こんにちは、isukoです。
私はガジェットのレビューのためのメモを、キーボードを入力して取っています。
長時間キーボードを入力することになるため、キーボードの打鍵感は非常に重要です。
最近はロープロファイルキーボードを使っていたため使えていませんでしたが、高級キーボードで有名なものの一つが、静電容量無接点方式を採用した、東プレのREALFORCEです。
静電容量無接点方式とは、電極が接することなく、一定レベルに近づけば回路が接続されてキーの押し下げを認識するしくみです。
物理的な接点が無いため、長く使えます。
この方式を採用していることだけではないと思いますが、静電容量無接点方式を採用したキーボードはクセになる極上の打鍵感だとよく紹介されています。
そんなREALFORCEシリーズから新モデルのREALFORCE R4が発売されました。
今回は、GYMGATEというレンタルサービスを運営している、株式会社 Muscle Holdings様よりお声がけいただき、REALFORCE R4をお借りしました。
今回は、東プレ REALFORCE R4をレビューします。
PR:GYMGATEの紹介
今回はGYMGATEというサービスの紹介ということで、REALFORCE R4をお貸し出しいただきました。

GYMGATEはホームジム・美容家電・生活家電などのレンタルサービスです。
GYMGATEというサービス名や、運営会社の株式会社Muscle Holdingsという会社名から、私はお話をいただいた当初はフィットネス系の製品のレンタルサービスかと思いました。

しかし、今回REALFORCE R4をご提供いただいたように、様々なジャンルの製品が扱われています。
それでは正直な紹介をするために、まず気になる点から挙げていきます。
1つ目は短期レンタル期間の短さです。

他の有名なレンタルサービスでは短期レンタルは14泊15日というのがふつうのようですが、GYMGATEは7泊8日と短めです。
2つ目はレンタル料金の高さです。


例えばREALFORCE RC1の場合、GYMGATEでは7泊8日の短期レンタルで9,800円、月額レンタルで月に5,880円です。
一方、他の有名なレンタルサービスでは、14泊15日の短期レンタルで6,000円ほど、月額レンタルで月に4,000円ほどです。
このあたりをこれから紹介する良い点と比較しつつ、利用するか検討してください。
良い点の1つ目は新製品の追加が早いことです。

GYMGATEではいち早くREALFORCE R4が取り扱われています。
他の有名なレンタルサービスをいくつか確認しましたが、記事執筆時点ではまだREALFORCE R4は追加されていませんでした。
またバリエーションも豊富です。

記事執筆時点では日本語配列のブラックのみですが、REALFORCE R4のキーの押し込みの重さやかな印字ありなしなど、様々なバリエーションが提供されています。
私は英語配列のホワイトモデルをお貸し出しいただけましたし、今後ホワイトモデルや英語配列のモデルも提供される予定とのことでした。

他に何か取り扱ってほしい製品があれば、かなりの確率で対応してくれるようなので、試してみたいものの、高くて手が出せないような製品があれば相談してみると良いと思います。
2つ目は新品保証があることです。

REALFORCE R4は新製品ということもあると思いますが、記事執筆時点では短期レンタル・月額レンタルでも必ず新品が届くようです。
他の製品でも「新品保証」と記載があれば、必ず新品が届きます。
3つ目はレンタルした製品をそのまま購入できることです。

レンタルした結果、その製品を購入したいとなれば、追加料金を支払うことで、返却せずそのまま購入することも可能です。
購入した場合、新品保証がある製品の場合はメーカー保証も受けられるとのことでした。
メーカー保証はレンタル開始日から始まるようです。
まとめると、新製品をすぐに購入するのではなく、一度試してから検討したいという方には、新製品をいち早く提供してくれるGYMGATEは良いサービスだと思います。
東プレ REALFORCE R4 開封

パッケージ表面には大きく「REALFORCE」と書かれています。

パッケージ裏面には小さく「東プレ株式会社」と書かれている程度です。

パッケージを開封すると、中にはさらに箱が入っています。

箱を開封すると、キーボード本体とUSB-A to Cケーブル、試供用の単4電池3本、書類が入っていました。

電池を入れた状態での重さは1074.5gです。
東プレ REALFORCE R4 レビュー
デザイン

今回お貸し出しいただいたのはホワイトモデルです。
私はタッチタイピングはできますが、記号は忘れてしまうことがあるので、印字は見やすいほうが良いと思っています。
その点では、ブラックモデルは印字が読みにくいです。
ホワイトモデルは全体的にホワイト単色で落ち着いた印象を受けます。
矢印キーが独立しているため、キー配置に余裕があります。
ただ、そのぶんキーボードの横幅が長くなり、マウスなどが遠く感じられるかもしれません。
付属するキーキャップはWindows用のみです。
キー配置はカスタマイズできるので大きな問題ではありませんが、できればMac用の交換用キーキャップも付属してほしいところです。

というのも、キースイッチは東プレ軸と呼ばれており、特殊な形状をしています。
そのため、ふつうに販売されているようなキーキャップは使えません。
Mac用のキーキャップも用意してほしいです。
また、バックライトはありません。

前面にはREALFORCEのロゴがあります。

背面には電源スイッチと有線接続用のUSB-Cポートがあります。

底面には大きくREALFORCEのロゴがあります。

技適マークなどの表示もあります。

1段階のスタンドも内蔵されています。

また電池の収納部分があります。
電池は単4電池3本が必要です。
ニッケル水素電池でも使えることを確認しました。
打鍵音
実際に打鍵しているときのようすはYouTube動画をご覧ください。
小さいキーの打鍵音は静かだと思います。
しかし、スペースキーやエンターキーなどの大きいキーはやや大きな音がする印象です。
また、キーの上をスライドさせるように指を動かし、キーをはじいてしまうと、結構大きな音がします。
打鍵感
個人的にはパームレストなしでも使える高さだと感じました。
比較的しっかりとしたタクタイル感があり、個人的には好みの打鍵感です。
それでいて、強く押し込んでもメカニカルキーボードのタクタイルスイッチほど大きな音がしないのが不思議な感覚です。
キートップが少しせまめに作られているためか、周りのキーを誤って押してしまうことは少ないと感じました。
以前、前モデルのR3を使ったときの記憶や、家電量販店でR3を触った印象では、キーの底打ち感がやわらかすぎるように感じていました。
R4ははっきりとした底打ち感がありながらも、指への衝撃はうまく抑えられているように感じます。
接続性

接続方法はBluetooth接続と有線接続に対応しています。
Bluetooth接続では最大4台のデバイスとペアリング可能です。
Bluetooth接続は環境によって不安定になることも考えられるので、USBドングルでの無線接続にも対応してくれるとうれしいです。
近接センサーが搭載されており、長時間操作せずにスリープ状態になっていても、手を近づけるだけで復帰します。
これにより、すぐにキーボードを使い始められるのは非常に便利です。
機能性

専用アプリの「REALFORCE CONNECT」でキーボードをカスタマイズできます。

無線接続でもアプリに接続できるとのことでしたが、私のMac環境では有線接続でないと認識されませんでした。

アプリのトップ画面では、どのキーをよく押しているかが可視化されます。

電池残量の確認や、スリープに入るまでの時間も調整可能です。

キーをどれだけ押し込んだら入力を受け付けるか(アクチュエーションポイント)を0.1mm単位で細かく調整できます。
キー配置のカスタマイズも可能で、設定はキーボード本体に保存されます。
ただし、1つのキーの単押しと長押しに異なる操作を割り当てるMod-Tapには対応していません。

アプリにはブラウザ版もあります。

ブラウザ版で設定できるのはキー配置のカスタマイズとアクチュエーションポイントの調整のみです。

ただ、キー配置のカスタマイズ画面はブラウザ版のほうが見やすいと感じました。
バッテリー

電源は単4電池3本です。
ニッケル水素電池でも使えることを確認しました。
公称値では約3か月以上持つとのことです。
バッテリー搭載のキーボードでは、キーボード自体に問題がなくても、バッテリーが劣化してしまうと使うのは難しいです。
そのため、電池で動作するというのはうれしいです。
バリエーションと価格

カラーは今回レビューしたホワイトと、ブラックの2色です。
その他にも多くのバリエーションがあります。
配列は日本語配列と英語配列です。
サイズはテンキーありのフルサイズと、テンキーなしのテンキーレスサイズです。
キーの押し込みの重さは30gと45g、小指のキーが軽くなっている変荷重の3種類がありますが、英語配列は45gのみです。
さらに日本語配列は、かな印字のありなしを選べます。
Amazonでの通常価格は、フルサイズモデルが37,180円、テンキーレスモデルが36,520円です。
まとめ
今回は、REALFORCE R4をレビューしました。
良い点
- 単色のデザイン
- 打鍵感
- 近接センサー搭載
- 0.1mm単位で調整できるアクチュエーションポイント
- キーボード本体に保存されるキーカスタマイズ
- 約3か月以上使用可能
- 電池駆動
- バリエーションの豊富さ
気になる点
- 横幅の長さ
- Mac用の交換用キーキャップなし
- バックライトなし
- スペースキーなど大きいキーの打鍵音
- USBドングルでの無線接続に非対応
- Mod-Tapに非対応
- 英語配列でのバリエーションの制限
- 価格
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
キーカスタマイズはキーボード本体に保存されるものの、Mod-Tapに対応していないのが残念です。
また、基本的には静音ながら、スペースキーなどの大きいキーは打鍵音が大きく感じました。
一方、しっかりとしたフィードバックがありながらも、長時間のタイピングでも疲れにくい打鍵感は素晴らしいと感じました。
電池で動作するというのも良く、静電容量無接点方式の特徴である長く使えるというのをうまく活かしていると思いました。
価格は高いですが、最高の打鍵感を求める方には、ぜひ一度試してみてほしいキーボードです。
また、今回製品をお貸し出しいただいたGYMGATEというサービスは、他の有名なサービスよりも早く新製品を試せます。
必ず新品を届けてくれる製品もあり、購入するよりも安いレンタル価格で、開封時のワクワク感を味わえます。
新製品をすぐに購入するのではなく、一度試してから検討したいという方には、新製品をいち早く提供してくれるGYMGATEは良いサービスだと思います。
ぜひGYMGATEでREALFORCE R4をレンタルすることを検討してみてください。
