こんにちは、isukoです。
最近は耳をふさがないオープンイヤーイヤホンの人気が高まってきています。
オープンイヤーイヤホンは、周りの音も、さらに自分の声も聞きやすいので、イヤホンをしながらでも話しやすいです。
そのため、ウェブ会議などにも向いています。
ウェブ会議となると、相手に声をクリアに届けるために、マイク性能が大事になります。
今回紹介するNuroum OpenEar Pro 2は、マイク性能が高いと感じました。
今回は、Nuroum OpenEar Pro 2をレビューします。

Nuroum OpenEar Pro 2 開封

パッケージ表面には製品のイラストが大きく描かれています。

パッケージ裏面には製品の説明や技適マークなどの表示があります。

パッケージを開封すると、ヘッドセット本体とUSB-A to Cケーブル、USBドングル、書類が入っています。

重さは30.4gと非常に軽いです。
Nuroum OpenEar Pro 2 ペアリング方法

まず、OpenEar Pro 2にはUSBドングルが付属しています。
USBドングルを使用する場合、USBドングルをデバイスに接続し、OpenEar Pro 2の電源をオンにするだけで接続できます。
ペアリングする場合、最初は電源をオンにするとペアリングモードになります。
2台目以降は、接続をすべて解除するとペアリングモードになります。
ペアリングモードになったあとは、ペアリングしたいデバイスのBluetooth設定で「Nuroum Bluetooth OpenEar Pro」を選択することでペアリングできます。
Nuroum OpenEar Pro 2 レビュー
デザイン

軽量化のためではあると思いますが、デザインに高級感はありません。


左右の内側には技適マークなどの表示があります。

左側には電源ボタンと音量ボタン、USB-Cポートがあります。
USB-Cポートのカバーがゆるめなので、外れていないか気をつける必要があります。

そして、左側にはマイクブームがあります。
マイクブームの先にはミュートボタンがあります。

マイクブームは回転し、使わないときは耳の後ろ側に移動できます。
装着感

耳の裏側に圧力がかかる印象です。
この部分に圧力がかかることは少ないため、違和感があります。
とはいえ、全体的に非常にしなやかで、頭に圧力がかかって痛いということはありません。
音質
アプリでのイコライザー調整ができないため、デフォルトでの音質をチェックしました。
低音の量はちょうど良いです。
しかし、深い低音は少し物足りないです。
ボーカルは少し遠い印象で、もう少し伸びがほしいです。
一方、ボーカルに芯は感じます。
高音には十分に存在感があります。
OpenEar Pro 2はウェブ会議などで使用する機会が多いと思うので、人の声をもっと強調したほうが良いのではないかと思いました。
音もれ
ふつうに音楽が楽しめる音量で50cmほど離しても、なんの曲が流れているかわかる程度には音漏れします。
静かな環境で使うのは控えたほうが良いと思います。
接続性
マルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
パソコンとスマートフォンで接続を切り替える操作をすることなく、快適に利用できます。
また、USBドングルでの接続に対応しています。
Bluetooth接続ができない環境でも無線で快適に使用できます。
しかし、USBドングル使用時はマルチポイント接続ができない点には注意が必要です。
操作性

音声の再生中は、電源ボタンを押すことで一時停止や再生ができます。
音量ボタンの長押しで、曲送り、曲戻しができます。
操作の受け付けは早いです。
通話音質

実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境ではかなりクリアに声を届けてくれていると感じました。
60dB前後のレストランの環境を流した環境でも、話者の声をクリアに届けてくれています。
周りの音をほとんどカットできているのは驚きでした。
また、マイクブームの先の部分にはミュートボタンがあります。
ミュートボタンを押すとアナウンスが流れ、マイクをオフにできます。
ただ、ミュートボタンを押そうとすると、顔にマイクを押し付けるような形になるので、上下のどちらかの側面に付けてくれると押しやすいと思いました。
しかし、ミュートボタンを押すためにマイクを触っても、雑音が入らないのはすばらしいと思いました。
バッテリー
バッテリーは15時間の音楽再生、12時間の通話に対応しています。
また、2時間でフル充電できる急速充電に対応しているようです。
十分なバッテリー性能だと思います。
アプリ
残念ながら、OpenEar Pro 2にはアプリがありません。
そのため、イコライザーの調整や、音の遅延を減らすという設定はできません。
音の遅延
Bluetooth接続でもドングル接続でも、100msほどの遅延を感じました。
とはいえ、ウェブ会議で遅延を気にする機会は少ないと思います。
防水性能
IPX6の防水性能があります。
少しぬれる程度であれば問題ありません。
しかし、USB-Cポートのカバーがゆるく感じるので、気をつけたほうが良いと思います。
カラーと価格
カラーは今回レビューしたブラックのみです。
ビジネス向けのものではありますが、ホワイトなどのカラーもあると良いのではないかと思います。
Amazonでの通常価格は21,980円ですが、クーポンが配布されたり、セールをしたりしているようです。
まとめ
今回は、Nuroum OpenEar Pro 2をレビューしました。
良い点
- 非常に軽い
- USBドングルに対応している
- マルチポイントに対応している
- 操作の受け付けが早い
- マイク性能が高い
- IPX6の防水性能がある
気になる点
- デザインに高級感はない
- USB-Cポートのカバーがゆるめ
- 装着時に違和感がある
- 人の声が少し遠い
- それなりに音もれする
- アプリがない
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
ウェブ会議向けですが、音質としては人の声が少し遠く感じました。
また防水性能は高めですが、USB-Cポートのカバーがゆるめなのが気になりました。
一方、マイク性能は優秀だと感じました。
周りが騒がしい環境であっても、自分の声をクリアに届けてくれていました。
USBドングルに対応しているので、Bluetoothを使えない環境でも、ワイヤレスで快適に使用できます。
ウェブ会議をよくするという方は、検討してみても良いのではないでしょうか。
