナミックに感じました。
ヴァイオリンの質感は、TOPPING DX5 IIのほうがクールよりの印象です。
ただ刺さるという感じではないので、ニュートラルな感じだと思います。
音は止まるべきときに止まり、余韻は美しいです。
接続性



USB接続やBluetooth接続など、複数の方法でTOPPING DX5 IIに入力できます。

USBデジタル入力端子はUSB-B端子なのは気になりました。
Bluetooth接続は、高音質コーデックのLDACとaptX Adaptiveに加え、aptX、aptX HD、AAC、SBCに対応しています。

「入力設定」の「入力オプション」の中に「自動検出」というものがありますが、USBでパソコンと接続し、Bluetoothでスマートフォンと接続している状態で、Bluetoothで音声を再生すると、接続がBluetoothに切り替わる、というような機能ではありませんでした。
操作性

ボタンと、押し込みに対応したノブでさまざまな設定が行えます。
ボタンの押し心地は、しっかりとしたクリック感があり、ボタンを正しく押せているかがわかります。
ノブの回転は、大きく回したいときには軽く、スムーズに回せ、細かく回したいときは1段階ごとに引っかかりがあり、操作しやすいです。
ノブの押し込みはボタンを押すよりは力が必要な印象です。

「MENU」ボタンを押すと設定画面が開きます。
ノブの回転で項目の移動、ノブの押し込みで決定ができます。

「ディスプレイ」では、ディスプレイの見た目に関する設定ができます。

「入力設定」では入力に使用する端子などの切り替えなどを設定します。


「入力オプション」で、「INPUT」ボタンを押したときに切り替える入力の種類を選択できます。

「自動検出」というものがありますが、USBでパソコンと接続し、Bluetoothでスマートフォンと接続している状態で、Bluetoothで音声を再生すると、接続がBluetoothに切り替わる、というような機能ではありませんでした。


「出力設定」では出力に使用する端子の切り替えなどを設定します。


「出力オプション」で、ノブを押し込んだときに切り替える出力の種類を変更できます。
「HPA」が前方の、「LO」が後方の端子の出力です。
さらにシングルエンドとバランスで出力を切り替えたりできます。

「DSP設定」では、イコライザーなどの設定ができます。

「詳細設定」では、出力や入力の種類ごとに音量やイコライザーなどを保存しおけます。

ノブの押し込みは、通常は出力の切り替えですが、他の操作にも変更できます。
カラーと価格
カラーはホワイトとブラックの2色です。
Amazonでの通常価格は49,500円です。
まとめ
今回は、TOPPING DX5 IIをレビューしました。
良い点
- シンプルで、主張が少なく、どこでも置きやすい
- 輪郭がはっきりした音質
- 高音質コーデックのBluetooth接続に対応している
- ボタンの押し心地が良い
- ノブを回した感覚が良い
- 出力や入力の種類ごとに音量やイコライザーなどを保存しておける
気になる点
- USBデジタル入力端子がUSB-B端子
- ノブの押し込みは少し重い
- 接続先は自動的に切り替わらなかった
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
接続先が自動的に切り替わらなかったので、結局はUSB接続のみで使うようになりました。
音質は輪郭がはっきりしており、リファレンス機としてより使いやすそうだと感じました。
今後はリファレンス機をMOTU M2からTOPPING DX5 IIに切り替えようと思います。

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