PFU HHKB Studio vs HHKB Professional HYBRID Type-S 徹底比較 | 繊細ガジェットレビュー
PR

PFU HHKB Studio vs HHKB Professional HYBRID Type-S 徹底比較

ガジェット

こんにちは、isukoです。

HHKBは、多くのプログラマーやライターに愛用されている高級キーボードです。

先日、そのHHKBシリーズから、ポインティングスティックやマウスボタンを搭載したオールインワンモデルのHHKB Studioをレビューしました。

また、ブログでは以前にHHKB Professional HYBRID Type-Sの日本語配列モデルもレビューしました。

HHKB StudioとHHKB Professional Hybrid Type-Sのどちらを選ぶべきか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、PFU HHKB Studio(以下、Studio)とHHKB Professional HYBRID Type-S(以下、Professional HYBRID Type-S)を徹底比較します。

比較

デザイン

pfu-hhkb-studio-vs-hhkb-professiona-hybrid-type-s-top

今回は、どちらも雪モデルをレンタルしました。

どちらも天面のホワイトが美しいデザインです。

キーキャップの印字は、Studioは文字が大きいものの薄いグレーで、Professional HYBRID Type-Sは文字が小さいものの濃いブラックです。

どちらが良いかは好みによりそうです。

Professional HYBRID Type-Sはベゼル部分にロゴなどが配置されています。

一方、StudioはLEDインジケーターのみで、すっきりとした印象です。

Studioには特徴的なポインティングスティックが配置されています。

細かい操作は難しいものの、慣れれば十分に実用的です。

特に、真ん中のマウスボタンを押しながらポインティングスティックを動かすことで、画面をスクロールできる機能は便利です。

ブラウジング程度の作業であれば、マウスがなくても完結するかもしれません。

pfu-hhkb-studio-vs-hhkb-professiona-hybrid-type-s-back-side

側面は、Studioがホワイトとシルバーの2色なのに対し、Professional HYBRID Type-Sはホワイト単色です。

pfu-hhkb-studio-jesture-pad

また、Studioは前面と左右の側面にジェスチャーパッドを搭載しています。

スワイプによって様々な操作が可能ですが、画面のスクロール以外の用途ではあまり実用的ではないと感じました。

背面には、どちらもUSB-Cポートがあります。

Studioには電源スイッチが、Professional HYBRID Type-Sには電源ボタンが配置されています。

pfu-hhkb-studio-with-battery-weight
pfu-hhkb-professional-hybrid-type-s-with-battery-weight

電池を含めた重さは、Studioが949.6g、Professional HYBRID Type-Sが587.8gです。

打鍵音

実際に打鍵しているときの様子はYouTube動画をご覧ください。

小さいキーの打鍵音は、Professional HYBRID Type-Sの方がわずかに小さく感じます。

ただし、キーを弾くようにタイピングした場合は、やや大きな音がします。

一方で、スペースキーなどの大きいキーの打鍵音はStudioの方が小さい印象です。

しかし、Studioはマウスボタンがあり、そこを押したときのクリック音が大きめです。

打鍵感

Studioはリニアスイッチらしく、クセのないスムーズな打鍵感です。

Professional HYBRID Type-Sは静電容量無接点方式スイッチ特有の、タクタイル感のある打鍵感が特徴です。

どちらも打鍵感は気持ち良いです。

接続性

どちらのモデルも、有線接続と最大3台のデバイスとのBluetooth接続に対応しています。

欲を言えば、USBドングルでの無線接続にも対応してくれると、さらに便利になると思います。

機能性

どちらも専用のソフトウェアでキーマップのカスタマイズが可能です。

pfu-hhkb-studio-application
pfu-hhkb-professional-hybrid-type-s-application

ただし、それぞれ別のカスタマイズツールが用意されており、統一されていない点は少し残念です。

pfu-hhkb-studio-application-customize
pfu-hhkb-professional-hybrid-type-s-customize-normal
pfu-hhkb-professional-hybrid-type-s-customize-fn-layer

Studioは4つのレイヤーをカスタマイズできるのに対し、Professional HYBRID Type-Sは2レイヤーです。

カスタマイズ性はStudioがかなり優秀です。

ただし、どちらも1つのキーの短押しと長押しにそれぞれ操作を割り当てるMod-Tapには対応していません。

カスタマイズした内容はキーボード本体に保存されますが、Mod-Tapを割り当てるために別のアプリが必要になるのが残念です。

ここはできるようになってほしいです。

バッテリー

どちらも充電式ではなく、電池で動作します。

バッテリーが劣化してしまうとキーボードを買い換えないといけなくなってしまうので、簡単に交換できる電池式というのは良いと思います。

Studioは単3電池4本、Professional HYBRID Type-Sは単3電池2本が必要です。

バリエーションと価格

カラーバリエーションは、Studioが雪と墨の2色です。

Professional HYBRID Type-Sは雪、白、墨の3色展開です。

どちらも英語配列と日本語配列から選べます。

価格は、Studioが44,000円、Professional HYBRID Type-Sが36,850円です。

まとめ

今回は、PFU HHKB StudioとHHKB Professional HYBRID Type-Sを徹底比較しました。

HHKB Studioは、ポインティングスティックとマウスボタンを搭載し、キーボードから手を離さずにほとんどの操作を完結できるオールインワンデバイスです。

打鍵感はリニアでスムーズで、打鍵音も全体的に静かなので、使いやすいです。

一方、HHKB Professional HYBRID Type-Sは、伝統的なHHKBの打鍵感が好きなユーザーのためのキーボードです。

静電容量無接点方式のキーボードがほしいのであれば、HHKB Professional HYBRID Type-Sを選択してください。

マウス操作も含めて作業環境をミニマルにしたいならStudio、静電容量無接点方式の打鍵感を求めるならProfessional HYBRID Type-Sが、それぞれおすすめの選択肢と言えそうです。

HHKBは高価なのでまず試してから購入してほしいところですが、家電量販店では取り扱われていません。

そんな中、「ゲオあれこれレンタル」ではHHKBが取り扱われており、レンタルできます。

また、ゲオあれこれレンタルでHHKBをレンタルすると、14泊15日のレンタル料だけ割引された金額でHHKBを購入できます。

さらに、2台以上HHKBを同時にレンタルすると、レンタル料金が20%オフになります。

HHKBを試してみたい場合はゲオあれこれレンタルがおすすめです。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました