無線でトラックボール付きの分割キーボード torabo-tsuki(M) レビュー | 繊細ガジェットレビュー
PR

無線でトラックボール付きの分割キーボード torabo-tsuki(M) レビュー

キーボード

こんにちは、isukoです。

私はキーボードはKeychron Q11、マウスはエレコムのbitraの人差し指操作タイプを使用しています。

これらを組みあわせ、ホームポジションから手をほとんど動かすことなくキーボードとマウスを操作できる配置を紹介しました。

ブロガー、プログラマー必見!最高のキーボード&マウス配置で作業効率劇的アップ
キーボードとマウス、そしてそれらの最高の配置を紹介しました。ホームポジションから手をほとんど動かすことなく、快適に作業をおこなえるようになりました。

この配置は非常に使いやすいですが、気になっていることがありました。

それは、Keychron Q11を持ち運んで使うことが厳しいことです。

Keychron Q11は有線接続にしか対応していません。

そのためパソコンなどと接続するのと、左右のキーボードを接続するので2本のケーブルが必要になります。

また1,195gと非常に重いです。

私は基本的には同じデスクで作業していますが、たまに持ち運んで作業したいと思うことがあります。

そして今の状態で持ち運ぶ場合、キーボードとマウスのどちらも持ち運ぶ必要があり、持ち運ぶものが多いです。

そんな中、torabo-tsukiはその名前の通り、キーボードにトラックボールがついています。

さらにデバイスとの接続とキーボード同士の接続のどちらもBluetooth接続に対応しているため、ケーブルを持ち運ぶ必要がありません。

今回は、torabo-tsuki(M)をレビューします。

torabo-tsuki(M) レビュー

今回は、組み立て済みのものを入手しました。

組み立ての方法などは作者のビルドガイドなどを参照してください。

デザイン

デザインはコンパクトに感じます。

torabo-tsuki(M)は親指で押すキーが5個、他の指で指で押すキーが42個、さらにトラックボールが1個ついています。

指を大きく動かすことなく、キー入力とトラックボールの操作ができます。

分割キーボードはテンティングという、中央側を高くして使用することが多いようです。

テンティングをすることで、自然な手首の角度でキーボードを操作でき、手が疲れにくいです。

Keychron Q11は左右にもキーが多いため、テンティングをすると手を大きく持ち上げないといけません。

またKeychron Q11をテンティングをしてしまうと、トラックボールを良い位置に置けなくなるため、管理人はテンティングしていませんでした。

一方torabo-tsukiは小指の隣には1つしかキーがないため、テンティングをしても手を持ち上げる必要がなく、実用的にテンティングできます。

ちなみにトラックボールは左側に搭載することもできますし、トラックボールの位置を左右に微調整することもできます。

しかしコンパクトになっているがゆえに、配列は特殊なものになっています。

一般的な配列のキーボードと比較して、Fnキーと数字キー、矢印キー、さらに右側の一部の記号キーにあたるキーがなくなっています。

そのため、キーの同時押しなどを活用してこれらのキーを入力できるように自分でカスタマイズする必要があります。

また一般的な配列のキーボードはキーが左右にズレているような配列になっていますが、torabo-tsukiはキーが上下にズレています。

特殊な配列なので、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

ちなみに私は数時間タイピングをするとどちらの配列にも慣れることができました。

一方、数字キーや矢印キー、記号キーの入力にはかなりとまどい、なかなか慣れません。

そして、電池ボックスが搭載されていることからもわかるように、電池で動作します。

バッテリー式の場合、バッテリーの劣化により使えなくなる可能性もあるので、電池式のほうが良いという方もいると思います。

親指で押すキーの後ろ側にはスイッチがあり、これでキーボードの電源のオンオフを切り替えられます。

打鍵感

torabo-tsukiは自分でキースイッチやキーキャップを変更できるので、打鍵感は大きく変化します。

しかし、以前使っていた自作キーボードの7sPlusと比較すると、ケースのブレを感じず、打鍵感が良いと感じました。

私の自作スキルもあるのかもしれませんが、torabo-tsukiは作りが良いと感じました。

私は親指で親指で押すキーはAmbients Silent Choc Switches 20g Linear – Nocturnal、他の指で押すキーはKailh Deep Sea Box Switch Isletを使用しています。

どちらも静音リニア軸のキースイッチですが、底打ちがやわらかいです。

打鍵音

torabo-tsukiは自分でキースイッチやキーキャップを変更できるので、打鍵音は大きく変化します。

しかし、以前使っていた自作キーボードの7sPlusと比較すると、ケースのブレによる雑音が少なかったです。

私の自作スキルもあるのかもしれませんが、torabo-tsukiは作りが良いと感じました。

私は親指で親指で押すキーはAmbients Silent Choc Switches 20g Linear – Nocturnal、他の指で押すキーはKailh Deep Sea Box Switch Isletを使用しています。

どちらも静音リニア軸のキースイッチなので、打鍵音は静かです。

金属のこすれるような音もあまり感じないので、使いやすいキースイッチだと思いました。

実際の打鍵音はYouTube動画をご確認ください。

接続

torabo-tsukiはBluetoothによる無線接続に対応しています。

キーボード同士も無線で接続するため、非常にデスクがスッキリとします。

しかし調べたところ、無線接続をおこなうためのBLE Micro Proというものが、無線接続が不安定なようです。

私が試したところでも、無線接続時に同じキーが数秒間押され続けたままになったり、そもそも無線接続がうまくいかないということがありました。

ちなみに有線接続をする場合、マスター側のBLE Micro Proを搭載したほうをケーブルで接続しますが、もう一方はマスター側のキーボードに無線接続する形になります。

両方をそれぞれケーブルでパソコンに接続しても有線キーボードとしては使用できませんでした。

有線でも使えるようにしてくれると良いと思いました。

まとめ

今回は、torabo-tsuki(M)をレビューしました。

分割キーボードが無線で使えるというのはかなり魅力的でしたが、肝心の無線接続が不安定で、使いにくいと感じてしまいました。

また一般的なキーボードと配列が異なるので、カスタマイズをしたり、慣れたりするまでに時間がかかります。

しかしテンティングをして快適にキーボード入力とトラックボール操作をおこなえるため、この配列は実用的だと思いました。

Keyballにも手を出してしまうのではないかと思います。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました