こんにちは、isukoです。
2022年7月にau回線で大規模な通信障害が発生しました。
過去にはドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルでも通信障害が発生しており、通信障害に備えて準備をしたいけど、どうすれば良いかわからないという人は多いのではないでしょうか。
今回は、キャリア別デュアルSIMのおすすめの組み合わせを紹介します。
デュアルSIMとは
デュアルSIMとは、1台のスマートフォンなどの端末に2つのSIMを認識させることです。
つまり、デュアルSIMに対応する端末であれば、2つのSIM情報を1台に共存させることができます。
メリット
バックアップ回線を持てる
最も大きいメリットとしては、片方の回線が通信障害などで利用できなくなっても、もう片方のバックアップ回線で通信ができることです。
最も直近ではau回線で通信障害が発生しましたが、ドコモやソフトバンク、楽天モバイルでも通信障害は発生しています。
今後も通信障害が発生しないということはないと思うので、デュアルSIMでバックアップ回線を持てることは大きなメリットです。
用途の異なるSIMを共存できる
例えば、片方はプライベート用、もう片方は仕事用のSIMを1台のスマートフォンに共存させることができます。
2台持ちが面倒という人はメリットになります。
デメリット
通信料が高くなる
2つの回線の通信契約をする必要があるため、基本的に通信料が高くなります。
工夫すれば安くすることも可能ではありますが、メイン回線と合わせて検討する必要があるので面倒です。
デュアルSIM対応端末
iPhoneでは、iOS 12.1以降を搭載したiPhone XS、iPhone XR以降の機種は、物理SIM + eSIMのデュアルSIMに対応しています。
Androidでは、多くのSIMフリー端末がデュアルSIMに対応しています。
Android端末の場合、物理SIM + 物理SIM、物理SIM + eSIMのどちらかのデュアルSIMに対応している場合が多いので、どちらのデュアルSIMに対応しているか確認するようにしてください。
今回は、物理SIM + eSIMのデュアルSIM、特にこれからサブ回線としてeSIMを契約する場合について解説します。
eSIMとは
eSIMとは、SIMカードに含まれる情報がデータ化されたSIMのことです。
メリット
SIMカードの到着を待つことなく開通できる
物理SIMの場合、SIMカードの到着を待つ必要があります。
しかしeSIMの場合、審査が完了してしまえばすぐに開通することができます。
デメリット
機種変更時の手続きが面倒
機種変更をする際、SIMカードの場合はカードを差し替えるだけで良いです。
しかし、eSIMの場合はeSIMの再発行手続きを行う必要があります。
通信会社によってはeSIMの再発行時に再度本人確認書類が必要だったり、発行手数料がかかる可能性があるので、機種変更はやや面倒です。
【iPhone対応】キャリア別デュアルSIM最強の組み合わせ(eSIM編)
ここからはキャリア別デュアルSIMでおすすめの組み合わせを紹介します。
今回は、新たにeSIMを契約するとして、eSIMのキャリア別におすすめを紹介していきます。
ドコモ回線
ドコモ回線でeSIMに対応しているのは、
- ドコモ
- ahamo
- IIJmio
- LinksMate
- 日本通信SIM
- HISモバイル(2022年8月24日から)
です。
おすすめは、
- 価格と通話を重視するならHISモバイル
- 価格とデータ通信を重視するならIIJmio
- 通信品質を重視するならahamo
です。
HISモバイル
HISモバイルは100MB/月までなら税込290円/月という低価格で、通話料も税込9円/30秒と非常に安価です。
後述するIIJmioは音声通話に対応していませんが、HISモバイルは音声通話に対応しているので、通話専用SIM、通信障害対策のためのサブ回線としても優秀です。
しかし、HISモバイルはMVNO(格安SIM)なので、通信速度が遅くなる場合があります。
IIJmio
IIJmioはeSIMプランであれば2GB/月のプランで税込440円/月(HISモバイルは1GB/月で税込550円/月)と非常にお得で、データ通信用のバックアップ回線として持っておくのは非常にお得です。
しかし、IIJmioはMVNO(格安SIM)なので、通信速度が遅くなる場合があります。
また、IIJmioのeSIMプランはデータ通信専用で、通話をすることができません。
下の記事ではIIJmioの申し込み方法について画像つきで解説しています。
ahamo
ahamoはドコモ回線をそのまま利用しているので、通信品質が安定しています。
また、国内通話が5分無料のオプションが標準で付帯しています。
通信品質と通話ができることを重視するのであれば、ahamoがおすすめです。
au回線
au回線でeSIMに対応しているのは、
- au
- povo
- UQ mobile
- mineo(2022年8月24日から)
- IIJmio(2022年10月25日から)
です。
おすすめはpovoです。
povoは2.0になり、基本料金0円で必要なときにトッピングを追加して利用することができますし、通信品質もau品質で、サブ回線として非常に合っています。
ソフトバンク回線
ソフトバンク回線でeSIMに対応しているのは、
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- LINEMO
です。
おすすめはLINEMOです。
LINEMOは3GB/月のミニプランで税込990円/月と非常にお得で、通信品質もソフトバンク品質です。
さらに記事公開時点ではミニプラン半年間実質無料のキャンペーンを開催中なので、サブ回線としてお試しするのに非常に良いです。
下の記事でLINEMOの申し込み方法を画像つきで解説しています。
楽天回線
楽天モバイルはeSIMに対応しています。
1GB/月まで0円というプランが終了したため、お得感は薄くなってしまいましたが、キャリア品質の通信回線を提供しています。
eSIMの再発行手続きは無料で、非常に簡単なのは良いと思います。
まとめ
今回は、キャリア別デュアルSIMのおすすめの組み合わせを紹介しました。
最近のiPhoneを持っている人であればeSIMに対応しているので、気軽にデュアルSIMを試すことができます。
通信ができず困ったことがあった人はデュアルSIMを検討してみてはいかがでしょうか。
下の記事ではIIJmioの申し込み方法について画像つきで解説しています。
下の記事でLINEMOの申し込み方法を画像つきで解説しています。