こんにちは、isukoです。
キーの高さが低いロープロファイルのキーボードはパームレスト(手首置き)が必要なく、使いやすいです。
しかしUS配列しかなく、JIS配列のキーボードを使っている人にとっては慣れが必要になります。
一方KeychronはJIS配列のロープロファイルキーボードを販売しています。
今回は、Keychron K1 SE V5(以降、K1 SE)とLofree Flow(以降、Flow)を徹底比較します。
Keychron K1 SE V5 vs Lofree Flow 徹底比較
デザイン
Flowは非常にシンプルなデザインですが、フレームは金属素材を採用し、ゴールドの差し色もあり、高級感があります。
一方K1 SEはメカメカしいデザインです。
Flowはホワイトライトのみである一方、K1 SEはRGBライトを採用しているモデルもあります。
キーキャップがライトを透過するので、非常に美しいライティングを楽しめます。
サイズ
K1 SEは矢印キーなどが独立して少し離れているため、Flowよりサイズが大きいです。
しかしその差はそれほどありません。
重さ
K1 SEは563.1gです。
Flowは603.4gです。
Flowは全体が金属筐体になっているぶん重いです。
カラーバリエーション
K1 SEはブラックとホワイトのモデルがありますが、キースイッチが交換できるホットスワップモデルはブラックしかありません。
一方Flowもブラックとホワイトのモデルがあり、どちらもホットスワップに対応していますが、搭載されているキースイッチがカラーによって決まっています。
使いたいキースイッチでない場合、新たにキースイッチを購入し、自分で交換する必要があります。
キー配列
FlowはUS配列しかありません。
一方K1 SEはUS配列に加えJIS配列を選択することができます。
現在JIS配列のキーボードを使っているという人は多いと思うので、そのままの配列で使いたいという人はK1 SEを選択するのが良いです。
またFlowはエンターキーや矢印キーのすぐ横に「Pgup」などのキーがあります。
慣れないとこれらのキーを誤入力してしまいます。
一方K1 SEは矢印キーなどが少し離れた位置にあるため、誤入力はしにくいです。
打鍵感
K1 SEは茶軸、FlowはPHANTOM軸と、どちらもタクタイル系のキースイッチで打鍵感を比較しました。
打鍵感は圧倒的にFlowのほうが良いです。
K1 SEはタクタイル系のはずですが、あまりクリック感を感じませんでした。
そのぶんキーを入力したときの打鍵音は小さいです。
しかしK1 SEはキーキャップの端を弾いてしまいやすく、そのときに非常に大きな音がなってしまいます。
一方Flowは打鍵音はやや大きいですが、適度なクリック感が気持ち良いです。
またキーキャップを端を弾いてしまうことはほとんどありませんでした。
変更できるキースイッチの種類
K1 SEにはキースイッチを変更できるホットスワップに対応したモデルが選択でき、Flowは元々ホットスワップに対応しています。
変更できるキースイッチの種類は、K1 SEがGateronのロープロファイルキースイッチ、FlowはKailhのロープロファイルスイッチです。
GateronのキースイッチはGateronが作成したキースイッチ3種と、NuPhyとGateronのコラボレーションで作成したキースイッチ4種が使用できます。
一方Flowは公式に販売されている3種類のキースイッチ以外に使用できるキースイッチは確認できませんでした。
キースイッチの自由度はK1 SEのほうが高いです。
角度調整
Flowは角度調整できるスタンドはないため、同じ角度で使用する必要があります。
一方K1 SEは2つの角度調整用のスタンドがあります。
K1 SEのほうが使いやすい角度を見つけやすいです。
バッテリー
バッテリーはどちらも2,000mAhです。
しかしK1 SEはRGBバックライトが搭載されているモデルがあり、そのモデルであればライティングして使用する人も多いと思います。
そうなるとバッテリー持ちは悪くなります。
まとめ
今回は、Keychron K1 SE V5とLofree Flowを徹底比較しました。
Keychron K1 SE V5はJIS配列とUS配列を選択できることが強みですが、キーキャップの端を弾いてしまいやすく、また弾いてしまったときの音が大きく、非常に気になりました。
一方Lofree FlowはUS配列しか選択できませんが、非常に打鍵感が気持ち良いです。
慣れれば配列の違いは問題ではなくなるので、Lofree Flowのほうが良いと思います。