こんにちは、isukoです。
私はこれまでApple WatchやGoogleのWear OS搭載のスマートウォッチを使用してきました。
サードパーティ製のアプリをインストールできたりと機能性が高いですが、バッテリーは2日持てば良いほうという感じでした。
今回は、アプリのインストールに対応して多機能ながらもバッテリー持ちが良い、Amazfit GTR 4をレビューします。
Amazfit GTR 4 開封
パッケージ表面には製品本体の画像が大きく印刷されています。
パッケージ背面には製品の説明などが書かれています。
パッケージを開封するとAmazfitのロゴマークが書かれた箱が現れます。
箱を開けると、GTR 4本体が現れます。
その下には付属品の入った箱があります。
箱の中にはユーザーガイドと充電ケーブルが入っています。
ユーザーガイドは多言語に対応しています。
充電ケーブルは専用端子になっています。
GTR 4本体を取り出してみると、見た目はシンプルな印象で、どんな場面でも使いやすそうだと感じました。
ディスプレイ部分は保護されています。
ちなみにディスプレイの外側の部分には見えづらいですが目盛りが書かれています。
背面のセンサー部分も保護されています。
右側面にはリューズとボタンがあります。
リューズは回転させて操作することができますし、押し込んで操作することも可能です。
左側面にはマイクかスピーカーの穴のようなものが確認できます。
重さは60.0gです。
Amazfit GTR 4 レビュー
良い点
動作がサクサク
動作に引っかかりを感じず、サクサクと動作します。
再起動も非常に高速でした。
バッテリーの持ちが良い
昼頃に開封し、その時点でのバッテリーは68%でした。
その状態から3日後の夜にバッテリーが11%になっていました。
私の場合、
- 活動時心拍数モニタリング
- 血中酸素自動モニタリング
- 自動ストレスモニタリング
- 睡眠モニタリングアシスタント
- 睡眠時呼吸の質のモニタリング
- 表示を常にオン
- 運動検出
をすべてオンにした状態で使用していますが、5日程度は充電せずに使用できます。
ワークアウトの自動検出が優秀
GTR 4はワークアウトの自動検出機能があります。
この機能により自分でワークアウトの測定を開始しなくても、自動でワークアウトが計測されます。
さらにワークアウトを自動検出したとき、その時点からの位置情報が記録されるというスマートウォッチがある中、GTR 4は位置情報をさかのぼって記録してくれます。
GTR 4では基本的にワークアウトの自動検出で良いと思います。
スマートアラームが使用できる
GTR 4はスマートアラームを使用することができます。
スマートアラームとは、GTR 4ではアラームを設定した前の30分で睡眠が浅いタイミングを判断して実行されるアラームです。
スマートアラームにより良いタイミングで起きることが可能です。
(2023年6月2日追記)
私の場合7時にスマートアラームを設定しているのですが、毎回6時51分にアラームが鳴ります。
サポートに問い合わせましたが問題はないとのことで、スマートアラームの精度には疑問があります。
計測データをGoogle Fitなどと連携できる
「Zepp」アプリの「プロフィール」>「アカウントを追加」からGoogle Fitなどのサービスと連携して計測データを送信してくれます。
転送が大きく遅れるということもありません。
Todoistのタスクを確認・完了することができる
GTR 4には「To-Do リスト」アプリがプリインストールされています。
しかしこのアプリは「Zepp」アプリ内でしか管理できず、使いにくいです。
ですがGTR 4はプリインストールされているアプリに加えて「Zepp」アプリ内の「App Store」からミニアプリをインストールすることができます。
その中に「Todoist」というミニアプリがあります。
TodoistとはOSによらず使用することのできるタスク管理ツールです。
「Zepp」アプリとTodoistアカウントを連携させることで、Todoistで管理しているタスクを確認したり、完了したりすることができます。
ただし、タスクの追加はできず、Todoist純正アプリではない点には注意が必要です。
座りすぎ防止アラートがある
(2023年3月15日追記)
長時間座り続けていると健康リスクがあるという話は良く聞くと思います。
とはいえ、作業に集中しているとなかなか自分から立とうとは思いません。
GTR 4には1時間のうちに立っていない場合、立つように促されます。
座り過ぎを防止できる良い機能だと思います。
Googleカレンダーと連携できる
(2023年3月16日追記)
Googleカレンダーと連携してGoogleカレンダーに登録したスケジュールを確認することができます。
Googleカレンダーを使用している人にはうれしいです。
気になる点
充電が専用端子
充電は専用端子です。
一般的なワイヤレス充電器では充電ができないため、ケーブルの種類が増えてしまうのが残念です。
ただしバッテリーの持ちが良いので、ケーブルを持ち運ぶ必要はありません。
常時表示で時刻しか表示されない文字盤が多い
GTR 4は常時表示ディスプレイに対応しています。
これにより、手首をひねらなくても時刻を確認することが可能です。
しかし、この常時表示で表示される情報が時刻だけというものが多いです。
「Vibrant」という文字盤は常時表示でも時刻や日付を確認できますが、常時表示で表示される情報を増やしてほしいと思いました。
常時表示文字盤の種類が少ない
常時表示の文字盤は、通常時の文字盤に対応したものと、それとは別に用意されているものがあります。
その用意されている文字盤の種類が5種類(記事公開時点)と少ないです。
この種類は増やしてほしいと思いました。
文字盤のストアで常時表示のときにどのように表示されるかわからない
GTR 4は文字盤のストア(ダイヤルショップ)があり、その中から自分の好みの文字盤を設定することができます。
しかし、文字盤のストアでは常時表示のときにどのように表示されるのかがわかりません。
そのため文字盤をGTR 4にインストールし、常時表示させてみないと確認することができません。
私の場合、時刻に加えて日付や曜日も知りたいときがあるので、わかるようにしてくれると選びやすいと思いました。
呼吸アプリが5分までしか対応していない
GTR 4には落ち着くための呼吸アプリがインストールされています。
この呼吸アプリが5分までしか対応していません。
もう少し時間を伸ばしてほしいと感じました。
ワークアウト系の判定は厳しめ
GTR 4では今日の歩数、脂肪燃焼時間、今日の起立が一覧で確認することができます。
この脂肪燃焼時間が非常に厳しいです。
私は1日30分程度ウォーキングをしますが、それでは脂肪燃焼時間がほとんど増えません。
他のスマートウォッチでは1日30分程度の早歩きが測定されることが多いですが、GTR 4は厳しめだと感じました。
スリープモードに誤操作防止機能はない
GTR 4にはスリープモードが搭載されており、自動で有効にすることが可能です。
これにより就寝時は手首をひねって画面が点灯しなくなりますし、通知も来なくなります。
しかしリューズやボタンを押すことで普通に操作することができてしまいます。
GTR 4には別に誤操作防止機能が搭載されているのでスリープモード中にはこの機能も同時に有効にできるようにしてほしいです。
ワークアウトの測定画面から文字盤に戻れない
(2023年3月15日追記)
ワークアウトの測定画面から通常表示される文字盤に戻ることができません。
必要なときにワークアウトの測定画面を表示できるようにしてほしいと思いました。
(2023年6月6日追記)
ワークアウトの測定画面で右上のボタンを長押ししてショートカットを起動させ、もう一度右上のボタンを1回押すと文字盤に戻ることは可能です。
しかしショートカットの割り当てによっては使用できない可能性があります。
日本語が不自然なときがある
(2023年3月15日追記)
GTR 4は日本語にも対応していますが、その日本語が不自然なときがあります。
そもそも完全に英語が表示されるときもあり、ミニアプリも基本的に日本語には対応していません。
それでも基本的な部分は理解できるので、大きな問題はないとは思います。
LINE通話はできない
(2023年3月16日追記)
GTR 4でLINE通話をすることはできません。
着信も通常の通知のように着信通知が1回来るだけです。
Bluetooth接続が不安定
(2023年6月2日追記)
Bluetooth接続が不安定で、何度も切断されてなかなかうまく接続できなくなることがありました。
また切断されている状態では時刻が同期されません。
その結果なのかはわかりませんが、起床時に20分近く時刻がずれていることがありました。
この点は致命的な欠点を含んでいると感じました。
まとめ
今回は、Amazfit GTR 4をレビューしました。
高機能ながらもバッテリー持ちが良く、使いやすいスマートウォッチです。
睡眠時の誤操作が怖いので、スリープモード中に誤操作防止機能も自動で有効になるようにしてほしいです。