こんにちは、isukoです。
先日iPadでできる忘れない読書法について紹介しました。
この方法では本の内容をマインドマップにまとめていきます。
マインドマップを作成しながら読むのは、内容が構造化されて理解しやすくなる反面、1冊の本を読み終えるのに時間がかかってしまいます。
そのため私は1日1章を読むので精一杯でした。
1日1冊の本を読めるようになるために、いくつかの読書法の本を参考にし、自分なりの方法を試してみた結果、1日1冊の本を楽に読めるようになりました。
今回は、私が1日1冊の本を楽に読めるようになった読書法を紹介します。
1日1冊の本を楽に読むために必要な考え方
まず、1日1冊の本を楽に読むために必要な考え方は、1冊すべての内容を吸収しようとしないことです。
すべての内容を吸収しようとすると、どうしても読書スピードが遅くなります。
また本の内容の多くは、具体例などの筆者が伝えたいことの補足です。
つまり、筆者が伝えたいことは本の中でそれほど多くありません。
筆者が伝えたいことを正しくつかむために、補足の部分はあえて読まないぐらいの考え方のほうがいいと思います。
1日1冊の本を楽に読めるようになった読書法
まえがきと目次から知りたいことを決める
まえがきと目次を読み、その本で知りたいことを決めます。
知りたいことを意識しながら読むことで、サラッと読んでいても、知りたいことが書かれていそうな箇所で目が止まるようになります。
筆者が強調している箇所をチェックする
「しかし」「つまり」など、筆者が強調している文章は重要な情報が書かれていることが多いのでチェックします。
もちろん、自分が重要だと判断したものもチェックして構いません。
チェックの方法は文章に線を引いてもいいですし、書き込むのが嫌な人は文章が含まれるページにふせんを貼ってもいいと思います。
各章を読み終わったときに1か所のみにふせんを貼る
各章を読み終わったときに、チェックした文章を読み返します。
その中から自分が特に重要だと感じたものを1つだけ選び、その文章が含まれるページにふせんを貼ってください。
ページにふせんを貼ってチェックしていた人は、特に重要だと感じたページのふせんを1つだけ残します。
1冊を読み終わったときに3か所だけふせんを残す
1冊を読み終わった後、ふせんを貼ったページを読み返してください。
その中で自分が絶対に覚えておきたいものを3つまで選び、ふせんを残します。
それ以外のふせんは外してしまいます。
人間は同時に3つ程度までしか覚えられないので、本のエッセンスを覚えておくためには情報を厳選することが必要です。
ふせんを残した重要箇所を記録する
最後にふせんを残した重要箇所については記録しておきます。
もし内容を忘れてしまっても、3つなので、見直しも楽です。
記録の方法はまず、重要箇所をそのまま書き写します。
次に重要箇所はつまりどういうことを伝えているのか自分の言葉で説明します。
これにより文章の内容が自分の中で理解され、吸収されます。
最後にその言葉を受けて、自分がこれからどのように行動するかを書きます。
知識を得ただけでは意味がないので、行動について記述しておくことが大切です。
まとめ
今回は、私が1日1冊の本を楽に読めるようになった読書法を紹介しました。
読む前に本を読んで自分が知りたいことを決めておき、記憶しておきたいことを厳選することで、本を早く読めるようになり、記憶にも残りやすくなります。
今回の読書法は、
・『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』
・『レバレッジ・リーディング』
・『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』
を参考にし、自分が実践できる形にまとめたものです。
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