こんにちは、isukoです。
先日、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンをレビューしました。

前モデルのCCイヤーカフイヤホンから形状が変化した結果、装着感が良くなり、音質も好みで、安くなったにもかかわらず進化したイヤーカフイヤホンだと感じました。
この形状はHUAWEI FreeClipとよく似ています。
FreeClipは高機能で使いやすく、私が昨年レビューしたイヤーカフイヤホンのランキングでは1位でした。

今回は、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンとHUAWEI FreeClipを徹底比較します。




SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン vs HUAWEI FreeClip 徹底比較
デザイン

まず充電ケースはUUイヤーカフイヤホンがやや角ばった形状をしているのに対し、FreeClipは丸い形状をしています。
充電ケースのサイズはFreeClipのほうが少しだけ小さいように感じます。

充電ケースの右側面にはどちらにも物理ボタンがあり、このボタンを押すことでペアリングモードにしたり、リセットしたりできます。

充電ポートは、UUイヤーカフイヤホンが底面にあるのに対し、FreeClipが下側面にあります。

また、UUイヤーカフイヤホンは表面にはロゴがありません。
そのため、充電ケースをデスクに置いているときには、UUイヤーカフイヤホンのほうがスマートです。
しかし、FreeClipのほうが作りが良いです。
UUイヤーカフイヤホンは振るとカタカタと音がしますが、FreeClipはそのような音はしません。

イヤホンのデザインはどちらも丸い部分と細長い部分が組み合わさった形状をしています。
スピーカーや充電端子の付き方も似ています。
接続部分の長さはFreeClipのほうが短く、太いように感じます。


イヤホン単体の重さはUUイヤーカフイヤホンが4.6g、FreeClipが5.6gと、UUイヤーカフイヤホンのほうが軽いです。
装着感
どちらも装着感は良いです。
接続部分の戻る力は強いものの、耳を圧迫するような感じはありません。
接続部分が短いぶん、FreeClipのほうがイヤホン全体で支えてくれるような印象で、より安定感があります。
装着時の見た目


装着時の見た目は、接続部分が短いぶん、FreeClipのほうが違和感が少ないのではないかと思います。


横から見た場合は、接続部分の太さの関係もあるのか、UUイヤーカフイヤホンのほうがスマートに見えます。
FreeClipは全体的にマットなカラーを選択できるので、その点でも見た目の違和感は少ないです。
音質
FreeClipのほうが空間が広いです。
しかし、そのぶん音が拡散しているように感じます。
一方、UUイヤーカフイヤホンは前のほうから音が聴こえる印象です。
UUイヤーカフイヤホンのほうが音に伸びや芯を感じられます。
空間の広さは好みがあると思います。
FreeClipは音が明るく、UUイヤーカフイヤホンのほうが低音を感じられる音だと感じました。
音もれ
どちらも音楽が楽しめる音量で50cmほど離しても、何の曲が流れているかわかる程度には音もれします。
静かな環境で使うのは控えたほうが良いと思います。
接続性
どちらもマルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
接続を切り替えることなく複数のデバイスの音声を聴けるため、使いやすいです。
また、どちらも左右の区別がなく、使用できます。
接続はFreeClipのほうが圧倒的に早いです。
UUイヤーカフイヤホンは装着したときに電源が入り、その後接続し始めるのに対し、FreeClipは装着して電源が入るとすぐに音が流れ始めます。
しかし、FreeClipは私が使っているM4 Mac miniと相性が悪く、音が二重になってしまうことが頻繁にあります。
操作性

UUイヤーカフイヤホンは物理ボタンでの操作です。
物理的なフィードバックがあるので、押せたことがわかりやすいです。
一方FreeClipはタッチ操作です。
FreeClipは接続部分のどこをタッチしても操作できるので、使いやすいです。
ダブルタップなどを終えたあとにフィードバック音があり、どの操作を受け付けてくれたかがわかります。
通話音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
通話音質はFreeClipのほうが良いです。
UUイヤーカフイヤホンは静かな環境でも音がこもってしまっています。
バッテリー
UUイヤーカフイヤホンはイヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大30時間使用できます。
また、10分の充電で最大2時間使用できます。
一方、FreeClipはイヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大36時間使用できます。
また、10分の充電で最大3時間使用できます。
FreeClipはUUイヤーカフイヤホンと比較して、充電ケースはやや小さめに感じるにもかかわらず、全体のバッテリー性能は高めです。

そして、FreeClipの充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。
充電ケースがワイヤレス充電に対応しているイヤーカフイヤホンは貴重です。
アプリ
UUイヤーカフイヤホンは「PeatsAudio」、FreeClipは「HUAWEI AI Life」というアプリでイヤホンをカスタマイズできます。
App Storeではどちらのアプリも配信されていますが、Google Play Storeでは「HUAWEI AI Life」アプリは配信されていません。

AndroidではHUAWEI AppGalleryからインストールする必要がありますが、apkファイルというものを使用してインストールする必要があります。/

apkファイルからのインストールはセキュリティ的なリスクを含んでいるので、注意が必要です。

とはいえFreeClipはイコライザーを4つのプリセットから選択したり、タッチ操作の割り当てをカスタマイズできる程度なので、不要であればインストールしなくても良いと思います。/

一方「PeatsAudio」アプリでは、イコライザーやタッチ操作の割り当てをかなり自由度高くカスタマイズできます。

音声ガイダンス言語を切り替えたり、通知音の音量を調整したりできます。
防水・防塵性能
UUイヤーカフイヤホンは防塵性能の記載がなく、IPX5の防水性能があります。
FreeClipはIPX4の防水性能と、IP5Xの防塵性能があります。
防水性能はUUイヤーカフイヤホンのほうが高いですが、FreeClipは防塵性能があります。
FreeClipのほうが外で使いやすいのではないかと思います。
カラー
UUイヤーカフイヤホンはブラックとホワイトの2色です。
一方、FreeClipはブラック、パープル、ベージュ、ローズゴールドの4色です。
カラーバリエーションはFreeClipのほうが多いです。
価格
通常価格は、UUイヤーカフイヤホンは6,180円、FreeClipは27,800円です。
FreeClipはUUイヤーカフイヤホンが4台買えてしまいます。
まとめ
今回は、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンとHUAWEI FreeClipを徹底比較しました。
FreeClipは装着感が良く、接続も早いので、使いやすいです。
一方UUイヤーカフイヤホンは、CCイヤーカフイヤホンで気になっていた装着感が大きく改善し、価格が安くなりました。
私としてはどちらを使うのかというと、今後はUUイヤーカフイヤホンを使います。
FreeClipが一番良かったですが、私の使っているM4 Mac miniとの接続の問題がありました。
UUイヤーカフイヤホンは接続の問題が起こらず、装着感も良いです。
また音質がFreeClipより好みです。
接続にはやや時間がかかりますが、ここは妥協点だと思います。
価格もFreeClipの4分の1程度なので、ぜひ購入してみてほしいです。
どちらも個別のレビューをしているので、ぜひご覧ください。



