こんにちは、isukoです。
耳をふさがないイヤホンは、耳の中にイヤホンを詰めないので、湿気がこもらず、耳に負担をかけにくいです。
また周りの音が聞こえるので、運動をしながらなど、ながら聴きに使いやすいです。
特にイヤーカフの形状をしたイヤホンは非常に小さく、メガネに干渉しないので、使いやすいです。
そんな中、Victorからオシャレなイヤーカフイヤホンが発売されました。
今回は、Victor nearphones HA-NP1Tのファーストインプレッションを紹介します。
Victor nearphones HA-NP1T 開封
パッケージ正面にはイヤホンの画像が大きく印刷されています。
おそらく購入したイヤホンのカラーごとに画像のイヤホンのカラーが異なっているのではないかと思います。
私は画像の通りマルーンを購入しました。
パッケージは紙でできていますが、高級感があるように感じました。
パッケージ裏面には製品の特徴が書かれています。
パッケージ底面には技適マークなどの表示があります。
パッケージを開封すると、
- イヤホン本体
- 説明書などの書類
- ステッカー
- USB-A to Cケーブル
- 充電ケース
が入っています。
重さはイヤホン単体で4.7g、充電ケース込みで38.0gです。
Victor nearphones HA-NP1T ペアリング方法
最初はイヤホンを充電ケースに入れて閉じ、充電ケースを開いてイヤホンを取り出すとペアリングモードになります。
ペアリングモードになったあとは接続したいデバイスのBluetooth設定から「Victor HA-NP1T」を選択するとペアリングできます。
しかし、2台目以降のペアリングの仕方がよくわかりませんでした。
Webマニュアルによると、1台目の接続を切断するとペアリングモードになるようなのですが、切断してもペアリングモードになりませんでした。
後日のレビューまでには解決したいと思います。
Victor nearphones HA-NP1T レビュー
デザイン
今回私はマルーンを選択しました。
落ち着いた色で、肌なじみが良さそうです。
充電ケースはマットなカラーリングです。
充電ケース上面にはニッパーという犬のマークが描かれています。
充電ケース前面にはLEDインジケーターが2つあります。
おそらく充電ケースのバッテリー残量に応じて点灯する数が変化するのではないかと思います。
充電ケース背面にはUSB-Cポートがあります。
イヤホンは接続部分は光沢感があり、その他はマットです。
接続部分のゴールドっぽい色合いが高級感を演出しています。
私がこれまで使ってきたイヤーカフイヤホンは接続部分がやわらかく、ここの形状記憶性能を利用して装着するといったものでしたが、HA-NP1Tは接続部分はかたいです。
そのかわり耳の前側にくるほうが動くようになっています。
戻る力も強そうです。
耳の前側にくるほうにはニッパーのマークが描かれています。
耳の後ろ側にくるほうには充電端子とボタンがあります。
タッチ操作をするイヤホンが多いなか、HA-NP1Tは物理ボタンで操作します。
押したフィードバックがあるので、操作のミスが少なそうです。
装着感
HA-NP1Tは接続部分の戻る力で耳をはさむのではなく、耳の前側にくるほうの戻る力で耳をはさみます。
そのためか、しっかりとホールドしてくれる印象があります。
痛みはありませんが、違和感はあると感じました。
しかし安定感はあるので、なかなか落ちないと思います。
音質
HA-NP1TにはNORMAL、HIGH、BASSの3つのサウンドモードがあり、好みやシチュエーションに合わせて切り替えてサウンドを楽しめます。
NORMALはながら聴きの広いシチュエーションに対応したオールマイティーなモードです。
HIGHはとても騒がしい環境で聞き取りにくくなる中音域を聞き取りやすく強調するモードです。
BASSは中音域を抑えた低音寄りのサウンドバランスのモードになっています。
逆にいうと、この3つのサウンドモードしか選択できず、自分で好みのイコライザーを調整することはできないので、注意が必要です。
最初に聞いてみた印象ですが、NORMALやBASSでは音量をかなり上げないと聞き取りにくいと感じました。
HIGHにすると人の声は聞き取りやすくなります。
NORMALとHIGHは音の抜けが良いですが、高音が刺さるように感じました。
BASSにすることで刺さりは抑えられます。
BASSでも深い低音は物足りなく感じますが、低音が強調されていることは感じられました。
ただしBASSは音がこもっているように感じるので、自分でイコライザーを調整できるようにするか、プリセットを増やしてほしいと思いました。
エージングの効果があるのかはわかりませんが、もう少し聴きこんでいきたいと思います。
音もれ
ふつうに音楽を楽しめる音量で50cmほど離しても、静かな場所では何の音楽が流れているかわかる程度には音もれしています。
静かな場所で使うのは控えたほうが良いと思います。
接続性
マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
しかし先ほど説明したように、現状2台目の接続方法がよくわかりませんでした。
マルチポイントでの使い勝手は後日レビューしたいと思います。
対応コーデックはSBC、AACのみで、LDACなどの高音質コーデックには対応していません。
しかしイヤーカフイヤホンはBGMとして音楽を長時間楽しむことが大事だと思うので、バッテリー消費の多い高音質コーデックへの対応はそれほど重要ではないと思います。
通話音質
実際の通話音質はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境で録音しましたが、マイクの音質は高いと思いました。
バッテリー
イヤホン単体で最大8時間使用可能とのことです。
充電ケース併用で最大24時間使用できるようです。
十分長時間使用できると思います。
アプリ
「Victor Headphones」というアプリでイヤホンのカスタマイズができます。
アプリ画面では、まず左右のイヤホンのバッテリー残量を確認できます。
充電ケースのバッテリー残量は確認できないので注意が必要です。
その下のボタンをタップすると、Webマニュアルを確認できます。
その下では現在の接続状態が確認できます。
その下ではマイクミュートがされているかどうかが確認できます。
マイクミュートはイヤホンで操作するようです。
その下ではボリュームを調整できます。
このボリュームはスマートフォンと連動しています。
その下には設定項目があります。
イヤホンのインジケーターの点灯や、イヤホンの通知をできるだけ減らすことができます。
また低遅延モードが搭載されています。
通常時は100msほどの遅延を感じましたが、低遅延モードにするとほとんど遅延を感じませんでした。
その下では音質を3つのモードから変更できます。
今日試した限りではどのモードも一長一短あるという感じで、自分で好みのイコライザーに調整できないのは残念です。
その下では操作ボタンのカスタマイズができます。
自由度が高く、自分の使いやすいようにカスタマイズできます。
防水性能
防水性能はIPX4に対応しています。
少し水にぬれる程度であれば問題なく使用できます。
カラーと価格
カラーは、
- ティールブルー
- コールブラック
- アイスグレー
- マルーン
- オフホワイト
の5色がラインナップされています。
どのようなカラーかは製品ページを確認してもらいたいと思いますが、どれもおしゃれなカラーリングです。
定価は19,800円です。
Victor公式ストアではお試しキャンペーンということで、2週間お試しできるようです。
Amazonでは10%のポイント還元を受けられます。
まとめ
今回は、Victor nearphones HA-NP1Tのファーストインプレッションを紹介しました。
デザインは高級感があり、オシャレだと思いました。
しかし音質面は今日のところではやや物足りないという印象でした。
またマルチポイント接続がうまくいかなかったので、こちらも解決したいです。
後日詳細にレビューしますので、何か気になる点がある方は私のYouTubeやXなどにコメントしてくだされば、できる範囲でレビューに反映します。