こんにちは、isukoです。
ゼンハイザーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンであるMomentum True Wireless 3は音質に定評があります。
しかし、発売当初はマルチポイント（2台同時接続）に対応していませんでした。
ですが先日、ファームウェアアップデートでマルチポイント接続に対応しました。
そこで今回は、ゼンハイザー Momentum True Wireless 3をレビューします。
ポチップ
ゼンハイザー Momentum True Wireless 3 開封
今回はグラファイトモデルを購入しました。
パッケージ表面にはイヤホン本体の画像が大きく印刷されています。
左下には製品の特徴が書かれています。
パッケージ裏面には製品の特徴が詳しく多言語で書かれています。
パッケージを開封すると1枚紙が入っており、その下に充電ケースとクイックガイドが入っています。
クイックガイドの下には付属品が入っています。
ケーブルはUSB-A to Cタイプです。
ゼンハイザーのロゴもあります。
イヤーピースはXS、S、M、Lサイズが入っています（Mサイズはイヤホンに装着済み）。
また、耳にひっかけるためのイヤーフィンが3サイズ入っています（1サイズはイヤホンに装着済み）。
付属品の下には書類が入っています。
充電ケースは布でできており、非常に特徴的です。
充電ケース上面にはゼンハイザーのロゴがあります。
充電ケース正面にはLEDインジケータとUSB-Cポートがあります。
充電ケース背面には特に何もありません。
充電ケースを開くと、イヤホン本体が入っています。
イヤホン本体は前モデルのMomentum True Wireless 2というより、廉価モデルのCX True Wirelessに近い形状です。
イヤーピースを取り外すと画像のようになっています。
片耳での重さは5.8gです。
充電ケース込みでの重さは78.2gです。
ゼンハイザー Momentum True Wireless 3 レビュー
良い点
マルチポイント（2台同時接続）対応
Momentum True Wireless 3は発売当初はマルチポイント（2台同時接続）に対応していませんでしたが、ファームウェアアップデートによりマルチポイントに対応しました。
PCで音声を再生中にスマートフォンに着信があると自動で接続が切り替わり、そのまま通話をすることができます。
充電ケースから取り出してから使えるまでが早い
充電ケースからイヤホンを取り出して、2台への接続が完了するまで約10秒です。
この時間は音声でのアナウンスがありの状態での接続時間です。
音声でのアナウンスだと、「Connected.」というアナウンスが一度だけ流れ、2台に接続しているかどうかは端末を確認しなければなりません。
しかし、ゼンハイザーのアプリにはアナウンスの音声を有りにするか、ノイズキャンセルのモードが切り替わったときなどにトーンでアナウンスするかを選択することができます。
この「トーンのみ」を選択することで、端末に接続したときごとに「ピッ」という音が鳴ります。
また、充電ケースから取り出して2台の端末に接続するときの時間も約7秒と非常に早いです。
ワイヤレス充電可能
Momentum True Wireless 3の充電ケースはワイヤレス充電が可能です。
充電台に置くだけで充電ができるので、非常に楽です。
音質が良い
付属のイヤーピースで音楽を聴いてみたところ、低音はちょうど良いです。
ボーカルは少しベールに包まれたような印象でしたが、聴き取りやすいと感じました。
高音は刺さりませんが、しっかりと存在を感じられました。
空間の広さを感じました。
気になる点
装着感があまり良くない
付属のイヤーピースでは耳の奥に当たっている感じが強く、装着感があまり良くないと感じました。
そのため、イヤーピースは変更する必要があると思います。
Momentum True Wireless 3に合うイヤーピースについては後日記事を公開します。
マルチポイント接続時にノイズがある
Windows PCとAndroidスマートフォンに同時接続している状態で、PCで音声を再生している状態でスマートフォンで音声が流れるゲームをプレイすると、PC側の音声が流れ続けますが、その音にノイズが入ります。
限定的な状況ですが、マルチポイント接続時にノイズがあるのは注意しておいたほうが良いと思います。
イコライザー設定の自由度が低い
イコライザーは3つの音域しか調整することができません。
ゼンハイザーアプリにはサウンドチェックという、好きな音楽を聴きながら、自分の好みのオーディオプリセットを選択していくことで、イコライザーを調整してくれる機能があります。
自分の好みの音が出るオーディオプリセットを選択していくだけでイコライザー設定ができるので、非常に手軽ですが、イコライザー設定の自由度が低いので、あまりこの機能を活かしきれていない印象です。
高音のノイズはあまりカットできない
Momentum True Wireless 3はノイズキャンセル性能を搭載しています。
低音のノイズはある程度カットできている印象ですが、人の声より高い音のノイズはあまりカットできていない印象です。
しかし、音声を再生してしまえばあまり気にはならないと思います。
外音取り込み機能は自分の声がこもって聞こえる
外音取り込み機能は、周りの音は自然に聞こえてきますが、自分の声がこもって聞こえます。
そのため、イヤホンを装着しながら会話をするのは少し難しいかもしれません。
まとめ
今回は、ゼンハイザー Momentum True Wireless 3をレビューしました。
マルチポイントに対応し、全部入りといっても良いほどの機能を持つようになりました。
しかし、ゼンハイザーは音質に定評があるといいながらも、イコライザーの設定の自由度が低いのが気になりました。
他にはない素材の充電ケースが好みで、そのままの装着感、音質が合っている人には良い選択肢だと思います。
ポチップ
