こんにちは、isukoです。
近年、耳をふさがないイヤホンが注目を集めています。
耳をふさがないので、圧迫感がなく、長時間使用しても疲れにくいというメリットがあります。
その中でもイヤーカフ型のイヤホンは軽量で、さらにメガネに干渉しないため、気軽に使えます。
私自身、メガネユーザーとしてイヤーカフイヤホンの便利さを実感しており、今後もさまざまなイヤーカフイヤホンをレビューしていく予定です。
なかには、音楽を楽しめるほどに音質が良いイヤーカフイヤホンもあります。
しかし、イヤーカフイヤホンを使っている方の多くは、BGMを聴くためのイヤホンとして活用しているのではないでしょうか。
そして、そのBGMで作業効率を高めたいとは思っていないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、今回紹介するEndelです。
今回は、イヤーカフイヤホンのお供にEndelを紹介します。
イヤーカフイヤホンのお供にEndelを紹介
Endelとは
Endelはドイツに本社を置く企業によって開発されている、ユーザーの状況に合わせてパーソナライズされたヒーリング音楽を自動生成するマインドフルネスアプリです。
現在のエネルギーレベルや天気、自然光の量、移動状況、心拍数といった情報を収集し、それらに応じてカスタマイズされた音楽を再生してくれます。
この音楽を聴くことにより、集中力の向上や不安の軽減といった効果が研究によって明らかにされています。
基本的な使い方
「無限のサウンド」から曲調を選択するか、「サウンドシナリオ」で今から取り組むことを選択することで、音楽が再生されます。
「無限のサウンド」はその名前の通り、音楽が停止することなく再生され続けます。
「サウンドシナリオ」は時間を決めて音楽を再生します。
例えば瞑想をするときは目を閉じておこなうため、画面を見ないので、音楽が終了することでわかるというのは便利です。
ちなみに「サウンドシナリオ」では、音楽が終了するときにわかりやすい終了音が流れるので、瞑想に集中しすぎてしまっていても気づきやすいです。
有料版のおすすめの使い方
無料版では、「無限のサウンド」は「Focus」と「Relax」、「Sleep」、「Move」の4種類の基本的な音楽のみが再生できます。
「サウンドシナリオ」も機能が大きく制限されています。
有料会員になることで、「無限のサウンド」の種類が増えますし、「サウンドシナリオ」も多くの機能が使えるようになります。
今回は、Endelの有料版のおすすめの使い方として、ポモドーロテクニックの実践と自動再生機能を使う方法を紹介します。
ポモドーロテクニックの実践
作業効率を高める手法として、25分ほどの集中と5分ほどの休憩を繰り返すポモドーロテクニックというものがあります。
Endelにはこのポモドーロテクニックを実践するために、「Focus Timer」という機能があります。
この機能を選択すると、まず集中する時間と短い休憩の時間、長い休憩の時間、ラウンド数を設定します。
例えばラウンド数を4に設定すると、4回目の集中時間のあとには長い休憩時間が設けられます。
時間とラウンド数を設定し、「開始」をタップすると、集中時間が始まり、それに合わせた音楽が再生されます。
集中時間用の音楽は、「Focus」と「Dynamic Focus」、「Study」、「Deeper Focus」の計4種類が用意されています。
AIがそのときの状態に合わせて音楽をカスタマイズしてくれるとはいえ、無料版の「Focus」だけでは曲調が似ているので、単調に感じられるかもしれません。
4種類から選択できる有料版であれば、そのときの気分やタスクに合わせて、より最適な音楽を選択できます。
休憩時間になると、リラックスを促す音楽が自動的に再生されます。
音楽の切り替わり時にはチャイム音が鳴るので、作業と休憩のメリハリをつけられます。
休憩の時間に流せる音楽は、「Relax」と「Recovery」、「Wiggly Wisdom」、「Nature Elements」の計4種類が用意されています。
自動再生機能を使う
Endelには最近追加された「Autoplay」という機能があります。
この機能は、ユーザーの今の状況に最適な音楽を自動的に選択し、再生してくれます。
この機能の説明によると、ユーザーの行動と好み、サーカディアンサイクル(生体リズム)によってその時々の状況が判断されるようです。
これは、ユーザーにとってその時点で最適な行動を促すための機能ではないかと思います。
基本的には状況に応じて音楽を自動で再生してくれますが、ユーザー自身が今やりたいことを手動で選択することもできます。
再生時間は5分と10分、20分の中から選択できます。
設定した時間が経過すると、再び状況に応じて自動で音楽を再生してくれるようになります。
日常的に音楽を活用したい方にとって、非常に便利な機能ではないでしょうか。
まとめ
今回は、イヤーカフイヤホンのお供にEndelを紹介しました。
Endelは、ユーザーの状況に合わせてパーソナライズされた音楽を提供し、作業効率の向上やストレス軽減をサポートしてくれます。
一部人の声が入っているような音楽もありますが、基本的には落ち着いた曲調で、心地良く聴くことができます。
心拍数を利用するためにはGoogle FitやAppleヘルスケアと連携できるスマートウォッチが必要ですし、すべての音楽を利用するためには有料会員になる必要がありますが、それらによりEndelの機能を最大限に活用できるようになります。
Endelを2週間無料でお試しできる紹介リンクも掲載しておくので、ぜひEndelを体験してみてください。
そして、その効果を実感できた際には、有料会員への登録も検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、2025年も「繊細ガジェットレビュー」をお願いいたします。