aptX Adaptiveに対応したBluetoothトランスミッター Creative BT-W4 レビュー | 繊細ガジェットレビュー
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aptX Adaptiveに対応したBluetoothトランスミッター Creative BT-W4 レビュー

creative-bt-w4-google-pixel-6a オーディオ

こんにちは、isukoです。

最近発売される完全ワイヤレスイヤホンは、高音質のBluetoothコーデックとしてLDACではなくaptX Adaptiveが採用されています。

しかし、aptX Adaptiveに対応している端末は多くありません。

そのため、aptX Adaptive非対応の端末でaptX Adaptiveの通信をする方法を探しているという人もいるのではないでしょうか。

今回は、接続した端末をaptX Adaptiveに対応させるBluetoothトランスミッターのCreative BT-W4をレビューします。

Creative BT-W4 開封

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パッケージ表面には商品画像が大きく印刷されています。

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パッケージ裏面には製品の説明が書かれています。

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パッケージを開封すると、製品本体とクイックスタートガイドなどの書類が入っています。

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BT-W4本体とUSB-A to C変換アダプター、アナログマイクがセットになって入っています。

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BT-W4本体表面にはCreativeのロゴとaptXのロゴが入っています。

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BT-W4本体裏面には非常にわかりにくいですが、技適マークなどが書かれています。

Creative BT-W4 ペアリング方法

BT-W4がペアリングモードに入っている状態で、接続したいワイヤレスオーディオ機器などをペアリングモードにしておいておくと、ペアリングされます。

初回はBT-W4をUSB-C端子に差し込むことでペアリングモードになりますし、2台目以降はBT-W4にあるボタンを2秒間長押しすることでペアリングモードになります。

BluetoothコーデックはペアリングしたBluetooth機器のサポートする最適なBluetoothコーデックが自動的に選択されるため、BT-W4側で任意にオーディオコーデックを選択することはできません。

Creative BT-W4 レビュー

良い点

非常にコンパクト

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BT-W4は非常にコンパクトです。

Pixel 6aに接続しても、それほど邪魔に感じません。

aptX Adaptiveに対応

今回はaptX Adaptive対応の完全ワイヤレスイヤホンであるオーディオテクニカのATH-TWX9をaptX Adaptive非対応のPixel 6aにBT-W4を接続しました。

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上の画像のイヤホンの画像の下の箇所の右上に「aptX Adaptive」と表示されていますが、これはイヤホンとCreative BT-W4がaptX Adaptiveで接続できていることを示しています。

また、aptX Adaptiveで接続している場合、BT-W4のLEDが紫色に点灯します。

aptX Adaptiveに対応しているBluetoothトランスミッターは記事公開時点で他には見当たりません。

aptX Adaptive対応の完全ワイヤレスイヤホンが増えてきているので、BT-W4は非常に貴重です。

様々な端末で使用可能

BT-W4はWindows PC、Mac、PS5/PS4、Nintendo Switchに対応しているということが公式に示されていますが、Android、iPad、Chromebookでも使用することができました。

そのため、様々な端末で使用することが可能です。

気になる点

24bit/96kHzには対応していない

BT-W4は24bit/48kHzまでに対応しています。

残念ながら、24bit/96kHzには対応していません。

しかし、多くの楽曲は24bit/48kHz以下なので、それほど気にならないとは思います。

複数デバイスに同時に接続できない

BT-W4は1台ずつしか接続することができません。

そのため、Bluetooh機能がないPCにBT-W4を接続して、ワイヤレスのマウスとキーボードを同時に接続するという用途には使えません。

aptX Adaptiveでの接続を求めている人はワイヤレスで安定した音声の再生をしたいと思っている人だと思うので問題はないと思いますが、注意が必要です。

LDACには対応していない

BT-W4はaptX Adaptiveには対応していますが、LDACには対応していません。

LDACにも対応していれば非常に便利だったのですが、仕方がないと思います。

待機中のLEDの点滅が気になる

BT-W4を端末に接続した状態で、Bluetooth端末は接続していない状態だと、LEDが点滅しています。

この点滅が気になります。

Bluetooth端末と接続している状態だとLEDは点灯するので、点滅というのは気になります。

音声が流れるまでにラグがある

YouTubeなどの音声を再生する際、音声が流れるまでに数秒かかります。

数秒ですが、再生を巻き戻さないといけないのは気になります。

ただ、このラグがなく再生できることもあります。

音声が流れなくなることがある

接続されているにもかかわらず、音声が流れなくなることがあります。

再接続すれば直りますが、面倒に感じました。

通話に使用しにくい

(2022年12月6日追記)

BT-W4に接続したワイヤレスイヤホンで通話をするためには、BT-W4のボタンを2回すばやく押し、HFPモードにする必要があります。

このひと手間が面倒です。

また、音質が悪いです。

通話には使用しにくいと感じました。

まとめ

今回は、Creative BT-W4をレビューしました。

aptX Adaptiveに対応したBluetoothトランスミッターはこれが唯一です。

aptX Adaptive非対応の端末をaptX Adaptiveに対応させたいという人は、試してみてはいかがでしょうか。

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