こんにちは、isukoです。
最近は耳をふさがないタイプ(開放型)のイヤホンが注目されています。
私は普段カナル型のイヤホンを使用していますが、耳を密閉してしまうので、湿気がこもってしまい、耳に良くありません。
そのため私も耳のふさがないタイプのイヤホンには注目していました。
しかし多くはネックバンド型といって、左右のイヤホンがネックバンドでつながっており、耳と首に引っ掛けて使用するタイプのものが多いです。
ただこのタイプは首を支えてくれるタイプのイスに座るとイヤホンが動いてしまい、装着感が悪くなったり、音が小さくなったりしてしまいます。
そこで完全ワイヤレスタイプの開放型イヤホンを調査してみても、マルチポイントに対応していなかったりして、決め手に欠けていました。
そんな中TRUEFREE様から開放型完全ワイヤレスイヤホンを提供していただきました。
これがマルチポイントに対応しており、開放型完全ワイヤレスイヤホンの最適解なのではないかと感じました。
今回は、TRUEFREE O1をレビューします。
TRUEFREEとは
TRUEFREEというメーカーには馴染みがないと思います。
私も知りませんでしたが、メーカーの方に聞いてみると、SOUNDPEATSに投資を受けているメーカーとのことです。
SOUNDPEATSというと私もレビューしていますが、コストパフォーマンスの高い完全ワイヤレスイヤホンを多数販売しているメーカーです。
そのメーカーの投資を受けているということですが、内部仕様が一部似ているので、一部技術も提供されているのかもしれません。
TRUEFREE O1 スペック
※Amazon製品ページより抜粋
- Bluetoothコーデック:SBC、AAC
- Bluetoothバージョン:5.3
- 連続使用時間(イヤホン):最大10時間
- 連続使用時間(充電ケース併用)最大45時間
- 防水性能:IPX4
TRUEFREE O1 開封
パッケージ表面には製品画像が大きく印刷されています。
パッケージ裏面には製品の特徴が書かれています。
パッケージを開封すると、黒い箱が現れます。
箱を開けると、充電ケースと付属品の入った箱が見えます。
USB-A to Cのケーブルが付属品として入っています。
説明書は日本語での説明もあります。
充電ケースは高級感があるという感じではありません。
充電ケースの前面にはLEDインジケーターがあります。
充電ケースの後面にはUSB-Cポートがあります。
充電ケースを開くとイヤホン本体が入っています。
イヤホン本体は外側は光沢感があります。
ロゴの入り方がおしゃれに感じました。
またロゴの入っているほうはタッチセンサーになっています。
内側にはスピーカーや充電用の接点があります。
LとRの記載もあります。
重さは片耳で10.0gです。
充電ケースを含めての重さは104.0gです。
TRUEFREE O1 ペアリング方法
まずはイヤホンの充電の接点の部分にフィルムが貼り付けられているのではがします。
その後充電ケースにイヤホンを収納して閉じ、再度開くとペアリングモードに入ります。
2台目以降は充電ケース内のボタンを長押しすることでペアリングモードに入ります。
TRUEFREE O1 レビュー
良い点
マルチポイントに対応
TRUEFREE O1はマルチポイント(2台同時接続)に対応しています。
マルチポイントに対応していることで、例えばパソコンで音声を再生しているときにスマートフォンに着信があった場合、自動的にスマートフォンの音声に切り替わり、さらにそのままイヤホンで着信を受けることが可能です。
左右が独立している
開放型イヤホンはネックバンド型が多かったです。
ネックバンド型は首を支えてくれるタイプのイスにもたれかかるとネックバンドが干渉してしまい、装着感が悪くなったり、音が小さくなったりする問題があります。
しかしTRUEFREE O1は左右が独立した完全ワイヤレスイヤホンなので、そのような問題は起こらず、多くの場面で快適に使用することができます。
装着時の違和感が少ない
片耳で10gと軽量なので、耳に負担がかかりにくいです。
耳に引っ掛ける形になりますが、耳が痛いということは感じませんでした。
私はメガネをかけていますが、特に干渉することもなく使えています。
音の分離感が良い
TRUEFREE O1は16.2mmのダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムを搭載しています。
そのため音に迫力を感じることができました。
さらに分離感が良く、楽器やボーカル1つずつに注目できると感じました。
もちろん音楽だけではなく、セミナーなどの人の声も聴き取りやすいです。
低音補強アルゴリズムが搭載されているためか音に軽さは感じませんでしたが、低音は全体を下支えするような重低音という感じではありません。
これは開放型なので仕方のないところだとは思います。
ゲームモードが搭載されている
TRUEFREE O1は左側をトリプルタップすることでゲームモードに変更することができます。
ゲームモードにすることで映像と音のラグが小さくなります。
通常モードでもそれほど遅延が大きいとは感じませんでしたが、ゲームモードにすることでさらに遅延が小さくなったと感じました。
連続使用時間が長い
TRUEFREE O1はイヤホン単体で最大10時間、充電ケースとの併用で最大45時間使用することできると紹介されています。
私は4時間程度しか連続して使用しませんが、バッテリーのことは全く気にせず使用することができました。
気になる点
相性問題がある
私の場合、M1 MacBook Airと接続して音声を流した場合、音声が一瞬歪むことがありました。
この件についてメーカーに聞いてみると相性問題ということでした。
ちなみにGalaxy Z Fold4、Apple TVで音声を再生してみたところ、音の歪みは感じませんでした。
パソコンとは相性が悪い可能性がある点は注意が必要です。
タッチセンサーの操作が難しい
タッチセンサーはロゴのある大きなほうに搭載されています。
タッチセンサーのあるほうはあまり耳に触れていないので場所を探しにくいです。
またやや下向きに傾いた状態になるので、うまく操作できないことも多かったです。
小さいほうにタッチセンサーを搭載してくれたほうが操作しやすいのではないかと感じました。
音漏れはそれなり
音楽などを十分に楽しめる音量にすると、周りの人は何か音が鳴っているということは感じ取れるようでした。
基本的には小音量でBGMを流すのに使用するのが良いと思います。
割り込み接続は不可
TRUEFREE O1は割り込み接続には対応していません。
割り込み接続とはペアリング済みでTRUEFREE O1に接続されていない端末のBluetooth設定からTRUEFREE O1を選択することで、それまでの接続に割り込んで接続することです。
割り込み接続には対応していないので、すでに接続されている端末を切断してから新しい端末で接続する必要があります。
ワイヤレス充電に非対応
TRUEFREE O1の充電ケースはワイヤレス充電には非対応です。
バッテリー持ちは非常に良いので充電する機会は多くはありませんが、ワイヤレス充電に対応してくれると簡単に充電ができるので良かったと思いました。
現状アプリに対応していない
現状アプリでの設定の変更には対応していません。
アプリの公開の予定はあるようですが、現状はそのままの設定で使う必要があります。
まとめ
今回は、TRUEFREE O1をレビューしました。
完全ワイヤレスの開放型イヤホンで、マルチポイントにも対応しており、音楽も十分に楽しめます。
これだけの性能を持っているものは他にあまり見当たりませんし、これが5,000円台前半で販売されている(Amazon、記事公開時点)のは驚きです。
開放型イヤホンを試してみたいという人はTRUEFREE O1をおすすめします。