こんにちは、isukoです。
先日、私がソニー WF-1000XM4ではなく、テクニクス EAH-AZ60を購入した理由を紹介しました。
その中でEAH-AZ60はマルチポイントに対応しているということを理由の一つとして挙げていました。
しかし、ソニーからWF-1000XM4もファームウェアアップデートによりマルチポイントに対応することが発表されました。
そのため、WF-1000XM4も試してみたいと思うようになりました。
今回は、ソニー WF-1000XM4をレビューします。
ソニー WF-1000XM4 開封
パッケージは環境に配慮して非常に簡素になっています。
パッケージ表面にはイヤホン本体の画像が大きく印刷されています。
紙をはがすと、「1000X SERIES」と彫られています。
パッケージを開封すると、充電ケースが現れます。
充電ケースの下には使い方の簡単なガイドがあります。
ガイドの下には説明書などの書類が入っています。
書類の下には付属品が収納されています。
イヤーピースはウレタン素材のもので、S、M、Lサイズの3サイズが付属しています(Mサイズはイヤホン本体に装着済み)。
ケーブルはUSB-A to Cのものが入っています。
充電ケースは紙で保護された状態で入っています。
充電ケースの上面にはソニーのロゴが入っています。
今回私はブラックのモデルを購入しましたが、ロゴの部分はゴールドになっており、かっこいいです。
充電ケース背面にはUSB-Cポートがあります。
充電ケースを開くと、イヤホンが収納されています。
充電ケース内部はそれほど余裕がなく、イヤホンがきっちりと収納されている印象です。
また、充電ケース前面にはLEDインジケータがあり、バッテリー残量がある程度わかるようになっています。
イヤホンを取り出してみると、他にはない特徴的な形状をしています。
イヤーピースを外してみると、イヤーピースを装着するノズルの部分はやや細い印象です。
ちなみに、私はウレタン製のイヤーピースは手入れが面倒なので、すぐにAZLA SednaEarfit MAXに交換しています。
イヤホン片耳での重さは7.2gです。
充電ケースとイヤホンを合わせての重さは53.9gです。
ソニー WF-1000XM4 レビュー
良い点
かなり安定して装着できる
かなり装着感は良いです。
イヤーピースだけでなく、イヤホンの形状も耳にフィットしてくれるような印象で、非常に安定感があります。
ただ、軽い装着感ではないので、AZLA SednaEarfit MAXのように違和感の少ないイヤーピースを使用することをおすすめします。
充電ケースに収納しやすい
磁力が強いため、充電ケースにしっかりと収納することができます。
割り込み接続に対応
WF-1000XM4は割り込み接続に対応しています。
割り込み接続とは、ペアリング済みでイヤホンに接続したい端末のBluetooth設定からイヤホンを選択することでこれまでの接続を切断して、接続することができることです。
これができることで、ペアリングさえ済ませておけば、イヤホンを取り出したときの接続先を意識することなく、接続したい端末に接続することができます。
ノイズキャンセル性能が高い
しっかりした装着感なのもあってか、ノイズキャンセル性能は非常に高いです。
人の声のような高さの音は小さくなる程度で、内容を聞き取ることはできますが、音楽を再生してしまえば気にならなくなります。
外音取り込みで自分の声がこもりにくい
外音取り込み性能は、サーッというノイズはありますが、周りの音はしっかり聞くことができます。
また、自分の声もこもりにくいので、イヤホンを装着したまま会話も可能です。
ワイヤレス充電可能
WF-1000XM4の充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。
充電台に置くだけで充電ができるので非常に楽です。
気になる点
充電ケースから取り出しにくい
磁力が強く、充電ケースの余裕が少ないため、イヤホンを充電ケースから取り出しにくいです。
装着時にうまく取り出せず落としてしまうリスクがあることには注意したほうが良いと思います。
イヤホンの操作の割り当ての自由度が低い
イヤホンの操作は、左右で
- 外音コントロール
- 再生コントロール
- 音量コントロール
- 割り当てなし
の4つからしか選択することができません。
トリプルタップや長押しまで対応しているので、もう少し柔軟に設定できるようにしてほしいです。
(解決)アプリで外音コントロールのモードを切り替えできない
多くの完全ワイヤレスイヤホン用のアプリではアプリ上で外音コントロールのモードを切り替えることができますが、ソニーの場合はイヤホンでしか切り替えることができません。
ノイズキャンセリング機能を使用すると音質が変化することがあるので、私は音楽を楽しみたいときは外音コントロールのモードをオフにして聴いてきました。
しかし、普段はノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードをスムーズに移行したいので、イヤホンで外音コントロールをオフにしないようにしています。
その結果、WF-1000XM4を使用するときはノイズキャンセリングモードで音楽を聴くようになりました。
(2023年1月1日追記)
アプリの「サウンド」タブの「外音コントロール」を開くことで外音コントロールのモードを切り替えることができました。
まとめ
今回は、ソニー WF-1000XM4をレビューしました。
非常に装着感が良く、ノイズキャンセル性能も外音取り込み性能も高いです。
一方、アプリの使い勝手や操作感はもう少しわかりやすくしてほしいと思いました。
しかし、この高い機能性に加えてマルチポイントに対応すると、最高水準の完全ワイヤレスイヤホンになると思います。