こんにちは、isukoです。
イヤーピースは耳に触れる部分です。
そのため、イヤーピースが合わなければ、イヤホンを装着しているのが苦痛で、装着し続けるのが難しくなります。
今回レビューするAZLA SednaEarfit MAXは装着感にこだわり、長時間の装着を可能にしています。
今回は、AZLA SednaEarfit MAXをレビューします。
AZLA SednaEarfit MAX 特徴
製品特徴について、詳しくは公式サイトを確認してください。
KCC SILICONE社100%医療用メディカルシリコン採用
SednaEarfit MAXは、「究極の低刺激フィット」をスローガンに、シリーズ史上最も過敏な耳への低刺激性のイヤーピースを目指して開発されています。
そのため、耳道内に触れる部分に色素やプラスチック等のどんな成分も混合しない認証された安全素材である、KCC SILICONE社の医療用メディカルシリコンを100%使用しています。
このシリコンは外科手術中に体内への挿入などで使用される100%医療用シリコンのため、優れた安全性を持っており、耳道内が敏感な人でも低刺激で使用できます。
テーパード型構造設計のイヤーピース形状
一般的なイヤーピースの構造は、耳の内側部分と外側の厚みが同じか、内側に向かうほど厚くなるため、強い圧迫感を与えます。
しかし、SednaEarfit MAXはテーパード型構造設計と呼ばれる、耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる構造設計になっています。
これにより、低圧迫と高遮音性の両立を実現しています。
新開発ハニカム構造コアレスワックスガードを採用
従来のイヤーピースのワックスガードフィルター(耳あかフィルター)はプラスチックフィルターを接着する方式のため、柔軟性がなく圧迫感が強くなり、接着剤などによるアレルギーの危険性があります。
しかし、SednaEarfit MAXはイヤーピースの傘部分からフィルターまで一度に成形する金型設計により、コアレスワックスガードを採用しています。
これにより、接着剤などを使用せずに製造が可能になり、圧迫感を減らします。
そして、巣型六角形(ハニカム)構造のフィルターは、フィルターネットがイヤホンから出る音の伝達を邪魔することなく、効果的に異物の流入のみを防ぐことを可能にしています。
開封
AZLA SednaEarfit MAX Standard
パッケージ表面にはイヤーピース本体の画像が大きく印刷されており、商品の特徴が書かれています。
今回はMSサイズ2ペアのものを購入したので、パッケージ背面にはMSサイズのイヤーピースの細かいサイズが説明されています。
パッケージを開封すると、SednaEarfit XELASTECやSednaEarfit Crystalと同様、プラスチックのケースにイヤーピースが収納されています。
ケースの真ん中には、軸の細いイヤホンに対応するためのアダプターが入っています。
AZLA SednaEarfit MAX for TWS 開封
完全ワイヤレスイヤホン向けのパッケージもStandardとほぼ変わりませんが、右上に「for True Wireless Earbuds」と書かれています。
今回はMSサイズが2セット入ったものを購入したので、パッケージ裏面にはMSサイズのイヤーピースの寸法が書かれています。
パッケージを開封すると、Standardとは異なり、3サイズがセットになったものを流用したケースではありませんでした。
また、軸の細いイヤホンに対応するためのアダプターは入っていません。
オーディオテクニカのATH-TWX9に装着してみると、上の画像のようになります。
AZLA SednaEarfit MAX レビュー
今回はTechnicsのEAH-AZ60に装着し、レビューしています。
装着するイヤホンによっては装着感や音質などが異なる場合があります。
装着感
私の場合、MSサイズでフィットしました。
装着感は非常にやさしく、違和感は非常に少ないと感じました。
音質
音質については、大きく音質を変化させるものではないと感じました。
元々のEAH-AZ60で感じていたボーカルの遠さがそのまま残っているような印象です。
全体的に音がやさしくなり、刺さりにくい音になったように感じました。
良い点
非常にやさしい装着感
SednaEarfit MAXの特徴はなんといっても装着感が非常にやさしいことです。
装着時の違和感を減らすために徹底的にこだわった商品で、ずっとつけていても気にならないと思います。
耳あかフィルターが付いている
耳あかフィルターが付いているということはめずらしいと思います。
イヤホンによってはイヤホン本体にフィルターがなかったり、フィルターが外れやすかったりします。
そのため、イヤーピースにフィルターが付いているというのは良いと思います。
気になる点
音質を向上させるわけではない
音質を向上させるような構造ではありません。
そのため、イヤホン自体の音質には満足しているが、装着感が気になるという場合にはおすすめです。
サイズの印字がわかりにくい
サイズはイヤーピースの傘の部分に印刷されているようですが、非常に読みにくいです。
もう少し読みやすくしてほしいと思います。
まとめ
今回は、AZLA SednaEarfit MAXをレビューしました。
非常に優しい装着感で、イヤホンを装着するときの違和感が少ないです。
しかし、音質への影響は大きくありません。
そのため、イヤホンの音質には満足しているけれど、装着感が気になるという人には非常におすすめできるイヤーピースです。
SednaEarfit MAXは非常に多くのサイズがあるので、まずは多数のサイズがセットになっているものを購入し、自分にあうサイズを見極めるのが良いと思います。