こんにちは、isukoです。
日本ではどこで大きな災害があってもおかしくはありません。
そのため、災害が発生したときへの備えが必要です。
災害が発生したとき、ラジオは情報収集の手段として重要です。
今回は、SONYの災害用ラジオ、ICF-B99をレビューします。
SONY ICF-B99 開封
パッケージ表面は透明で、中身が見えるものになっています。
パッケージ裏面には商品の特徴が書かれています。
書類としては、説明書や保証書など、上の画像のようなものが入っています。
本体の他には、収納ポーチ、ストラップ、USB-A to microUSBケーブル、携帯電話を充電するための変換アダプタ、非常用の笛が入っています。
本体正面にはラジオの表示部と、手回し充電のためのハンドルがあります。
ハンドルを回すことで、「手回し充電」と書かれている部分のランプが点灯します。
ハンドルを回した感じは、重いという感じもなく、回しやすいと思います。
本体背面には、アンテナと、電源切替のツマミがあります。
ICF-B99は単3乾電池2本でも動作します。
動作は電源切替のツマミを操作することで切り替えることができます。
本体右側面には、画像上からラジオの選局、ラジオのAM/FM/切の切り替え、音量の調節をするためのツマミがあります。
ラジオを切にすることで、携帯等を充電することができます。
本体左側面にはライトと、microUSB、USB-A、イヤホンの端子があります。
ライトは広範囲を照らせるものではありませんが、十分使えると思います。
本体上部には太陽光パネルがあります。
本体底面は滑り止めの加工がされています。
本体の重さは約346gです。
SONY ICF-B99 レビュー
SONY ICF-B99の良い点
手回し、太陽光、USBでの充電が可能
ICF-B99は手回し、太陽光、USBでの充電が可能です。
手回しをしながらラジオを使用すると、ノイズが入ってしまい、聞き取るのが難しいです。
しかし、充電を行わないと、情報収集中にバッテリーがなくなってしまう可能性があります。
手回しのみであれば、そのようなリスクが大きいですが、ICF-B99はさらに太陽光、USBでの充電が可能になっています。
十分に陽が当たっている状態であれば、充電しながらラジオなどを使用することができるので、バッテリー切れを気にする必要が減ります。
災害時は使用できるかわかりませんが、USBで常に充電できれば、バッテリー切れの心配はなくなります。
電池が使用可能
ICF-B99は単3乾電池2本で使用することも可能です。
手回しや太陽光、USBで内蔵充電池を充電できるとはいえ、バッテリーが劣化していくことも考慮しなければいけません。
その点、電池が使用できればバッテリーをバッテリーを気にすることなく使用することができます。
コンパクト
SONY Xperia 1 IIと比較していますが、サイズは非常にコンパクトです。
持ち歩いても邪魔にならないサイズ感です。
音声が聞き取りやすい
音声はクリアで、問題なく聞き取ることができます。
コンパクトですが、十分な音が出せていると思います。
SONY ICF-B99の気になる点
バッテリー容量は少ない
本体のバッテリー容量を計測するため、満充電にした状態でバッテリー容量4000mAhのXperia 1 IIのバッテリーが76%の状態から充電したところ、83%まで充電できました。
つまり、本体のバッテリー容量は4000×0.07=280mAh程度であるとわかりました。
携帯電話の充電用アダプタが付属していることから、携帯電話を充電できる程度のバッテリー容量が想定されていると思います。
20000mAhのモバイルバッテリーでもそれほど大きさは変わらないので、しっかり充電したい人はモバイルバッテリーを用意した方が良いと思います。
充電が遅い
急速充電には対応していないため、充電は遅いです。
最近は急速充電に対応したモバイルバッテリーが増えてきているので、モバイルバッテリーを用意しておく方が良いかもしれません。
端子がmicroUSB端子
端子がmicroUSB端子なのも残念です。
手回しや太陽光で充電できるため、それほど必要ないかもしれませんが、USB-Cで充電できれば早く
まとめ
今回は、SONYの災害用ラジオ、ICF-B99をレビューしました。
ラジオとしては短時間の充電で長時間使用することができますが、スマートフォンの充電には物足りない印象です。
スマートフォンの充電をしたいのであれば、モバイルバッテリーは必要です。
しかし、スマートフォンの通信が使えるかどうかわからないので、ラジオを持っておくことは重要だと思います。
災害が発生してからでは遅いので、今から備えてみてはいかがでしょうか。