こんにちは、isukoです。
以前、Fossil Gen 5の物足りないところを紹介しました。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_0301-160x90.jpg)
それからまた新しいスマートウォッチを検討し始めました。
本当はPixel Watchを待ちたかったのですが、高額になる可能性が高いので、今購入できる高性能のスマートウォッチを購入することにしました。
今回は、Galaxy Watch4をレビューします。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Galaxy Watch4 44mmスペック
※公式サイトより抜粋
- CPU:1.18GHz デュアルコア
- ディスプレイ:1.4インチ Super AMOLED(有機EL)
- ディスプレイ解像度:450 x 450
- ROM:16GB
- RAM:1.5GB
- 位置情報:GPS、Glonass、Beidou、Galileo
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n 2.4+5GHz
- OS:Wear OS Powered by Samsung
- センサー:加速度、気圧、ジャイロ、磁気、光学式心拍、環境光、生体電気、インピーダンス解析
- サイズ(高さ x 幅 x 厚さ):44.4 x 43.3 x 9.8 mm
- 重さ:30.3g(ストラップ(ベルト)除く)
- バッテリー容量:361mAh
Galaxy Watch4 開封
![galaxy-watch4-package-front](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0595-1024x768.jpg)
パッケージ表面にはGalaxy Watch4本体の画像が印刷されていますが、シンプルなパッケージです。
![galaxy-watch4-unpackaged](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0601-1024x768.jpg)
パッケージを開封すると、Galaxy Watch4本体と、付属品の入った箱が入っています。
![galaxy-watch4-accessories](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0602-1024x768.jpg)
Galaxy Watch4を充電するためのケーブルとクイックスタートガイドが付属しています。
ACアダプタは付属していないので、自分で用意する必要があります。
![galaxy-watch4-front](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0603-1024x768.jpg)
今回私は44mm、グリーンの通常モデルを購入しました。
Apple Watchのようなデジタルクラウンは採用されていないので、表面はかなりすっきりとした見た目です。
ベルトも緑色ですが、濃い緑色なので、違和感は少ないです。
![galaxy-watch4-back](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0604-1024x768.jpg)
背面も非常にシンプルです。
ちなみにバンドは20mmの通常の時計バンドを使用することができます。
![galaxy-watch4-right-side](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0639-1024x768.jpg)
右側面にはボタンが2つあります。
上のボタンはホームボタン、下のボタンは戻るボタンになっています。
![galaxy-watch4-left-side](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0640-1024x768.jpg)
左側面には特に何もありません。
Galaxy Watch4 初期設定
![galaxy-watch4-hello](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0610-1024x768.jpg)
ホームボタンを長押しすると電源がつきます。
![galaxy-watch4-setting](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0611-1024x768.jpg)
その後、接続するスマートフォンでGalaxy Wearableアプリを起動するように促されます。
Galaxy Wearableアプリをダウンロード、インストールして起動して、Galaxy Watch4と接続します。
接続すると、その後はアプリの指示通りに進めることで、初期設定は完了です。
なお、初期設定の中でGalaxyアカウントへのログインが求められるので、事前に作成しておくことをおすすめします。
また、Galaxy Watch4のデータはS Healthに同期されます。
Galaxy Watch4 測定、記録できること
Galaxy Watch4は、
- 心拍数
- 歩数
- 活動時間
- 活動カロリー
- ワークアウト
- 体組成
- 睡眠
- ストレス
- 生理
- 水分
- 血中酸素レベル
- 食事
などを測定、記録することができます。
中でも体組成はユニークで面白い測定項目だと思います。
Galaxy Watch4 レビュー
良い点
軽い
まずGalaxy Watch4を取り出して思ったことは、軽いということです。
![fossil-gen-5-weight](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0650-1024x768.jpg)
私がこれまで使用していたFossil Gen 5の重さはフィルムもケースもしていない状態で74.0gでした。
![galaxy-watch4-weight](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC_0651-1024x768.jpg)
一方、Galaxy Watch4は保護のためにフィルム、ケースを取り付けていますが、それでもGalaxy Watch4の重さは56.8gと非常に軽量です。
スマートウォッチが基本的に常に装着しているものなので、軽量なのは魅力です。
ストラップ(ベルト)の手触りが良い
付属のストラップ(ベルト)の手触りが非常に良いです。
よく伸びる印象で、違和感なく装着することができます。
文字盤のデータの反映が早い
これまで私が使用していたApple Watchなどは文字盤に心拍数などのデータを表示できるようにしていてもその情報が反映されるまでに時間がかかっていたため、リアルタイムのデータを確認するのが不可能でした。
しかし、Galaxy Watch4はすぐにデータが反映され、リアルタイムのデータを確認することができます。
スタンドアラートがある
Galaxy Watch4には座りすぎを防止するための通知機能があります。
以前使用していたFossil Gen 5はそのような機能がなかったので、この機能があるのは非常にありがたいです。
睡眠モードへの自動移行機能がある
![galaxy-watch4-sleep-mode-1](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_20220617_140556_settings.png)
Galaxy Watch4の設定の「高度な機能」の中に「就寝モード」というものがあります。
この就寝モードはオンにすると画面が側面のボタンを押さないと点灯しなくなり、通知も来なくなります。
![galaxy-watch4-sleep-mode-2](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_20220617_140610_settings.png)
Galaxy Watch4はこの就寝モードに自動で切り替わってくれます。
私が以前使用していたFossil Gen 5にはそのような機能はなく、手動で設定する必要があったので、非常にありがたいです。
ワークアウトの種類を選択した後、すぐに計測が始まる
Apple Watchでは、ワークアウトの種類を選択した後、すぐに計測が始まっていました。
しかし、その後に使用したHuawei Watch Fit newやFossil Gen 5はワークアウトの種類を選択した後、位置情報を測定してからスタートボタンを押して測定が始まるという形式だったため、測定を忘れてしまうということがありました。
一方、Galaxy Watch4はワークアウトの種類を選択した後、すぐに測定が始まるので、忘れにくいです。
もし忘れてしまっても、ウォーキングであれば10分続けることで自動でさかのぼって測定をしてくれます。
小声でもGoogleアシスタントを利用できる
私が以前使用していたFossil Gen 5はマイクの感度が悪く、小声ではGoogleアシスタントを利用することはできませんでした。
しかし、Galaxy Watch4では小声でもGoogleアシスタントを利用することができました。
私はGoogleアシスタントを頻繁に利用するわけではありませんが、利用できる幅が広がるというのは良いことだと思います。
気になる点
Android端末でしか使用できない
Galaxy Watch4はAndroid端末でしか利用することができません。
私はApple WatchはiPhoneしか選択肢がなくなるという点が大きなデメリットに感じていましたが、Android端末は選択肢が多いので、大きなデメリットにはならないと思います。
しかし、iPhoneを使用していて、Galaxy Watch4を購入しようとしている人は注意が必要です。
バンドのバックルが外れやすい
付属のバンドは柔らかいため、バックルが外れやすいです。
そのため、バックルに通して余ったバンドはしっかり収納しておかないと、Galaxy Watch4自体を落としてしまう可能性があるので注意が必要です。
一部しかGoogle Fitに連携できない
Galaxy Watch4にはGoogleが開発したWear OSが搭載されているため、当然Google Fitにデータを連携できるだろうと思っていたのですが、一部しか連携することができません。
Galaxy WatchにGoogle Fitアプリをインストールすることで、歩数と活動時間は同期することができますが、ワークアウトや呼吸、睡眠などは同期されません。
ワークアウトや呼吸はGoogle Fitのアプリを使用すれば同期できると思いますが、Galaxy Watch4に搭載されているアプリの方が使いやすいので、それは諦めるしか無いと思っています。
アプリ一覧がわかりにくい
![galaxy-watch4-applications](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_20220617_141725_sysui.png)
Galaxy Watch4のアプリ一覧画面はアプリの画像しか表示されません。
これではアプリの画像でアプリの内容を記憶しておく必要があり、使いにくいです。
アプリの横にアプリ名を表示する表示方法にも対応してほしいと思います。
画面オンの感度が良くない
手首をひねっただけでは画面がオンにならないことが多いです。
画面をオンにするためにはかなりオーバーに手首をひねる必要があるため、もう少し精度を改善してほしいと思います。
おサイフケータイは利用できない
FeliCaは搭載されていないため、おサイフケータイのような決済を行うことはできません。
スマートフォンを持っていけば良いのですが、身軽にしたいときもあるので、ぜひ使えるようになってほしいです。
呼吸アプリが探しにくい
呼吸アプリはストレスアプリの中にあり、見つけるのに苦労しました。
別のアプリとして独立させてほしいと思いました。
呼吸回数の上限がある
呼吸アプリの呼吸回数には上限があります。
呼吸アプリの「吸う」「吐く」の時間をそれぞれ3〜10秒の間で1秒ずつ設定することができますが、両方10秒に設定したときの10分が最長です。
それより「吸う」「吐く」の時間を短くすると、その分時間が短くなっていきます。
また、呼吸中は振動で知らせてくれますが、設定した呼吸回数を終了したことは知らせてくれません。
これもやや気になるところです。
Wear OSの対応アプリが少ない
Wear OSに対応しているアプリが少ない印象です。
Apple Watchは単体でかなりのことができるようになってきましたが、Wear OSはまだまだそこまでの機能は利用できません。
Wear OSが改善されていく中で、対応アプリも増えていってほしいと思います。
耐久性に不安がある
(2022年10月27日追記)
使用して4か月ほどでバッテリーが異常に消費することがあり、修理に出しました。
![](https://sensai-gadget.com/wp-content/uploads/2022/10/PXL_20221025_023223531-160x90.jpg)
耐久性には不安があります。
まとめ
今回は、Galaxy Watch4をレビューしました。
今のところ、今まで使ってきたスマートウォッチの中で最も使い勝手が良いと感じています。
さらにWear OSの対応アプリが増えてくれば、より良くなると思うので、期待したいです。