こんにちは、isukoです。
ChatGPTを代表する対話型AIは非常に高性能化してきています。
最近はブログ記事やYouTube動画の原稿の作成などで対話型AIを活用したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし対話型AIに搭載されているAIモデルの学習には過去のデータが使用されており、最新情報をうまく扱えませんでした。
そのため新しいガジェットを扱う機会の多い私にとってはまだうまく活用できないという印象でした。
また多くの対話型AIがあり、どれを選べば良いかわからないという人は多いと思います。
今回は、それらの問題をハイレベルで解消した対話型AI、Perplexity AIをレビューします。
Perplexity AI レビュー
良い点
新しい情報にも回答してくれる
AIモデルはあらかじめ学習したことをもとに回答してくれますが、新しい情報の回答は得られません。
一方Perplexity AIはWEB検索を利用し、その結果をAIが分析し、回答してくれます。
そのため新しい情報でも有効な回答してくれます。
複数のAIモデルを利用できる
Perplexity AIは有料版のPerplexity Proにすることで、OpenAIのChatGPTで使用される最新AIモデル(記事公開時点)のGPT-4oや、AnthropicのClaudeで使用される高性能AIモデルのClaude 3 Opusなど、複数のAIモデルを利用できます。
Perplexity Proは20ドル/月で利用できます。
これはChatGPTとClaudeの有料版と同じ価格設定です。
英語の情報を分析して日本語で回答してくれる
ガジェットはもちろん、技術なども海外から日本に入ってくるものが多いです。
そのため海外の動向を調査するのは大事です。
しかし海外の情報は英語で書かれていることが多く、情報を読む気になれないという人は多いのではないでしょうか。
ここでPerplexity AIを利用することで、海外のサイトを参照し、日本語で回答してくれます。
英語の情報の理解に貢献してくれます。
情報源を明示してくれる
Perplexity AIはWEB検索を利用し、その結果を分析して回答してくれますが、回答が正しいかどうかは確認する必要があります。
ここでPerplexity AIは情報源を明示してくれています。
回答の横に小さい数字が書かれており、これは上のソースに対応しています。
このソースのサイトや、回答の横の小さい数字をクリックすることで回答の情報源となっているサイトを開けます。
これにより情報が正しいかどうかの確認もしやすくなっています。
気になる点
複数のAIモデルに対して同時に質問できない
Perplexity AIは複数のAIモデルを利用できますが、複数のAIモデルに対して同時に質問はできません。
AIモデルによって向き不向きがあるように感じているので、同時に質問できるようになるとかなり使いやすくなると思いました。
検索した情報が古い場合がある
検索した情報が古い場合があります。
何度か同じ質問をすると新しい情報になる場合がありますが、検索のアルゴリズムは一定していないのかもしれません。
入力にクセがある
Perplexity AIは質問の内容を書き換えられます。
またPerplexity AIの機能として、質問の内容をより明確にするために、AI側から質問が来ることがあります。
これらの入力時はエンターキーを押すと入力が確定されてしまいます。
最初の入力時や、さらに質問をするときは問題ないので、修正してほしいです。
まとめ
今回は、Perplexity AIをレビューしました。
WEB検索を利用して新しい情報もあつかえ、ChatGPTのGPT-4oやClaudeのClaude 3 Opusも利用できるので、非常に高性能です。
複数のAIモデルに同時に質問できるようになるとかなり使いやすくなると思いました。
AIを活用していくことはますます必要になっていくと思うので、今後もAIについての同行は調査していきたいと思います。