低価格の開放型完全ワイヤレスイヤホンだが… TRUEFREE O2 レビュー【提供 TRUEFREE】 | 繊細ガジェットレビュー
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低価格の開放型完全ワイヤレスイヤホンだが… TRUEFREE O2 レビュー【提供 TRUEFREE】

オーディオ

こんにちは、isukoです。

先日、開放型完全ワイヤレスイヤホンのTRUEFREE O1をレビューしました。

開放型完全ワイヤレスイヤホンの最適解か TRUEFREE O1 レビュー【提供 TRUEFREE】
TRUEFREE O1をレビューしました。完全ワイヤレスの開放型イヤホンで、マルチポイントにも対応しており、音楽も十分に楽しめます。

開放型イヤホンは耳をふさがないので、低音が弱くなりがちだといわれています。

しかしO1は低音が強く、価格も5,000円程度で、かなり満足できる開放型イヤホンでした。

そんなTRUEFREEから新モデルとしてデザインが洗練されたO2が発売されました。

さらなる進化を期待しましたが、なかなか厳しいと感じてしまいました。

今回は、TRUEFREE O2をレビューします。

今回は、TRUEFREEの提供でお送りします。

TRUEFREE O2 開封

パッケージ表面にはイヤホンの画像が大きく印刷されています。

パッケージ裏面には製品の特徴や技適マークなどがあります。

パッケージを開封すると、イヤホンが入った充電ケースとUSB-A to Cケーブル、説明書が入っています。

重さはイヤホン単体で9.5gです。

充電ケース込みでは70.9gです。

TRUEFREE O2 ペアリング方法

充電ケース内のボタンを長押しすることでペアリングモードになります。

ペアリングモードになったあとは、接続したいデバイスのBluetooth設定で「TRUEFREE O2」を選択することでペアリングできます。

TRUEFREE O2 レビュー

デザイン

明るいオレンジの差し色が使われており、スポーティな印象を受けます。

充電ケースはツルツルそしているのですが、角度によって見え方が変わります。

充電ケース前面にはバッテリー残量を示すインジケーターがあります。

充電ケース背面にはUSB-Cポートがあります。

充電ケースを開くと、ペアリングなどを行うためのボタンがあります。

イヤホンは耳掛け式の開放型イヤホンとしてはよくある形状だと思いますが、O1と比較してスタイリッシュになりました。

耳にかける部分は非常にやわらかいです。

装着感

耳に引っ掛けるタイプなので安定しています。

私はメガネをかけていますが、特に干渉しているというようなことは感じません。

音質

イコライザーは「クラシック」にして音質をチェックしました。

音が軽いと感じてしまいました。

前モデルのO1は低音が強めで、音楽も楽しめる音質だと思っていましたが、かなり音質が変わってしまったと感じました。

ボーカルは少し遠めで、もう少し伸びや芯がほしいと思いました。

高音はシャカシャカとしている印象です。

さらにボーカルや高音が刺さる感じがあり、聴き疲れしてしまいました。

接続

マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。

しかし最近は低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンにも搭載されてきている、LDACやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックには対応していません。

また割り込み接続には対応していません。

割り込み接続とは、すでにペアリング済みで、接続はされていないデバイスのBluetooth設定から「TRUEFREE O2」を選択することで、それまでの接続に割り込んで接続することです。

充電ケース内のボタンを長押ししてペアリングモードにすることで接続を切り替えられるのでまだ楽ではありますが、できれば割り込み接続に対応してほしいです。

さらに一番気になるのが、音声が後に再生したデバイスに割り込まれることです。

この仕様の場合、パソコンとスマートフォンに同時接続している状態で、パソコンで動画を再生しているとき、スマートフォンでSNSを見ているとSNSの動画に反応してパソコン側の音声が流れなくなってしまいます。

この仕様は個人的には不便なので、改善してほしいです。

バッテリー

バッテリーはイヤホン単体で最大約6.5時間、充電ケース併用で最大約22時間です。

長時間装着したまま快適に使えるイヤホンなので、バッテリー持続時間はもう少し長くしてほしいです。

アプリ

「TRUEFREE」アプリでイヤホンのバッテリー残量の確認や、さまざまな設定がおこなえます。

「イヤホン機能」ではゲームモードのオンオフやタッチ操作のカスタマイズができます。

ゲームモードオフの状態では50msほどの遅延を感じましたが、オンにすることでほとんど遅延を感じなくなりました。

タッチ操作は1〜3回タップと1.5秒間長押しでの操作を割り当てられます。

操作を割り当てない「未定義」も設定できるので、たとえば1回タップは誤タップを防ぐために割り当てないということもできます。

「イコライザ」はプリセットとカスタマイズ、アダプティブの3つで調整できます。

プリセットは9つのあらかじめ用意されたイコライザーから選択できます。

カスタマイズは10個の音域を-6から6の13段階で調整できます。

自由度は高いです。

アダプティブは聴力テストを行い、その結果に応じて適切なイコライザーを自動で設定してくれます。

しかしO2は周りの音がふつうに聞こえてしまうため、正確に聴力テストを行うのは難しいです。

その他気になる点

アナウンス音が大きいです。

アナウンス音はもう少し小さくできるようにしてほしいです。

まとめ

今回は、TRUEFREE O2をレビューしました。

前モデルのTRUEFREE O1が良かっただけに期待していたのですが、なかなか厳しいと感じてしまいました。

TRUEFREEの開放型完全ワイヤレスイヤホンを購入するのであれば、価格も安く、音質も良いと感じたので、O1のほうが良いと思います。

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