こんにちは、isukoです。
M1チップが搭載されたMacは非常に高性能ですが、ウイルス対策は必要です。
Appleのウイルス対策機能で十分で、ウイルス対策ソフトは不要と考える方もおられると思います。
しかし、保険のためにウイルス対策は入れておきたいと考える方も多いのではないかと思います。
私もその一人で、M1 Macを購入してまずはウイルス対策ソフトをインストールしました。
しかし、ESET Cyber Security Pro、ノートン 360と試して、不具合が発生し、結局まともに動作したのはウイルスバスター クラウドだけでした。
今回は、私がESET、ノートン、ウイルスバスターをM1 Macで試し、最終的にまともに使えたウイルス対策ソフトはウイルスバスター クラウドだけだった体験談を紹介します。
ESET、ノートン、ウイルスバスターを試して、M1 Macで使えたのはウイルスバスターだけだった
ESET Cyber Security Pro:動作が重くなり、使い物にならなくなった
まず、ESET Cyber Security Proをインストールしました。
ESETはWindowsのパソコンにインストールして使用しており、安価で、パソコンの動作に影響を与えない軽さがあり、安心して使用していました。
ESETは2021年の3月23日にmacOS Big Surに対応したバージョンを公開したということで、インストールしました。
このとき、Big Surに対応したのだから、当然M1 Macにも対応しているだろうと思っていました。
しかし、数時間ほど使用すると、動作が非常に重くなり、Macが使い物にならなくなりました。
再起動してみたり、アンインストールして、再度インストールし直してみましたが、同様でした。
ESETはM1 MacにESET Cyber Security Proをインストールした際の不具合について認識しているようですが、M1 Macへの対応開始時期は未定ということでした(2021年5月17日現在)。
(2021年6月21日追記)
ESETは2021年6月3日にようやくM1 Macへの対応を発表しました。
ESETはmacOS Big Surへの対応もかなり遅かったので、Macに関しては今後ESETのウイルス対策ソフトを使用するのはやめた方が良いかもしれません。
ノートン 360:急にネットワークに繋がらなくなった
次はM1 Macに対応しているものにしようと思い、調べたところ、当時はノートン 360とウイルスバスター クラウドがM1 Macに対応しているとのことだったので、この2つから検討しました。
ここで、ノートン 360はファイアウォール機能があるということで、ノートン 360を試してみることにしました。
しかし、ノートン 360の体験版はないため、ノートン 360のライセンスを購入してインストールしました。
初めはESET Cyber Security Proと違い、快適に動作して良いと思っていたのですが、急にネットワークに繋がらなくなり、再起動しないとネットワークに接続しなくなりました。
ノートンに問い合わせてみましたが、実行ログを公開するように言われました。
対応がなんとなく不親切に感じ、返金してもらいました。
ウイルスバスター クラウド:特に問題なく使えている
最終的に落ち着いたのは、ウイルスバスター クラウドでした。
もともとESET Cyber Security Proをアンインストールして、ノートン 360を購入する前のつなぎとしてウイルスバスターの体験版を使用していたのですが、特に問題なく使用できていました。
これはライセンス購入後も変わらず、特に問題なく使用できています。
ただ一つ気になるのは、体験版のときにライセンス購入を促すポップアップがかなり大きく表示されたため、ライセンスの有効期限が近づくと同様のことが起きるだろうということでしょうか。
まとめ
今回は、私がESET、ノートン、ウイルスバスターをM1 Macで試し、最終的にまともに使えたウイルス対策ソフトはウイルスバスター クラウドだけだった体験談を紹介しました。
もちろん、私は使えませんでしたが、ESET Cyber Security Proやノートン 360を普通に使えている方もいるかもしれませんので、この記事は私個人の話として理解してください。
ひとまず、私はM1 Macに対してはウイルスバスター クラウドを使用していきたいと思います。