こんにちは、isukoです。
先日Creative BT-W5を購入し、使用していました。
他の24bit/96kHzに対応したBluetoothオーディオトランスミッターはノイズがひどく、使い物になりませんでした。
一方BT-W5は気になるほどのノイズは発生せず、非常に使いやすく感じていました。
しかし気になる点があり、Creativeサポートに質問してみると仕様について大きな問題がありました。
今回は、Creative BT-W5がパソコンでしか24bit/96kHzに対応していなかった話をします。
Creative BT-W5がパソコンでしか24bit/96kHzに対応していなかった話
製品ページにはBT-W5はaptX Adaptive ハイクオリティ モードを搭載しており、対応のワイヤレスイヤホンやヘッドホンと接続すれば24bit/96kHzで音声が再生できると紹介されています。
またBT-W5は「Creative アプリ」(Windows/Mac版)に対応しており、aptX Adaptiveのモード(高音質モード・低遅延モード)の変更やイコライザーでの音質調整を行うことができます。
まずこの「Creative アプリ」で設定した内容はBT-W5内に保存されるのかCreativeサポートに質問しました。
すると「ブルートゥース デバイス」の設定のみがBT-W5に同期されるとのことでした。
ここで「Creative アプリ」を見ていると、BT-W5に同期されない項目の中に「オーディオ クオリティ」があることがわかりました。
この項目の初期設定は16bit/48kHzとなっています。
これを24bit/96kHzに変更することができますが、Creativeサポートの回答によると、この設定はBT-W5に同期されないことになります。
この件についてCreativeサポートに問い合わせてみると、「BT-W5をパソコンに接続し、aptX Adaptive 24bit/96kHz対応のワイヤレスイヤホンと接続する場合、最大24bit/96kHzに対応しております。」との回答でした。
つまりスマートフォンでは24bit/96kHzでの再生に対応していません。
まとめ
今回は、Creative BT-W5がパソコンでしか24bit/96kHzに対応していなかった話をしました。
私はスマートフォンで24bit/96kHzでの音声再生ができることを期待していたのですが、残念ながらできませんでした。
パソコンでは「Creative アプリ」で設定を変更すれば24bit/96kHzでの音声再生が可能ですが、スマートフォンでは再生できないので、購入には注意が必要です。