こんにちは、isukoです。
皆さんは普段どのようなキーボードを使っていますでしょうか。
ノートパソコンのキーボードのような薄いキーボードの場合、打鍵感が良くないと感じている方もいるのではないでしょうか。
とはいえ外付けのキーボードで良いものとなると、高くなってしまうと考えている方は多いのではないでしょうか。
そんな中、今回紹介するKEMOVE K98SEは1万円を切る価格ながら、打鍵感が良く、驚きでした。
今回は、KEMOVE K98SEをレビューします。
また、同時にいくつものキーキャップを取り外せるキープラーもご提供いただきましたので、レビューします。
KEMOVE K98SE 開封
パッケージ表面にはキーボードのイラストが大きく描かれています。
パッケージ裏面には製品の説明などが書かれています。
パッケージを開封すると、キーボードとUSB-A to Cケーブル、キープラー、説明書が入っています。
KEMOVE K98SE レビュー
デザイン
全体的にホワイトで、グレーの差し色がレトロ感を与えています。
キー配列はテンキーを含むレイアウトを圧縮した配列です。
テンキーも使いたいものの、横幅が長いのが気になるという方には良い選択肢です。
キーキャップにはFnキーを押しながら押したときのアイコンが描かれています。
K98SEはキーの割り当てをカスタマイズしたものを5つのプロファイルに保存しておいたり、MacとWindowsのキー配置に最適化したりできます。
多くのキーボードはWindows向けで、Macに対応させるにはキー配置をカスタマイズしなければならない印象なのですが、このキーボードはキーボード自体の設定でモードを変更できるのが良いと思いました。
Fnキーを押すことで対応するアイコンのキーのバックライトが点灯し、どのプロファイルか、どちらのOSのモードかがわかります。
ライトはバックライトとキーボードの手前のライトがあります。
ライトはブルーっぽい色の1色のみです。
バックライトは消せますが、キーボードの手前のライトは消せなさそうです。
スタンドがあり、2段階の角度調整ができます。
高さがあるので、パームレストは必要だと思います。
重さは1098gです。
打鍵音
今回は赤軸のものをご提供いただきました。
実際の打鍵音はYouTube動画をご覧ください。
ノートパソコンのキーボードを入力するときのようにキーの上をすべらせるように指を動かすと、キーをはじいてしまい、大きな音がします。
それ以外はそれほど大きな音はしません。
説明書で紹介されていますが、吸音のためのさまざまな工夫の効果があると感じます。
打鍵感
赤軸らしく、キーを押し込んでも引っかかりがなく、スムーズに入力できます。
しかし適度な底打ち感があり、打鍵しているという感覚が得られます。
私は打鍵時に力強く押すタイプですが、指が疲れるということはありません。
一部のキーキャップにはFnキーを押しながら押したときの動作を示したアイコンがありますが、このアイコンがざらざらとした感触があります。
キーの印字はそのような感触はないので、アイコンも同じようにしてほしいと思いました。
接続性
接続は有線のみです。
SEでないモデルがあり、そちらのモデルは無線接続にも対応しているようですが、技適認証を受けていません。
ぜひ無線対応モデルも日本で使えるようにしてほしいです。
カスタマイズ性
キースイッチも変更できる、ホットスワップには対応していません。
SEでないモデルはホットスワップに対応しているようですが、技適認証を受けていないので、日本では使用できません。
またソフトウェアを使用することで、キーにさまざまな操作を割り当てられるようです。
しかしWindows版のみが提供されているようです。
私は現在Macを使用しているので、このキーボードの本当の性能が出せないのが残念です。
カラーと価格
カラーは今回レビューしたホワイト系のみです。
Amazonでの価格は基本的には6,000円ほどで推移しているようです。
KEMOVE キープラー 開封
パッケージ表面にはキープラーのイラストが大きく描かれています。
パッケージ裏面には製品の説明などが書かれています。
パッケージを開封すると、キープラー本体と説明書が入っています。
重さは25.1gです。
KEMOVE キープラー レビュー
使い勝手
普通のキープラーはキーキャップ1つだけを引き抜けますが、このキープラーは最大4つのキーキャップを同時に引き抜けます。
持ち手の部分をつかむことで、キープラーの部分の幅をせばめられます。
せばめた状態で上に持ち上げることで、キーキャップを引き抜けます。
同時に複数のキーキャップを引き抜けるのは時短になり、便利です。
しかし、引き抜いた際にキーキャップが動いてしまうので、キーキャップを元の順番のままで置いておくのに少し手間がかかるかもしれません。
カラーと価格
カラーは今回レビューしたホワイトのみです。
まずはクラウドファンディングでの販売になるようです。
最初の50人は4.99ドルで購入できるとのことです。
まとめ
今回は、KEMOVE K98SEとキープラーをレビューしました。
良い点
- テンキーを含むにしてはコンパクト
- MacとWindowsのキー配置に最適化できる
- 2段階の角度調整ができる
- 打鍵音があまり大きくない
- 打鍵感が良い
- 比較的価格が手頃
気になる点
- ライトは1色のみ
- キーボードの手前のライトは消せない
- キーキャップの印字の一部がザラザラする
- 無線接続に対応していない
- ホットスワップに対応していない
- Macでキーのカスタマイズができない
K98SEについて、良い点、気になる点をまとめると上のような感じです。
Macでキーのカスタマイズができない点は非常に残念なので、早く対応してほしいです。
一方1万円以下という価格の割には打鍵感が良く、驚かされました。
メカニカルキーボードの打鍵感がどのようなものか知りたいという方は購入してみてはいかがでしょうか。