こんにちは、isukoです。
現在、多くのMNO(大手キャリア)、MVNO(格安SIM)が独自のキャンペーンを実施しています。
その中で、どのプランが自分に合っているのかわからないという人が多いと思います。
今回は、mineo(マイネオ)とIIJmio(みおふぉん)を比較し、それぞれにおすすめの人を紹介します。
mineoとIIJmioはどんな人がおすすめ?
まず結論ですが、mineoは
- 無制限に通信したい
- eo光を契約している
- 他のmineoユーザーと交流したい
という人、IIJmioは
- MNPで端末を安く購入したい
- 月額料金を安くしたい
- eSIMを使いたい
という人におすすめです。
以下でmineoとIIJmioを詳しく比較していきます。
mineoとIIJmioを比較
料金プラン
音声通話プランの価格は以下の表のようになっています。
(税込/月) | mineo | IIJmio |
---|---|---|
1GB/月 | 1,298円 | |
2GB/月 | 850円 | |
4GB/月 | 990円 | |
5GB/月 | 1,518円 | |
8GB/月 | 1,060円 | |
10GB/月 | 1,958円 | |
15GB/月 | 1,360円 | |
20GB/月 | 2,178円 | 2,000円 |
無制限(最大1.5Mbps) | 990円 | |
無制限(最大3Mbps) | 2,200円 |
また、データ通信のみのプランの価格は以下の表のようになっています。
(税込/月) | mineo | IIJmio(SMS、データ通信) | IIJmio(データ通信のみ) | IIJmio(eSIM) |
---|---|---|---|---|
1GB/月 | 880円 | |||
2GB/月 | 820円 | 740円 | 440円 | |
4GB/月 | 970円 | 900円 | 660円 | |
5GB/月 | 1,265円 | |||
8GB/月 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 | |
10GB/月 | 1,705円 | |||
15GB/月 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 | |
20GB/月 | 1,925円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
無制限(最大1.5Mbps) | 990円 | |||
無制限(最大3Mbps) | 2,200円 |
全体的にIIJmioのほうが割安で、できるだけ安く、高速で通信したいという人はIIJmioがおすすめです。
一方、mineoの魅力は低速ながら無制限に使用できることです。
mineoの高速通信が月何GBと決まっているプラン(マイピタ)では、パケット放題 Plus(税込385円/月)というオプションを追加することで、低速モード時の速度を最大1.5Mbpsにすることができます。
mineoの無制限プラン(マイそく)は、月曜日から金曜日の12時台は最大32kbpsと、まず使えない速度に制限されてしまいますが、それ以外の時間帯は最大1.5Mbpsもしくは3Mbpsの速度で利用することができます。
この1.5Mbpsでどれほど利用できるのかについては以下の記事で解説しています。
通信速度
mineoとIIJmioはどちらもMVNO(格安SIM)で、大手キャリアと比較すると、通信速度は遅く、安定しません。
mineoのほうが速度が速いという情報もありますが、mineoでも時間によっては読み込みが遅く、使い物にならないときがあります。
通信速度を期待して契約するものではないと思います。
通話サービス
通話料金は、mineoが税込22円/30秒、IIJmioが税込11円/30秒です。
mineoは「mineoでんわ」というアプリを利用して通話することで税込10円/30秒で通話することができます。
かけ放題プランは、mineoは10分かけ放題が税込550円/月、無制限かけ放題が税込1,210円/月、IIJmioは5分かけ放題が税込500円/月、10分かけ放題が税込700円/月、無制限かけ放題が税込1,400円/月です。
しかし、IIJmioのかけ放題はみおふぉんダイアルからの国内への発信が対象となります。
通話をあまりしないのであれば通話料金の安いIIJmio、かけ放題を利用するほど通話をするのであればアプリ不要のmineoがおすすめです。
通信キャリア
mineoもIIJmioも複数の通信キャリアに対応しています。
IIJmioはドコモとauのSIMを選ぶことができますが、mineoはドコモとau、さらにソフトバンクのSIMを選ぶことができます。
mineoは以前は通信キャリアごとに月額料金が異なっていましたが、全て同じ価格になりました。
SIMフリーであればどの通信キャリアを選んでも問題ありませんが、ソフトバンクで購入したスマートフォンやケータイをSIMロック解除なしで利用したい人はmineoを選択するのが良いと思います。
SIMの種類
mineoは物理SIMだけですが、IIJmioは物理SIMに加えてeSIMを利用することができます。
eSIMは物理SIMの情報がデータ化されたもので、申し込んで審査が完了すればすぐに利用することができます。
IIJmioのeSIMはドコモ回線のみで、データ通信しか行なえず、5G通信はできませんが、月額料金はIIJmioの音声通話プラン(ギガプラン)より安くなっています。
eSIMはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のiPhoneで対応していますし、Android端末でもeSIMに対応しているものは増えてきています。
最近は通信障害などが発生し、困った人もいると思うので、物理SIM + eSIMのデュアルSIMにしておくのはおすすめです。
端末購入
端末購入ではIIJmioのほうがお得です。
例えば、OPPO Reno7 Aであれば、mineoは税込40,656円、IIJmioは税込39,800円で販売されています。
さらにIIJmioはMNP(番号そのまま乗り換え)であれば、OPPO Reno7 Aを税込19,800円で購入することができます。
端末を購入したいのであれば、IIJmioがおすすめです。
サポート
どちらもチャット、メール、電話、そして店舗でのサポートがあります。
これらに加え、mineoは「マイネ王」というコミュニティサイトがあります。
マイネ王ではmineoユーザーと交流をすることができ、質問もすることができます。
気軽に質問をしたいという人はmineoがおすすめです。
セット割
mineoはeo光と、IIJmioはIIJmioひかりとのセット割があります。
mineoとeo光を契約していることで、eo光ネットの月額料金から330円/月の割引があります。
一方、IIJmioとIIJmioひかりを契約していることで、mio割が適用され、660円/月の割引があります。
どちらもわざわざ光回線サービスを変更する必要はありません。
しかし、もし変更する予定があったり、すでに対象の光回線サービスを契約している人は検討する価値があると思います。
【2022年8月版】キャンペーン
mineoは、8月31日まで「mineo 8周年記念! ホーダイホーダイ割」を開催中です。
このキャンペーンで、
- 低速ながらデータ使い放題のマイそくが6か月間330円割引
- 専用通話アプリ不要の10分かけ放題オプションが6か月間440円割引
になります。
IIJmioでも8月31日まで複数のキャンペーンが開催されており、
- 音声SIMを6か月間440円割引
- 通話定額オプション7か月間410円割引
- 初期費用が3,300円から2,200円(eSIMプラン以外)、550円(eSIMプラン)に
- MNP(他社からの乗り換え)でスマートフォンを20,000円前後値引き
になります。
期間限定なので、契約しようという人は急いでください。
まとめ
今回は、mineoとIIJmioを比較し、それぞれにおすすめの人を紹介しました。
mineoは
- 無制限に通信したい
- eo光を契約している
- 他のmineoユーザーと交流したい
という人、IIJmioは
- MNPで端末を安く購入したい
- 月額料金を安くしたい
- eSIMを使いたい
という人におすすめです。
期間限定のキャンペーンでさらにお得に利用することができるので、急いで検討してみてください。
mineoとIIJmioの申し込み方法を解説しているので、申し込みを検討している人は参考にしてください。