こんにちは、繊細ガジェットレビュー管理人のisukoです。
ヘッドホンは直接耳に入れないぶん、耳への負担が少ないと考えているので、私はヘッドホンにも興味があります。
ヘッドホンはイヤホンより大きいので、よりデザインが重要になってきます。
そんな中、EarFun Wave Pro Xはスタイリッシュで美しく、所有欲が満たされます。
装着感も良かったです。
今回は、EarFun Wave Pro Xをレビューします。
EarFun Wave Pro X 開封

パッケージ表面には製品の画像が印刷されています。

パッケージ裏面には製品の特徴などが書かれています。

パッケージを開封すると、中にはヘッドホンの入ったケースと書類が入っています。

ヘッドホンの入ったケースの中にはヘッドホン本体と3.5mmのオーディオケーブル、USB-A to Cケーブルが入っています。

重さは259.2gです。
EarFun Wave Pro X ペアリング方法
最初はヘッドホンの電源をオンにするだけでペアリングモードになります。

2台目以降は電源オフの状態から電源ボタンを長押しし続けるか、2台同時接続する場合、1台のみが接続されていて電源がオンの状態で外音コントロールボタンを長押し、もしくは「EarFun Audio」アプリから「新しいデバイスを接続する」をタップすることでペアリングモードになります。
ペアリングモードになったあとは、接続したいデバイスのBluetooth設定から、「EarFun Wave Pro X」を選択することでペアリングできます。
EarFun Wave Pro X レビュー
デザイン

まずヘッドホンを収納するケースはかたく、ヘッドホンをしっかりと守ってくれそうです。
作りも良いと感じました。

ヘッドホンは、ヘッドバンドとイヤーカップの接続部分が細くなっていたりと、スタイリッシュな印象です。

イヤーカップの外側には美しいスピン加工が施されており、EarFunのロゴがあります。

イヤーカップの内側には大きくLとRの表記があります。

左側のイヤーカップにはUSB-CポートとLEDインジケーターがあります。

右側のイヤーカップには電源ボタンと音量ボタン、外音コントロールボタン、3.5mmケーブルを接続するためのジャック、LEDインジケーターがあります。

折りたたんでコンパクトにできます。
装着感

イヤーカップのクッションはもちもちとしています。

ヘッドバンドのクッションは厚めで、圧力を分散してくれそうです。

ヘッドホンのサイズは11段階で調整できます。
他のヘッドホンでは最大にしてちょうど良いぐらいの印象ですが、Wave Pro Xは少し余裕があります。

頭の大きい方でも装着しやすいです。
側圧も適度で、頭頂部の痛みも感じず、長時間でも快適に装着できました。
音質

Wave Pro Xは40mmと10mmのダイナミックドライバーを同軸に配置しています。
リファレンス環境については以下の記事をご覧ください。


LDAC接続で、イコライザーは、デフォルトだと音の反響感や激しさが気になったため、メーカーの想定する本来の音を聴くべく「適応イコライザー」にしました。
「適応イコライザー」についてはアプリの紹介の際に説明します。
外音コントロールのモードは、他のモードより深い低音が聴こえると感じたため、「ノイキャンモード」にしました。
ボーカルがメインの音作りに感じ、声のかすれなどはリアルに感じられます。
とはいえボーカルは少し遠めで、伸びはありますが、もう少し深みがほしいと感じました。
低音は量としてはちょうど良く、リズムも感じやすいですが、軽い音に感じました。
高音はウォーム系で、聴こえはしますが、あまり主張はしてきません。
ただウォーム系の音のはずなのですが、サ行やタ行の声は刺さるような感じがありました。
また、音が不自然に響くような印象がありました。
一方で、音量の変化はダイナミックに表現できています。
音は止まるべきときに止まり、余韻は美しいです。
また、Wave Pro Xは3.5mmケーブルとUSB-Cケーブルで有線接続して音楽を楽しめます。
ドングルDACを経由しての3.5mm接続では音の軽さや不自然な響きが軽減され、音質が良くなりました。
一方USB-C接続ではワイヤレス接続と同様、音の軽さや不自然な響きを感じました。
接続性
2台同時接続のマルチポイントに対応しています。
高音質コーデックのLDACとaptX Losslessにも対応しています。
メーカーとしては推奨はしていませんが、LDACとマルチポイントを併用できます。
私の環境では、併用して音が途切れるということはありませんでした。
ただ、私のM5 MacBook Airとは相性が悪いのか、接続して音声を再生中に勝手に切断されることが何度も発生しました。
私のMacの設定やアプリの相性などもあるかもしれませんが、同社の別製品では切断されないので、原因はわかりません。
メーカーの方がM5 MacBook Airで検証してくれたようなのですが、そのような現象は発生しなかったようです。
あくまで一例ですが、Bluetoothの接続相性はこの製品に限らずあると思っています。

また、3.5mmケーブルとUSB-Cケーブルでの有線接続にも対応しています。
3.5mm接続では外音コントロール機能も利用できます。
ただ、有線接続ではアプリには接続できません。
操作性

物理ボタンでの操作です。
軽いながらもしっかりとしたクリック感があるので、正しく操作できているかがわかりやすいです。
アプリで操作内容のカスタマイズができます。
ノイズキャンセル性能

手動調整で最も強い状態にしても、全体的に少しノイズが小さくなる程度です。
人の声はけっこう残ってしまっています。
音楽を再生していても少し気になるかもしれません。
外音取り込み性能

外音取り込み機能は使いやすいと思いました。
ホワイトノイズはありますが、周りの音も、自分の声も自然に聞こえます。
マイク音質
実際に収録した音声はYouTube動画をご覧ください。
静かな環境ではややこもっており、声の最初が途切れてしまっています。
60dB前後のレストランの音を流した環境では、周りの音が残ってしまっています。
バッテリー
バッテリー容量は800mAhです。
ANCオンで最大50時間、ANCオフで最大90時間使えるとのことです。
15分間の充電で最大10時間使用できる急速充電にも対応しています。
アプリ
「EarFun Audio」アプリでヘッドホンのカスタマイズができます。

ヘッドホンのバッテリーの残りパーセントを確認できます。
外音コントロールのモードを変更できます。

「ノイキャンモード」では強さを変更したり、周りの環境に応じて強度を調整する機能を選択したりできます。

「外音取り込みモード」では2つのモードを選択でき、また「周囲の音に注意」をオンにすることで、再生される音が小さくなります。
ゲームモードのオン・オフができます。
LDAC接続で、通常時は50msほどの遅延が、ゲームモードをオンにすることでほとんど気にならなくなりました。
イコライザーの調整ができます。

「パーソナライズサウンド」というものが追加されました。

流れる音を聴き、どのチューニングが好みかで音質を調整できます。
ただ、個人的にはこもった感じで微妙な音になってしまいました。

プリセットイコライザーは30種類と非常に多いです。
また、「適応イコライザー」もあります。

「適応イコライザー」は、ビープ音がちょうど聞こえなくなる音量をチェックしていくことで調整してくれるイコライザーです。
これで調整した音はなめらかな感じで、聴きやすくなりました。

さらにパラメトリックEQもあります。
イコライザー調整を楽しみたい方には良い機能ですが、自由度が高いぶん調整の難易度は非常に高いです。
ボタン操作のカスタマイズができます。


ボリュームの上下ボタンの1回押しと長押し、外音コントロールボタンの1回押しと2回押し、長押しでの操作をカスタマイズできます。

マルチポイント接続の管理ができます。
オン・オフができますし、接続するデバイスをアプリで変更できます。

使用するBluetoothコーデックを選択できます。
LDACとマルチポイントは併用できますが、メーカーとしては推奨していないことが書かれています。

音声ガイダンスの音量やトーンを変更できます。
カラーと価格

カラーはブラックのみです。
ホワイト系のカラーなども追加してほしいです。
Amazonでの通常価格は16,990円です。
まとめ
今回は、EarFun Wave Pro Xをレビューしました。
良い点
- しっかりとしたケースが付属している
- デザインが美しい
- 折りたたんでコンパクトにできる
- ヘッドホンのサイズがかなり大きく調整できる
- 長時間装着しても疲れにくい
- LDACとマルチポイントを併用できる(メーカー非推奨)
- 有線接続対応
- 外音取り込みモードでは自然に音を取り込める
- 遅延が少ない
- イコライザー調整の自由度が非常に高い
気になる点
- 音が軽い
- 音が不自然に響く
- ノイズキャンセル性能は低め
- マイク音質が良くない
- カラーがブラックのみ
良い点・気になる点をまとめると上のような感じです。
ワイヤレス接続での音質は、音が軽かったり、不自然に響くような感じがありました。
ドングルDACを経由しての3.5mm有線接続ではかなり解消されたので、ヘッドホンに内蔵されているDACのチューニングによるものかもしれません。
一方、デザインが美しく、所有欲は満たされます。
ヘッドホンのサイズをかなり大きくでき、長時間装着しても疲れにくいので、多くの方が使いやすいです。
装着感とデザインを重視するという方にはおすすめです。
