こんにちは、isukoです。
私はこれまで使っていたスマートフォンを手放すことにし、新たなスマートフォンを検討しました。
スマートフォンとタブレットを併用することにしたので、スマートフォンは片手で操作できるものを選びたいと考えました。
そしてやはりスペックは高めのほうが良いということで検討したところ、ASUSのZenFone 9の価格が下がってきて良さそうだと感じました。
今回は、ASUS ZenFone 9をレビューします。
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ASUS ZenFone 9 スペック
※公式サイトより抜粋
- プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1、Adreno 730
- メモリ:8GB LPDDR5、16GB LPDDR5
- 記憶装置:128GB(UFS 3.1)、256GB(UFS 3.1)
- アウトカメラ:5,000万画素 広角カメラ、1,200万画素 超広角カメラ、LEDフラッシュ
- インカメラ:1,200万画素 広角カメラ
- SIMカードスロット:nanoSIMスロット×2
- バッテリー容量:4,300mAh
ASUS ZenFone 9 開封
パッケージ表面には大きく「9」と書かれています。
パッケージ裏面にはシリアルナンバーなどが書かれています。
パッケージを開封すると、保護ケースやSIMピン、書類などが入っています。
スマートフォン本体の下にはACアダプターとUSB-C to Cケーブルが入っています。
スマートフォンを取り出してみると、カメラの大きさが目に入ります。
背面には「ASUS Zenfone」と書かれており、カメラ近くにもデザインがあり、メカメカしい印象を受けます。
ZenFone 9には保護ケースが付属しています。
やわらかいTPUケースではなく、かたいケースが付属しています。
ケースにも本体と同様のデザインがあります。
本体底面にはUSB-CポートとSIMスロット、スピーカー穴があります。
ちなみにケースを装着した状態ではSIMスロットを取り出せません。
SIMスロットを取り出してみると、裏表にSIMカードを取り付けられるようになっています。
microSDカードは使用できないので注意が必要です。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタン兼指紋認証センサーがあります。
本体左側面には特に何もありません。
そのため保護ケースもこの部分はしっかり保護してくれます。
本体上側面にはイヤホンジャックがあります。
イヤホンジャックが搭載されないスマートフォンがかなり増えてきているので、貴重です。
重さはガラスフィルムを装着した状態で183.3gです。
ケースを合わせたときの重さは197.5gです。
ASUS ZenFone 9 レビュー
良い点
ちょうど良いサイズ
ZenFone 9は小型スマートフォンと呼ばれることがありますが、他のスマートフォンが大型化しているため、実際にはちょうど良いサイズです。
私の場合ですが片手でディスプレイ全体をタッチできますし、かといって画面が小さいということはありませんでした。
付属ケースの質が良い
ZenFone 9には保護ケースが付属しています。
スマートフォンに付属している保護ケースはやわらかいタイプであることがほとんどですが、ZenFone 9の保護ケースはかたいタイプです。
またデザインが本体と同様のデザインになっており、質が高いと感じます。
マスクをした状態でも顔認証が使える
ZenFone 9の顔認証はマスクをした状態でも認証されます。
私は汗かきで、指紋認証がうまく使えないことがあるので、マスクをした状態でも顔認証が使えるのは便利です。
おサイフケータイ搭載
ZenFone 9の国内版はおサイフケータイに対応しています。
財布を持ち歩く必要がなくなるので、便利です。
バッテリーの持ちが良い
軽くゲームや情報閲覧をする私の用途では1日使用して80%から30%のバッテリー減少なので、1日はバッテリーを気にせず使用できると感じました。
充電は40分で31%という充電速度でした。
イヤホンジャック搭載
ZenFone 9にはイヤホンジャックが搭載されています。
多くのスマートフォンでイヤホンジャックが廃止されているなか、非常に貴重なスマートフォンです。
遅延が気になる操作をする場合は有線イヤホンを使用できるZenFone 9は良い選択肢です。
ツインアプリに対応
ZenFone 9は同じアプリを2つインストールし、異なるアカウントで運用することが可能です。
複数のアカウントを1台で管理したいという人には便利な機能だと思います。
気になる点
24bit/96kHzでの高音質再生に非対応の可能性がある
USB-DACを接続し、Amazon MusicのUltra HD音源(24bit/96kHz)を再生してみましたが、USB-DAC側は「44.1kHz」と表示されました。
つまり有線接続ではそのままの高音質で再生できていないことになります。
こちらのサイトによるとZenFone 9はSnapdragon Soundに対応しており、高音質の音楽再生が可能のはずですが、この仕様についてはサポートの回答を待って追記したいと思います。
(2023年9月1日追記)
有線接続の場合、アプリによってはハイレゾに対応していない場合があるようです。
aptX AdaptiveとLDACは96kHzに対応しているとのことでした。
OSアップデートサポートが短い
Zenfone 9はAndroid 14までのOSアップデートが保証されています。
すでにOSはAndroid 13なので、安心して使用できる期間はそう長くありません。
他のスマートフォンでは5年間のセキュリティアップデートが保証されていたりするので、長く同じ端末を使いたいという人には向きません。
指がカメラに当たりやすい
筐体に対してカメラが大きいので、指がカメラに当たりやすく感じます。
カメラが汚れてしまうときれいに写真が撮れなくなってしまうため、汚れを拭き取る手間があるのは面倒です。
ワイヤレス充電に非対応
ZenFone 9はワイヤレス充電には非対応です。
次回のZenFone 10はワイヤレス充電に対応しているようなので、ワイヤレス充電を重視する人はZenFone 10を待ったほうが良いかもしれません。
翌日になるとパスワードを入力する必要がある
私の場合翌日になると生体認証が使えず、パスワードを入力する必要があります。
私がこれまで使っていたスマートフォンではそれほど短い間隔ではなかったので、やや面倒に感じます。
まとめ
今回は、ASUS ZenFone 9をレビューしました。
片手で扱うことができるハイエンドスマートフォンということで、多くの人にとって使いやすいと思います。
しかしイヤホンジャックが搭載されていますが、高音質再生には対応していなさそうで、Snapdragon Soundに対応しているとはいえ音楽再生機としては使いにくいかもしれません。
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