こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
私はブログ記事などの執筆をするため、キーボードにはこだわりたいと思っています。
特にキーボードが左右に分割されている分割キーボードは体を開いてキーボード入力ができるため、体が楽です。
私は以前から分割キーボードを試してみましたが、自作キーボードと呼ばれるものです。
以前の記事でも述べましたが、自作キーボードはサポートはあまり期待できないので、結局ふつうのキーボードに戻ってしまいました。
しかし、ついにメーカー製の分割キーボードが、比較的購入しやすい価格帯で購入できるようになりました。
今回は、JezailFunder Cornix LPをレビューします。
noteではJezailFunder Cornix LPがおすすめな方を深掘りしています。

Substackではレビューの裏話や、私の考えを発信しています。

JezailFunder Cornix LP 開封

パッケージ表面には「Cornix LP」と小さく書かれているだけで、非常にシンプルです。

JezailFunder Japanの公式ストアで購入したため、パッケージ裏面には日本語で製品の説明が書かれています。



パッケージを開封すると、中には、
- キーボード本体
- 交換用のキーキャップ
- キーボードに搭載されているキースイッチのKailh Spring Miniスイッチとは異なるKailh White Rainスイッチ
- キーキャップ・キースイッチ引き抜き工具
- USB-A to Cケーブル
- キーボード本体の交換用プレートとプレートを交換するためのドライバー
- メッセージカード
が入っています。

重さは564.0gです。
十分持ち運べる重さですが、軽くはありません。
JezailFunder Cornix LP レビュー
デザイン

アルミ削り出しデザインで作りが非常にしっかりとしており、高級感を感じます。
プレート部分が透明で、基盤が一部透けて見えるのもガジェット感があって良いです。
キーの配列は、キーが縦にずれているロウスタッガードと呼ばれる配列です。
キーの数は48です。
キーボードにバックライトはありません。

キースイッチはChoc V2規格に対応しています。
Choc V2のキースイッチは種類が多く、Lofreeのキースイッチも使えるので、自分に合ったキースイッチを見つけやすいです。

親指がくるあたりのキーの間には2つずつLEDインジケーターがあります。
外側がバッテリー、内側が接続の状態を示しています。

左右それぞれに押し込みできるノブがあります。
分割キーボードではトラックボールが搭載されているものもありますが、Cornix LPにはありません。
ただそのぶんキーが余裕を持って配置されているので、キーの入力はしやすくなっていると思います。
ただ、トラックボールが搭載されていると、ホームポジションから指をほとんど動かさずにマウスカーソルも操作できるので、いずれは搭載したモデルも販売してくれるとうれしいです。

背面には電源スイッチとUSB-Cポートがあります。

底面にはすべり止めとテンティング用のスタンド、技適マークなどの表示があります。
操作音

ふつうのキーボードの場合、スペースキーのような長いキーはカチャカチャと音がする場合がありますが、Cornix LPはすべて小さいキーなので、そのような音はありません。

また付属のキースイッチはリニアタイプのキースイッチの、Kailh Spring Miniスイッチですが、耳障りな打鍵音には感じませんでした。
ただ、打鍵音に配慮するのであれば静音タイプのキースイッチにするのが良いと思います。

個人的にはタクタイル系のキースイッチが好みなので、静音タクタイルのKailh Deep Sea Silent Mini Whaleスイッチに交換しました。

ただ静音スイッチは底打ち時の感触が独特なので、慣れないという方で、タクタイル系のキースイッチが良いという方は、Kailh Winter Miniスイッチがキーの押し込みが軽くおすすめです。
これらのキースイッチはAliExpressで購入すると半額以下で購入できる場合があるので、ぜひチェックしてみてください。
AliExpressは同じ製品を販売しているストアが非常に多いので、安心して購入できる商品ページのリンクを掲載しておきます。


ちなみにノブを回転させるときの音は聞こえません。
ノブを押し込むときはカチカチとした大きな音がします。
操作感

付属のKailh Spring Miniスイッチはリニア系なので、引っかかりがなく、スッと押し込めます。
押し込みの重さも40gと軽めです。
はっきりとした底打ち感がありますが、指に底打ち時の振動が伝わってくるという感じはなかったので、長時間のタイピングにも使えると思います。

本体底面にスタンドが内蔵されており、テンティングができます。

テンティングとは内側を高くスタンドさせることです。
手首を立てた状態に近づけ、手首への負担を和らげてくれます。
ただ、内蔵のスタンドはあまり強そうな見た目ではなく、安定感が心配でした。
しかし、ガタつきは感じず、非常にしっかりとしています。
すべり止めの性能も高く、テンティングして入力してもキーボードが大きくズレるということはありません。

キーキャップには、オレンジ色や緑色で数字や記号などが印字されているものがあります。
オレンジ色の数字や記号は左側の親指のあたりにある、オレンジ色の丸のキーを押しながらそのキーを押すことで入力できます。
正直記号の場所は忘れてしまうことが多いので、このような記号が印字されているのはうれしいです。
数字キーの行はありませんが、キーの数は意外と余裕があります。
あまりカスタマイズせず、普段の配列に近い感覚で入力できるのは、初めてロウスタッガード配列だったり、分割キーボードを使うという方には良いと思います。
ノブの回転は1段階ごとに引っかかり感があります。
何か少しこすれているような感覚があります。
ノブの押し込みはかためで、使いにくいかもしれません。
左側の押し込みは音声のミュートですが、右側には操作が割り当てられていないかもしれません。
Vialというブラウザアプリでキー操作の割り当てをカスタマイズできますが、ノブの押し込みに関する設定項目は確認できませんでした。
接続性
Bluetoothと有線での接続に対応しています。
ただし、右側のキーボードは必ず左側のキーボードに無線接続し、右側のキーボードだけをデバイスと有線接続しては使えません。
長時間使わずに置いていても、最初の入力を受け付けないというのは感じず、快適に使えました。
機能性

Vialというブラウザアプリでキー操作の割り当てのカスタマイズができます。
Bluetooth接続のまま設定できるので、非常に使いやすいです。
VialにCornix LPを接続したあとは、上で操作の割り当てを変更したいキーの場所を選択した後、下で割り当てたい操作を選択することで割り当てを変更できます。
Cornix LPはキーの数が48と、ふつうのキーボードと比べると少ないので、レイヤー分けをすることが大事です。
レイヤー分けすることで、1つのキーに複数の役割を持たせられます。
Cornix LPは0から9の、合計10個のレイヤーがあります。

下の「Layers」に、レイヤー移動に関する操作がまとめられています。
「MO(1)」であれば、そのキーを押している間だけレイヤー1に移動します。
他にも、押した後は指定したレイヤーに移動したままにする操作もあると思いますが、より詳しく知りたい方は調べてみてください。

「Quantum」にはShiftキーやCtrlキーなどの修飾キーとの同時押しの操作がまとめられています。
Cornix LPで重要なのは、レイヤー分けのほかに、「Tap Dance」というものがあります。

これは1つのキーの短押し、長押し、2回押し、2回押し後の長押しの4つの入力に対して、それぞれ異なる操作を割り当てられる機能です。
上の「Tap Dance」の項目でそれぞれの操作を設定し、設定したTap Danceの設定(TD(0)など)をキーに割り当てます。
キーを押しているときだけレイヤー移動する場合、短押しに操作が割り当てられていないのはもったいないので、Tap Danceを活用するのが良いと思います。


私の場合、左右の丸のキーの短押しにはそれぞれ英数・かなキーを割り当てています。

また、1度の入力で複数の操作を実行できるマクロの割り当てもできます。
バッテリー
バッテリー容量はそれぞれ650mAhです。
1週間は持ちますが、それほど長くはない印象です。
詳しいバッテリー残量は、左側は接続しているデバイスのBluetooth設定から確認できますが、右側は確認できません。

ただ、バッテリー残量が少なくなってくると、それぞれのキーボードの親指がくるあたりにあるLEDインジケーターの外側が赤く点滅するので、バッテリー不足には気づきやすいと思います。
充電をするときは、電源をオンのまま充電ケーブルを接続する必要があります。
また充電中はデバイスへ無線接続ができなくなるので注意が必要です。
充電は、1時間ほど充電しても100%までは充電できず、充電速度はあまり早くない印象です。
カラーと価格
以前まではJezailFunder Japan公式ストアでは台数限定の予約販売という形をとっていましたが、いつでも注文できるようになりました。
注文から4か月以内に発送予定とのことです。
現在購入できるのはシルバーとブラック、グリーンです。
価格はJezailFunder Japan公式ストアで29,500円です。
まとめ
今回は、JezailFunder Cornix LPをレビューしました。
良い点
- メーカーが販売している
- 作りが非常にしっかりとしている
- デザインが良い
- Choc V2対応でキースイッチの選択肢が多い
- 底打ち時の指への衝撃が抑えられている
- テンティング用のスタンドがかなり安定している
- キーの数に余裕がある
- 長時間放置していてもすぐに入力を受け付けてくれる
- Bluetooth接続でキーボードのカスタマイズができる
- 分割キーボードとしては比較的安い
気になる点
- 軽くはない
- バックライトがない
- トラックボールがない
- ノブの押し込みがかたく、大きな音がする
- バッテリーの持ちは長くはない
- 右側のキーボードの詳しいバッテリー残量はわからない
- バッテリーの充電は早くはない
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
トラックボールはぜひ搭載したモデルを販売してほしいと思いました。
とはいえ、アルミ削り出しデザインで作りが非常にしっかりしており、デザインも良いです。
キーの数も余裕があり、分割キーボードの中ではふつうのキーボードからの移行はしやすいと思います。
メーカー製ということで、サポートも期待できます。
私はすでにグリーンも追加注文しており、これからはJezailFunder Cornix LPをメインに使っていくつもりです。
JezailFunder Cornix LPは分割キーボードの新時代を切り拓く製品だと思います。


noteではJezailFunder Cornix LPがおすすめな方を深掘りしています。

Substackではレビューの裏話や、私の考えを発信しています。


