こんにちは、isukoです。
私はApple Watchをファミリー共有できるようになったときから、Apple Watchが見守り端末として優秀だと思っていましたが、通信プランが高額で、なかなか手が出せませんでした。
しかし先日、ウォッチナンバープランが発表され、料金が月額385円(税込)と非常に安くなりました。
そこで、高齢の家族用にApple Watch SEを購入し、ウォッチナンバープランを契約しました。
今回は、私がApple Watchが見守り端末として優秀だと思う理由とApple Watchを見守り端末として使ううえでの懸念点を紹介します。
Apple Watchが見守り端末として優秀だと思う理由
無料で通話できる
Apple WatchはFaceTimeで無料通話をすることができます。
FaceTimeとは、Apple製品同士での通話が無料の通話サービスです。
無料通話といえばLINE通話が一般的だと思いますが、通話するまでに多くのステップがあり、誤操作のリスクが高く、高齢の人では扱いづらいです。
その点、Apple WatchでのFaceTimeでの通話は標準の「電話」アプリから通話を行えるので、LINE通話よりはシンプルに使うことができます。
どこにいるかわかる
Apple WatchにはGPSが搭載されており、ファミリー共有設定で位置情報を共有しておけば、iPhoneの「探す」アプリでおおよその位置情報がわかります。
位置も100m程度の誤差で、十分な精度だと思います。
自動で緊急通報してくれる
Apple Watchには、転倒を検知し、自動で緊急通報してくれる機能が搭載されています。
この機能により、特に高齢の人は命を守る可能性が高くなります。
使えるアプリが限られる
ファミリー共有で設定したApple Watchは、iPhoneとアプリを同期できないため、ほとんどのアプリをインストールすることができません。
そのため、子供が知らないアプリをインストールして問題が発生するということはまずありません。
また、高齢の人にとっても、誤操作をして問題が発生するリスクが非常に低いです。
つけ忘れることが少ない
高齢の人にスマートフォンを持たせる場合、持っていくのを忘れるということが多いのではないかと思います。
しかし、Apple Watchは時計なので、つけ忘れるということは少ないです。
そのため、安定して見守りを行うことができます。
Apple Watchを見守り端末として使ううえでの懸念点
遠隔で使用する際のソフトウェア・アップデート
Apple WatchはペアリングしたiPhoneが近くにないとソフトウェア・アップデートを行うことができません。
つまり、遠隔でApple Watchを使用する場合、ソフトウェア・アップデートができないということになります。
そのため、セキュリティが古くなり、外部からの攻撃を受けるリスクがあります。
睡眠をトラッキングできない
Apple Watchの重要な機能として、睡眠の測定機能がありますが、ファミリー共有で設定したApple Watchには「睡眠」アプリをインストールすることができません。
そのため、睡眠を測定することができません。
睡眠は測定できるようになってほしいと思います。
Apple Watch単体での通話
Apple Watch単体で通話をしようとすると、Apple Watch内蔵のマイクとスピーカーを使うことになります。
つまり、周りに会話が聞こえてしまうことになります。
これはワイヤレスイヤホンを使用することで対処可能ですが、追加費用がかかるのはデメリットです。
まとめ
今回は、Apple Watchが見守り端末として優秀だと思う理由とApple Watchを見守り端末として使ううえでの懸念点を紹介しました。
機能が限定された中で無料で通話できるのは、見守り端末として優秀だと思います。
さらに、GPSでどこにいるかわかり、転倒を検知して緊急通報してくれるので、非常に安心です。
一方、単体でアップデートができず、測定できる項目も少ないです。
それらを改善してくれると、さらに見守り端末として使いやすくなると思います。