こんにちは、isukoです。
健康のためにタンパク質を摂るのが良いというのはよく言われています。
そんな中、高タンパク・低脂質な鶏むね肉は非常に優秀な食品です。
鶏むね肉を使用した料理で有名なのはサラダチキンです。
サラダチキンは低温調理で作ります。
低温調理をするためにはまずお湯を沸かす必要があります。
また調理中もお湯の温度に気を配る必要があり、意外と面倒です。
しかしお湯を沸かす必要がなく、放っておくだけで低温調理ができる家電がアイリスオーヤマから販売されています。
今回は、アイリスオーヤマの袋型低温調理器、Pocket Chefをレビューします。
アイリスオーヤマ Pocket Chef 開封
開封シーンはYouTube動画をご覧ください。
中には本体と説明書のみが入っています。
本体は操作パネルと電源ケーブルが一体化しています。
袋にはチャックがついています。
チャックを開けると、袋の内部にはヒーターがあります。
操作パネルには温度と時間の切り替えボタンと上げボタン、下げボタン、スタート・取り消しボタンがあります。
アイリスオーヤマ Pocket Chef 使い方
まず味付けなどをした具材を密封袋に入れます。
次に密封袋をPocket Chefの袋の中に入れます。
このときPocket Chefの袋の3分の2の高さまでに密封袋全体を入れる必要があります。
また具材全体に熱を通すため、密封袋の余った部分は具材に重ねないようにしてください。
その後Pocket Chefのチャックを閉じ、電源ケーブルをコンセントに接続します。
次に操作パネルで温度と時間を設定し、調理をスタートします。
余熱にかかる時間と設定した時間が経過したあと、Pocket Chefの袋の中身を取り出します。
調理後すぐは熱いので、時間をあけてから取り出すのが良いと思います。
アイリスオーヤマ Pocket Chef レビュー
良い点
お湯を沸かす必要がない
ふつう低温調理というと湯せんをします。
湯せんとは、具材を火で直接温めるのではなく、お湯でじっくりと温めていく調理方法です。
そのため水をガスや電気などを使用して温める必要があります。
しかしPocket Chefは調理袋の中に、密閉袋に入れた具材を入れて電源をオンにするだけなので、水やガスを使う必要がありません。
調理を開始したあとは放っておくだけで良い
調理を開始したあと、低温調理とはいえ、あまりに温度が低くなりすぎると調理が進みません。
そのため通常は温度に気を配る必要があり、意外と面倒です。
しかしPocket Chefは自動で温度管理をしてくれるため、調理を開始したあとは放っておくだけで完成します。
気になる点
サイズが小さい
サイズが小さいと感じました。
底から3分の2までの位置に密封袋を入れてしまわないといけないようで、そうなると鶏むね肉では300gほどが限度です。
また調理袋が1辺しか開かないので、密封袋を入れにくいです。
2辺が開くようになると入れやすくなるのではないかと思いました。
調理袋本体の置き場所に困る
操作パネルが重いので、操作パネルが落ちてしまうとPocket Chef本体も一緒に落ちてしまいます。
またPocket Chef本体と操作パネルがやや遠い位置にあるので、同じテーブルに両方を置くのは場所を取ってしまいます。
さらに電源ケーブルが短いので、Pocket Chef本体と操作パネルを同じテーブルに置くためにはコンセントも同じテーブルの上に置くか、低いテーブルの上に置かなければなりません。
操作パネルの位置や電源ケーブルの長さは改善してほしいです。
調理に対応した密閉袋が少ない
説明書によると、100℃に対応した密閉袋を使用する必要があります。
しかし密閉袋の多くが80℃までで、100℃に対応したものは少ないです。
できればより多くの密閉袋を使えるようにしてほしいと思います。
まとめ
今回は、アイリスオーヤマの袋型低温調理器、Pocket Chefをレビューしました。
お湯を沸かす必要がなく、放っておくだけで完成するのは非常に楽ですし、便利です。
しかしサイズが小さいため、一度に作れる量は少ないです。
また操作パネルと電源ケーブルの位置や長さが微妙で、調理中の調理袋の置き場所に困ってしまいます。
コンセプトは非常に良い製品だと思うので、改善を期待したいです。