こんにちは、isukoです。
耳をふさがないイヤーカフイヤホンは、周りの音を聞きながら使えるので便利です。
音楽を楽しむだけでなく、Web会議で使う方も増えているのではないでしょうか。
先日、EarFun OpenJumpとEMEET AirFlowをレビューしました。
LDACに対応した耳かけ式オープンイヤーイヤホン EarFun OpenJump レビュー【提供 EarFun】
通話にも音楽にも優秀な、マイクブーム付きオープンイヤーイヤホン EMEET AirFlow レビュー【提供 EMEET】
今回は、EarFun OpenJumpとEMEET AirFlowを徹底比較します。
どちらが自分に合っているか、選ぶときの参考になればうれしいです。


EarFun OpenJump vs EMEET AirFlow 徹底比較
デザイン

充電ケースは、OpenJumpのほうが小さいです。
しかし、一般的なイヤホンと比べると、どちらも大きいと感じます。
AirFlowは細長い形状なので、こちらの方が持ちやすいと感じる方もいると思います。

イヤホンは、OpenJumpはマットな質感ながら適度な光沢感があり、オシャレに感じます。
接続部分が細く、シャープな印象です。

一方、AirFlowはタッチセンサー部分に光沢感があります。
全体的に丸みがある印象です。


重さは、OpenJumpがイヤホン単体で8.0g、充電ケース込みで72.7gです。


AirFlowはイヤホン単体で9.0g、充電ケースとマイクブーム込みで103.6gです。
装着感
AirFlowは接続部分がかためで、耳にしっかりと固定される感覚があります。
一方、OpenJumpはよりやわらかい装着感です。
ただ、スピーカー部分が耳の穴全体をおおうように装着されるので、人によっては違和感があるかもしれません。

また、AirFlowに付属するマイクブームは、装着すると顔に密着するような形になります。
装着時の見た目

OpenJumpは、装着するとEarFunのロゴが斜めになってしまうのが少し気になりました。
光沢のある部分が少ないので、全体的に落ち着いた印象です。

耳にかける部分は細めなので、上から見たときもスッキリしていて違和感は少ないです。

AirFlowは、タッチセンサー部分に光沢感があり、少し目立ちます。

耳かけ部分は細いので、上から見ても違和感は少ないです。
マイクブームも細いので、装着してもそこまで目立たないと感じました。
音質
低音や迫力を重視するならOpenJump、ボーカルを重視するならAirFlowが良いと思います。
EarFun OpenJump
OpenJumpはLDACという高音質コーデックに対応しています。
今回はLDACで接続し、イコライザーは「デフォルト」で音質をチェックしました。
全体的に音が重く、迫力があります。
低音は強めで、深い低音もしっかりと感じられました。
ボーカルは近くで聞こえ、芯がありますが、もう少し伸びがほしいところです。
高音にも十分な存在感があります。
EMEET AirFlow
AirFlowは、イコライザーを「クラシック」にして音質をチェックしました。
低音の量はちょうど良く、深い低音も十分に感じられます。
ボーカルの距離感はちょうど良く、伸びと芯があってクリアです。
高音は少し弱めに感じました。
ボーカルが聞き取りやすい音質なので、ヘッドセットとして使いやすいと思います。
音もれ
音もれは、EarFun OpenJumpのほうが少なく感じました。
とはいえ、どちらのイヤホンも音量を上げると音もれはします。
静かな図書館のような環境で使うのは控えたほうが良いと思います。
接続性
どちらもマルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
OpenJumpは高音質コーデックのLDACに対応していますが、マルチポイントと同時に使うことはできません。

AirFlowは、パソコンなどにUSBで接続できるUSBドングルが付属します。
このドングルとBluetooth接続のマルチポイント接続もできます。
ドングルで接続すると遅延は少ないですが、音の最初の部分が少し途切れることがありました。
操作性
どちらもタッチ操作ですが、AirFlowのほうが操作しやすいと感じました。


OpenJumpは、タッチセンサーが耳の内側に傾いてしまい、少し操作しにくかったです。
また、AirFlowはタッチしたときにフィードバック音が鳴るので、操作できたことが分かりやすいです。
OpenJumpにはそのフィードバック音がなく、操作できているか不安になります。
どちらもタッチの反応自体は早いです。
耳から外したときに自動で再生が止まるような装着検知機能は、どちらも付いていません。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。

マイクの音質は、マイクブームがあるぶん、AirFlowが圧倒的に良かったです。
周りの音を抑えつつ、自分の声をクリアに相手に届けられます。

とはいえ、OpenJumpのマイクもWeb会議などで十分に使えるレベルだと感じました。
バッテリー
OpenJumpはイヤホン単体で最大11時間、充電ケースと合わせると最大42時間使用できます。
また、充電ケースはワイヤレス充電に対応しているのが便利な点です。
一方AirFlowはイヤホン単体では音楽再生で8時間、通話で4時間です。
充電ケースと合わせると音楽再生で40時間、通話で20時間使用できます。
5分間の充電で1時間使える急速充電に対応しています。
充電ケースはワイヤレス充電には対応していません。
アプリ
どちらも専用アプリでカスタマイズができます。
EarFun OpenJumpのアプリ「EarFun Audio」

10個の音域を21段階で調整できるカスタムイコライザーがあります。

他にも、自動で音質を調整してくれる「適応イコライザ」や、遅延を少なくする「ゲームモード」、音の広がりを感じられる「シアターモード」など、機能が豊富です。

タッチ操作も自由度が高くカスタマイズできます。
LDACとマルチポイントの切り替えもアプリで行います。

イヤホンから流れるプロンプト音の音量や言語も変更できます。
EMEET AirFlowのアプリ「EMEET TUNE」

5個の音域を13段階で調整できるカスタムイコライザーがあります。


大きな音から耳を守る「聴覚ケア機能」や、音に広がりを持たせる「空間オーディオ」を搭載しています。
タッチ操作のカスタマイズもできますが、自由度は低めです。
防水性能
防水性能はOpenJumpのほうが高いです。
OpenJumpはIPX7に対応しており、一時的に水に沈めても問題ないレベルです。
一方、AirFlowはIPX5で、水しぶきがかかる程度なら問題ありません。
カラーと価格
OpenJumpのカラーはブラックのみです。
一方、AirFlowは、今回レビューしたZoom認証モデルはブラックのみですが、Zoom非認証モデルにはブラックとホワイトがあります。
Amazonでの通常価格は、OpenJumpが8,990円です。
AirFlowのZoom認証モデルは24,999円、非認証モデルは21,999円です。
まとめ
今回は、EarFun OpenJumpとEMEET AirFlowを徹底比較しました。
EarFun OpenJumpがおすすめなのは、
- 迫力のある低音が好き
- コストパフォーマンスを重視する
- ワイヤレス充電を使いたい
- より高い防水性能が必要
といった方です。
一方、EMEET AirFlowがおすすめなのは、
- Web会議などビジネスで主に使う
- 高品質な通話音質を求めている
- ボーカルが聞き取りやすい音質が好み
- USBドングル接続を活用したい
といった方です。
ご自身の使い方に合わせて、最適な一台を選んでみてください。
LDACに対応した耳かけ式オープンイヤーイヤホン EarFun OpenJump レビュー【提供 EarFun】
通話にも音楽にも優秀な、マイクブーム付きオープンイヤーイヤホン EMEET AirFlow レビュー【提供 EMEET】

