有線イヤホンをマルチポイント対応完全ワイヤレスイヤホン化できるリケーブル FiiO UTWS5 レビュー | 繊細ガジェットレビュー
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有線イヤホンをマルチポイント対応完全ワイヤレスイヤホン化できるリケーブル FiiO UTWS5 レビュー

fiio-utws5-charging-case-opened オーディオ

こんにちは、isukoです。

最近は完全ワイヤレスイヤホンが多く発売されていますが、有線イヤホンも人気が戻ってきています。

有線イヤホンは種類が多く、おしゃれなものも多いです。

しかし、有線イヤホンはケーブルが気になり、気軽には使用できません。

今回は、有線イヤホンを完全ワイヤレスイヤホン化することができるリケーブル、FiiO UTWS5をレビューします。

FiiO UTWS5 スペック

公式サイトより抜粋

  • 対応Bluetoothコーデック:SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive
  • Bluetoothバージョン:5.2
  • 連続使用時間(UTWS5単体):8時間
  • 連続使用時間(充電ケース併用):30時間以上

FiiO UTWS5 開封

fiio-utws5-package-front

パッケージ表面はいつものFiiO製品という感じで、製品のイラストが大きく印刷されています。

そのイラストが虹色に輝き、高級感があります。

fiio-utws5-package-back

パッケージ裏面には製品の説明などが書かれています。

fiio-utws5-unpackaged

パッケージを開封すると、充電ケースが入っています。

fiio-utws5-accessories-1

その下には付属品が入っています。

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付属品はUSB-A to Cケーブルと書類が入っています。

fiio-utws5-charging-case-top

充電ケースを取り出すと、上面にはFiiOのロゴがあります。

充電ケースはひんやりとしています。

fiio-utws5-charging-case-front

充電ケース前面にはLEDインジケーターが3つあり、左右はそれぞれのイヤホンの充電状況、真ん中は充電ケースの充電状況が示されています。

fiio-utws5-charging-case-back

充電ケース背面にはUSB-Cポートがあります。

fiio-utws5-charging-case-opened

充電ケースを開くと、UTWS5本体が入っています。

fiio-utws5-charging-case-without-utws5

UTWS5を取り出すと充電用のピンが3つあります。

また様々なサイズのイヤホンにも対応できるようにイヤホンを収納するスペースは大きめになっています。

fiio-utws5-weight

重さは8.4gです。

fiio-utws5-with-charging-case-weight

充電ケースを含めての重さは122.5gです。

これらにイヤホンの重さが加わります。

FiiO UTWS5 ペアリング方法

最初は充電ケースを開くだけでペアリングモードに入ります。

2台目以降は充電ケースのボタンを長押しすることでペアリングモードに入ります。

FiiO UTWS5 レビュー

装着感

装着感は軽く、違和感は少ないです。

ただ全体的にかためなので、服などとすれるとノイズが発生します。

音質

音質は低音が強めに出る印象です。

ウォームめな音で、空間は狭めに感じました。

個人的には音の伸びがほしいと感じました。

良い点

マルチポイント対応

UTWS5はファームウェアアップデートによりマルチポイント(2台同時接続)に対応しました。

パソコンとスマートフォンに同時接続し、パソコンから音声を再生している状態でもスマートフォンに着信があるとスマートフォンの音声に切り替わり、そのまま通話をすることができます。

aptX Adaptive対応

UTWS5は96kHz/24bitのaptX Adaptiveに対応しています。

対応している端末を持っている場合は高音質に音楽を楽しむことができます。

充電ケースのワイヤレス充電対応

fiio-utws5-wireless-charging

UTWS5の充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。

充電台に置くだけで充電することができるのは、充電しようということを意識しなくても充電できるので楽です。

充電ケースが掃除しやすい

fiio-utws5-charging-case-without-utws5

充電ケース内部はツルツルとした素材ですし、イヤホン収納部分が大きくなっているため、掃除がしやすいです。

清潔に使いやすいというのも良い点です。

物理ボタンで操作できる

(2023年2月25日追記)

fiio-utws5-charging-case-opened

FiiOのロゴの横にある丸い箇所が物理ボタンになっており、操作をすることができます。

物理ボタンでの操作はタッチパネルでの操作と違い感覚が伝わってくるので、確実に操作をすることができます。

バッテリーの持ちが非常に良い

(2022年3月7日追記)

毎日7~8時間程度使用していましたが、4~5日ほどは充電せずに使用することができました。

非常にバッテリーの持ちは良いです。

気になる点

2pinタイプのものは注意点がある

UTWS5は2pinとMMCXの2タイプがあります。

fiio-utws5-2pin

とくに2pinは端子が奥にあるイヤホンでは接続することができません。

その場合はMMCXタイプのものを購入し、MMCXを2pin(CIEM)に変換するアダプターを使用する必要があります。

割り込み接続は不可

2台が接続済みの状態で、すでにペアリング済みの3台目の端末のBluetooth設定からUTWS5を選択することでそれまでの接続に割り込んで接続するということはできません。

マルチポイントには対応していますが、3台以上の端末で接続を切り替えて使用するのは少し面倒です。

外音取り込みはクセがある

UTWS5はファームウェアアップデートにより外音取り込み機能が実装されました。

しかし後づけした機能のためか、クセがある印象です。

かなりマイクで拾っているという不自然さがありますし、自分の声はこもって聞こえます。

また外音取り込みの強弱がいきなり切り替わったりして使いにくいです。

操作のカスタマイズ性が低い

(2023年2月25日追記)

fiio-utws5-application

UTWS5は「FiiO Control」アプリで設定変更ができます。

物理ボタンの操作のカスタマイズは「ボタン機能変更」で行うことができますが、3種類しかありません。

操作のカスタマイズ性は低いので、操作内容を新たに覚える必要があります。

まとめ

今回は、FiiO UTWS5をレビューしました。

自分の好きなデザインの有線イヤホンをマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホン化できるのは見た目が良く、機能的にも使いやすいです。

マルチポイント対応の完全ワイヤレスリケーブルは記事公開時点で唯一なので、有線イヤホンを高機能な完全ワイヤレスイヤホンにしたいという人は試してみてはいかがでしょうか。

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