こんにちは、isukoです。
先日、FiiO BTR7をレビューしました。
また私は以前からBTR5 2021を使っていました。
BTR7は間違いなくハイエンドのBluetoothレシーバーですが、ミドルレンジのBTR5 2021とどちらを購入すればよいか悩んでいる人も多いと思います。
今回はFiiO BTR7とBTR5 2021を徹底比較します。
FiiO BTR7とBTR5 2021を徹底比較
サイズ
サイズはBTR7が83.6×39.6×14.6 mm、BTR5 2021が72×32×11.1 mmです。
BTR5 2021のほうが小型ですが、どちらも持ち運びに困ることはありません。
Bluetoothバージョン
BTR7はBluetooth 5.1、BTR5 2021はBluetooth 5.0と、BTR7のほうが少し新しくなっています。
しかし、それほど大きな差はありません。
対応コーデック
BTR7はSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、aptX Adaptive、LDACに対応しています。
一方、BTR5 2021はSBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、LDACに対応しています。
BTR7はLDACに加え、aptX Adaptiveにも対応している点で非常に優秀です。
しかし、BTR5 2021もLDACに対応しているので、どちらでも高音質で楽しむことができます。
出力のパワー
BTR7のほうが小さいボリューム設定で十分な音量が出ます。
BTR5 2021でもイヤホンであれば問題ないですが、パワーが必要なヘッドホンでは厳しいかもしれません。
音質
音質はBTR7のほうが空間が広く、聴きやすいと感じました。
ディスプレイ
BTR7は1.3インチIPSカラースクリーン、BTR5 2021は白黒ディスプレイを採用しています。
ディスプレイの見やすさはBTR7が圧倒的です。
ヘッドホン出力端子
BTR7は3.5mmシングルエンド端子と4.4mmバランス端子を採用しています。
一方、BTR5 2021は3.5mmシングルエンド端子と2.5mmバランス端子を採用しています。
2.5mmバランスケーブルより4.4mmバランスケーブルのほうが耐久性が高いので、バランスケーブルを使用するのであればBTR7のほうが良いと思います。
連続使用時間
BTR7は3.5mmシングルエンドで約9時間、4.4mmバランスで約8時間使用できます。
一方、BTR5 2021はシングルエンドで約9時間、2.5mmバランスで約7時間使用できます。
バランス接続で使用するのであれば、BTR7のほうが長く使うことができます。
充電方式
BTR7はUSB-Cでの充電に加え、ワイヤレス充電に対応しています。
一方、BTR5 2021はUSB-Cでの充電のみに対応しています。
BTR7のほうが充電に手間がかかりません。
音声アナウンス
BTR7は音声アナウンスがありません。
そのため、音声アナウンスでは端末に接続されているか確認することができません。
一方、BTR5 2021はトーン音でのアナウンスがあり、音で端末に接続されているか、接続が解除されたかを確認することができます。
起動時の接続安定性
BTR7は起動時に端末に接続できていないことがあります。
一方、BTR5 2021は接続に失敗するということは少ないです。
起動時の接続安定性はBTR5 2021のほうが高いです。
USB-DACとしての使い勝手
どちらもスマートフォンなどと接続して有線で音声を再生できるUSB-DAC機能に対応しています。
BTR5 2021では特に問題なく動作していますが、BTR7の場合は音が歪むときがありました。
USB-DACとして使用する場合はBTR5 2021のほうが安定しています。
付属ケース
BTR5 2021の付属ケースにはクリップが付いており、服などに取り付けることができました。
一方、BTR7はワイヤレス充電ができることもあり、付属ケースにはクリップが付いていません。
首かけできるケースが販売されているので、落とす心配を減らしたいという人は購入を検討してみてください。
まとめ
今回は、FiiO BTR7とBTR5 2021を徹底比較しました。
BTR7は音質が良く、パワーが必要なヘッドホンでも鳴らすことができます。
一方、BTR5 2021は安定した使い勝手という印象です。
ワイヤレスでも良い音で聴きたいという人はBTR7のほうがおすすめです。
一方、動作が安定している方が良いという人はBTR5 2021のほうが良いと思います。