こんにちは、isukoです。
突然ですが、あなたは外出先でMacBook Pro 16インチをフルパワーで充電したいと思ったことはないでしょうか。
MacBook Proは140Wで充電することができますが、140Wに対応した充電器はまだまだ少ないです。
そんな中、KOVOLから140Wに対応した充電器をご提供いただきました。
今回は、KOVOL Sprint 140W PD 2-Port GaN Wall Chargerをレビューします。
KOVOL Sprint 140W PD 2-Port GaN Wall Charger 特徴
※Amazon製品サイトより
140Wの高出力
最大140Wの高出力を実現しており、MacBook Pro 16インチを30分で56%充電可能になります。
USB PD3.1対応
USB PD3.1に対応していることにより、大型のノートパソコンなど、電力消費の大きい製品をUSB-C充電器で充電可能になります。
2台同時に急速充電可能
USB-AとUSB-Cを搭載し、ノートPCとスマートフォンを同時に急速充電することができます。
GaN III技術を採用による複数の安全保護機能
GaN III技術を採用していることにより、
- 過充電保護
- ショート防止機能
- 過電流保護
- 加熱保護
- 過電圧保護
といった安全保護機能が搭載されています。
コンパクトなサイズ
140Wに対応した2 in 1充電器ながら、8.7 x 6.9 x 3.3cmとコンパクトになっています。
KOVOL Sprint 140W PD 2-Port GaN Wall Charger 開封
パッケージには充電器の絵が描かれており、右上には140Wということが強調されています。
パッケージ裏面には製品の説明について書かれています。
パッケージを開封すると、製品のみが入っています。
今回私はホワイトを提供して頂きましたが、ブラックのモデルもあります。
本体表面にはわかりにくいですが、KOVOLのロゴが入っています。
本体裏面には何もありません。
本体側面には製品の説明とPSEマークなどがあります。
コンセント部分は折りたたまれています。
ポートはUSB-CポートとUSB-Aポートが1つずつあります。
重さは298.4gです。
KOVOL Sprint 140W PD 2-Port GaN Wall Charger レビュー
良い点
意外と小さくて軽い
一般的なスマートフォンと比較すると、横幅はほぼ同じです。
厚みはありますが、コンパクトだと思います。
300gを切る重さで、140Wというパワーの割には軽いと感じました。
充電のパワーがある
私は16インチのMacBook Proを持っていないので、今回は60W程度での充電に対応したノートパソコンをUSB-Cポート側で、30W程度での充電に対応したiPad mini 6をUSB-Aポート側で充電してみました。
その結果、ノートパソコン側は60Wで問題なく充電できていることがわかりました。
ノートパソコンと同時にiPad mini 6も充電できるので、パワー的には十分だと思います。
発熱についてですが、合計65W程度充電したところでは、ほんのり温かい程度でした。
USB-Aでの充電でQuick Charge 3.0に対応
USB-Aでの充電ではQuick Charge 3.0に対応しています。
今まで使用してきた複数ポートを搭載した充電器でQuick Charge 3.0に対応した充電器は初めてです。
たまにPower DeliveryかQuick Charge 3.0に対応した充電器に接続しないと使用できないものがあったりするので、この点はうれしいです。
気になる点
ポート数が少ない
ポート数は2つと少ないです。
持ち運んで使用することが想定されている製品なので、それほど同時に充電するということは想定されていないのかもしれませんが、せっかく140Wの出力ができるパワーがあるので、ポート数は多いほうが良いと感じました。
ポートがUSB-CとUSB-A
ポートがUSB-CとUSB-Aというのも残念に感じました。
今回は60W程度の充電に対応したノートパソコンと30W程度の充電に対応したiPad mini 6で充電してみましたが、下のiPad mini 6は5W程度でしか充電できていません。
USB-CポートでiPad mini 6を充電してみたところ、20W程度で充電ができたので、おそらくケーブルがQuick Charge 3.0に対応していないのだと思います。
しかし、USB-Cのほうが充電速度が速いので、今からQuick Charge 3.0に対応したケーブルを用意するのはケーブルが増えますし、面倒です。
今後はUSB-AポートよりUSB-Cポートを採用するほうが良いと思いました。
コンセント部分がわずかにはみ出している
コンセント部分は引き出しやすくすることもあり、わずかですがはみ出しています。
このはみ出した部分で他のものにキズがつく可能性があるので、コンセントが完全に収納できるようになっているとうれしいです。
まとめ
今回は、KOVOL Sprint 140W PD 2-Port GaN Wall Charger をレビューしました。
ポートが2つと少なく、ポートの種類もUSB-CとUSB-Aが1つずつと微妙なので、そのパワーを十分に活かしきれる場面が少ないと感じました。
ただし、パワーの割には小型・軽量なので、MacBook Pro 16インチを持っていて、外出先でフルパワーで充電したい人には良い商品だと思います。